デス・ウィッシュのレビュー・感想・評価

アメリカでは銃による犯罪が
日常茶飯事に行われている。
その背景にある被害者感情、
地域住民の不安不満、警察の信頼の無さ
メディアやネットの報道等を
リアルに映し出している。

家族が強盗に襲われ、妻は死に
娘は昏睡状態。警察は頼りにならない。
自分で何とかしないと。でも素人。
幸いアメリカは銃社会。
銃を使う権利はある。

銃の扱いも知らない人間が
F1製AR11インチバレルを
扱うまでに成長できる。
これがアメリカという国。

医者である設定を生かし、
死亡した患者の衣服を着て
身元を隠し、ケガをしても
自分で治療する。

最後の右腕を撃たれて
左手で11インチバレルを
握るシーンは、ちゃんと主人公が
左利きなのを意識した
抜かりない作りで素晴らしい演出。

と、思もった、最後でした。
あと、知らない？人の前で家を留守にする予定は言わない事。
旅行中です、なんてSNSでさらさない事。

銃の扱いが、下手なのにやり遂げられるのは、映画ならではのお約束。

狼よさらばのリメイクらしいけど、気が付かなかった。

男性の防衛本能？をくすぐられる作品でした。

ブロンソン「狼よさらば 」のリメイク作品。
オリジナルもですが、やはり銃社会が根深いです。
こうゆうの観るとアメリカには住みたくないなってなりますね。
家族の復讐から始まったはずが、暴力に飲み込まれていく話。
オリジナルの方がシンプルにバイオレンスでしたか。
ブルースウィリスの味が良く出ています。

アルツハイマー発症する前のブルース・ウィリスの勇姿。

ダイ・ハードで鍛えた一般人とガンアクションの二刀流。銃を連射してる時はジョン・マクレーン刑事の面影が出てしまうのはご愛嬌(苦笑)。シックスセンスで鍛えた医師役は伊達ではなく救命医や外科医の役が当たり役となり、強盗に襲われて家族を殺されてからの暫くは違和感が半端ない。それにしても財政破綻でやる気がないシカゴの警察は腹が立つ。露骨なサラリーマン根性で上司に怒られた事件だけ優先してる。財政破綻は法治国家を無法地帯に変えた。

久しぶりに観ましたが面白かったです。

家族のための復讐。復讐が正義かどうかはさておきブルースウィリスが頑張ってます。
彼の過去作を観るたびにほんと引退されて
残念だなという気持ちになってしまいますね。
今後も過去作を観て楽しみたいと思います

ブルース・ウィリス。言わずと知れた『ダイハード』のジョン・マクレーンにして、『アルマゲドン』『１２モンキーズ』『隣のヒットマン』など、役柄も様々に、たくさんの主演作を残してきた稀代の人気者。

組む監督ごとに、ちょっとずつ違う顔を引き出しながら、これだけ多くの主役を演じられたのも、ただ人気者なだけではきっと無理だったろう。今回の主人公にしたって、外科医でありながら、復讐に身を焦がす父親という、そこそこ特殊な設定でいて、やっぱりブルースのものになっている。例えば違う俳優だったらどんな映画になっていただろう？なんて想像すれば、よくわかる。彼がいかに自らのキャラクターに役を引き寄せているかを。

銃の扱いは素人で、腕っぷしが強いということもなく、失われたしあわせに胸を痛める一人の男は、それでも粛々と復讐を遂げていく。いくつかの偶然と、外科医という特殊技能を生かし、最終的に彼が手に入れたものと、失ったもの、そして成し遂げたことが、映画における語るべきことのはず。ところが、そこを飛び越えて、ブルースの見せる顔はやっぱりいつものブルース。映画館を出るころには、「ブルース・ウィリスを見た」気分になっているのだ。

この映画が大きく意識しているのが、地域社会における人々の織り成すドラマで、ヴィジランティズム（自警活動主義）に対するアメリカ社会の考え方に始まり、格差社会、人種の壁、警察の限界、風評と自尊心、そしてSNSの在り方を織り交ぜて、巧みにストーリーが進行していく。

