劇場公開日 2018年9月22日

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「ハリウッド娯楽大作に引けをとらない出来」バッド・ジーニアス 危険な天才たち レプリカントさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ハリウッド娯楽大作に引けをとらない出来

2019年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

知的

脚本、演出共に高レベルの作品。ピアノコードを使ったカンニングの方法も面白いし、カンニング予防策で生徒によって異なる問題が配られていたりと観るものを飽きさせないアイディアが随所に散りばめられていて楽しめました。また、作品の構成も凝っていて最初はカンニングがばれて尋問される主人公のシーンから始まり次々と共犯者の尋問シーンが出てくるが実は..なんて、中盤にちょっとしたどんでん返しがあったりとサービス精神満載の脚本はお見事というしかない。
クライマックスのSTICでのカンニングは正に良質のハリウッド娯楽大作を見ているかのようでスリリングでした。
唯一、引っ掛かったのはお金目的でカンニングを始めた主人公が改心した点が、その心変わりの過程が分かりにくかったくらいでしょうか。

レプリカント