劇場公開日 2018年5月4日

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「銃を持ち馬で突入する場面には、「戦国自衛隊」をも彷彿とさせる異様な絵力あり」ホース・ソルジャー ぐうたらさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5銃を持ち馬で突入する場面には、「戦国自衛隊」をも彷彿とさせる異様な絵力あり

2018年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

戦争アクションの領域にジェリー・ブラッカイマーが舞い戻ってきた。最近では製作本数が減少の一途をたどり寂しい限りだったが、しかし史実に基づく本作では本来の持ち味であるパワフルかつ骨太な映像力が復活。長らく機密扱いされてきた軍事作戦をこれほど巧みに映像化できたのも、『トップガン』以降ずっと育まれてきた米軍との深いつながりあってのことだろう。アフガニスタンの部族長老と兵士との絆という部分もまた、親子ほど年の離れた男どうしの熱い関係性を描き続けてきた歴代のブラッカイマー作品そのままである。

兵士が馬にまたがって山岳地帯を移動し、銃器を担いだ連隊が岩陰から馬で突入していくシーンは『戦国自衛隊』のような、時代感覚を麻痺させる異様な迫力があった。この観客を呆気に取らせる熱量もまたブラッカイマーならでは。スキンヘッドの上官役フィクトナーはさながらブラッカイマー作品のハンコのような役割、といったところか。

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牛津厚信