劇場公開日 2018年12月21日

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「圧倒される楽曲の数々。痛々しくて切ない愛情物語。」アリー スター誕生 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0圧倒される楽曲の数々。痛々しくて切ない愛情物語。

2019年2月5日
PCから投稿

泣ける

悲しい

単純

【賛否両論チェック】
賛:レディー・ガガやブラッドリー・クーパーの歌が非常に魅力的で、それだけで感動を誘う。ストーリーもそんな歌の数々に導かれるように、とても切なくて哀しい内容に仕上がっているのが印象深い。
否:ラブシーンが結構多いのが、どうしても気になるところ。ラストもかなり唐突。

 まず特筆すべきは、何といってもレディー・ガガ演じるアリーと、ブラッドリー・クーパー演じるジャクソンの歌声です。劇中で歌われる2人の歌の数々が、物語の世界観をいざなうかのように紡がれていくのが印象に残ります。
 ストーリーは非常に切ないです。ジャクソンに見出され、瞬く間にスターへの階段を駆け上がっていったアリーと、彼女と反比例するかのように荒んでいってしまうジャクソンとの愛情物語が、時に痛々しいまでに伝わってくるようです。
 終わり方はやや唐突で、
「えっ・・・!?」
という感じもありますが、楽曲だけでも一見の価値ありですので、気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド