劇場公開日 2018年8月4日

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祈りのレビュー・感想・評価

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4.0異教徒との争いの中で人間の尊厳を問う

2018年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

グルジア(現在のカナ表記はジョージアみたいです)の映画といえば「ピロスマニ 」しか観たことがなく、今作のテンギズ・アブラゼ監督は知りませんでした。グルジアを代表する映画監督だったのですね。

そして、1967年の今作、76年の「希望の樹」、87年の「懺悔」を「祈り3部作」というとのこと。

まず映像がすごい。冒頭から強烈なコントラストのモノクロ映像に圧倒される。時代も国籍も不明で、まったく知らない世界に引き込まれた。

異教徒としてお互いを憎み、殺し合いを続けるキリスト教徒とイスラム教徒。そんな彼らの中にも敵味方を超え、同じ人間として相手を慈しむ者がいたが、同胞に排除された。

まさに集団で行う「悪」に対し寛容であれと祈るが如き深遠なる傑作。

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エロくそチキン

4.0面白かった

2018年10月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

詩を元に作られた映画のようで、序盤で字幕を追うのをほぼ諦めて、映像と音だけに集中したらものすごい没入感だった。出てくる人達の顔力の強さや、違う星に降りたかのような凄まじい風景や建物。音楽の異常なかっこ良さ。吹き替えで見たかった。

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どんぐり

3.5反戦への祈り

2018年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

寝られる

今まで観たことのない風景をスクリーンで観られることだけでも、岩波ホールに行く価値はある。
宗教を超えた反戦を訴えても、美しきものごと踏みにじられる世界...今でも変わってないなぁ。
テンギズ・アブラゼ監督の祈りは、いつ叶えられるんだろうか...

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旅するランナー

4.0宗教の役割りを考えるにはウッテツケ

2018年8月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

敵味方に関わらず人の命・尊厳を守ることが異端も罵られる宗教って何?
敵をつくり、ブチのめすことを正当化しブチのめしても心安らかになるために、宗教がある?

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こばりん

2.0ポスターのシーンが印象的

2018年8月12日
iPhoneアプリから投稿

ポスターと予告編の美しさに惹かれて鑑賞しましたが、予備知識無しでは難しすぎたようです。

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zita