太り過ぎを気にしてグルテンフリーの不味いお菓子を我慢して口にする刑事や、金の無心に来る弟など、「何かの伏線だな」と感じさせるものが実はエンディングに至るまでその時点での主人公の立ち位置を分かりやすく観客に知らしめるための存在で、主人公の喪失と成長を示してくれる。伏線かと思ったらただのキャラだったのだ。惜しむらくは、敵の存在がひどく衝動的で統率のないギャングくずれに過ぎず、もっと狡猾で強いキャラクターではなかったことだろう。そのことで、生き残った時の達成感のようなものが得られない。言葉を選ばずに言えば、娯楽性が薄い。しかし、制作者のこだわりのようなものが感じられる堅実な作りの映画だった。

それにしてもR-15のレイティングは解せない。興行成績は、おそらく惨敗に違いないと思うが、それは映画の出来やレイティングによらない。今求められているものがこの映画に有るや無しや。そこに尽きる。法で裁けない、行政で取り締まれない悪い奴らを、目を覆いたくなるほどの徹底した暴力描写でぶち殺す。そんな映画を想像していたが、違った。先述した通り、客観的に自分がどう映っているかを、常に俯瞰で見せる手法がとられている。その分暴力描写は薄められ、何なら、無かったとしても映画が成立するほどだ。そこに監督のこだわりと、小さなことの積み重ねで語っていくブルースの新境地を見た。

最後に映画あるある。「エレベーターに割り込んで乗る男は必ず悪いヤツ」

2018.10.22

ブルースウィリス扮する医師ポールカージーの娘が大学に合格した。誕生日でも病院に呼び出されていたところ自宅が賊に襲われ、妻が殺され娘は意識不明になった。
そりゃあ家族が襲われれば無気力になるよ。しかし、警察もあてにならず、銃に求めざるを得ない。医師として人の命を助けながら娘の意識は戻らない。医師でありながら銃を向ける。死神と言われた医師。アメリカは恐いね。

ダークヒーローみたいなこういう内容好き
ブルースの行動全肯定する
警察は事後、そして無能
更に法で裁けない悪人いくらでもいるのに野放し
法で裁けないから悪じゃないのか
法は結局役に立たないブルースのような奴こそが世の為になる
模倣犯が出たらどうするなんて言ってたけど真似るだけの奴はバカ
そいつも消されたらいい

よくある妻子襲われ復讐もの。最初は銃に不慣れだったB・ウィリスが徐々に成長、ジョン・マクレーンになっていく話（笑）
まあまあ楽しめたが、ラスボスがプー過ぎた。それとびっくり、それでいーのか！警察。衝撃ですよ。
カンテレ吹替版鑑賞

良くも悪くもブルース・ウィリスらしい作品。
良い作品でもないけど悪くもなく、暇つぶしにはなりました。
ラストの締めが納得いくかどうかが、途中から気になりましたが、1番いい締め方だったかなと。
作中の主人公が、走るシーンがありましたが、かなりの高齢のはずですが走り方が若い！

医者であるブルース・ウィリスの家族が強盗に襲われ、復讐していくという話。
昨今、銃の扱いが取り沙汰されているアメリカ。そういった背景も垣間見れる。
初めて銃を扱う設定なのに、手慣れてる感が隠せないブルース・ウィリス（笑）
設定が無理やりすぎて前半は退屈なのだが、後半アクションが多めに展開してくるとおもしろく観れた。
そこはさすがブルース・ウィリスでした。

すごく面白かったです❗

ブルース・ウィリス主演の壮絶な復讐劇。

突然の強盗に妻子を襲われてしまったポール。
彼は命を救う外科医から、闇の処刑執行人へと姿を変える。

容赦ないハードボイルドなアクションと、見終わった後の爽快感がGood！👍

いつ警察にバレるのかというハラハラ感もありながら、いけ！やっちまえ！と心の中で応援する感覚もある。
悪人を次々に始末していく姿は爽快ですが、一部 微グロがありますので苦手な方はご注意を（ホントに少しだけね）

ラストシーンも思わずニヤッとなってしまう終わり方で、かなり良かったです😏

最近惜しまれながら引退をしたブルース・ウィリスですが、こういった作品の数々はいつまでも輝き続ける事でしょう✨

家族を殺された男が、犯罪者を自ら制裁しはじめ最終的に復讐を果たす。この手のプロットは映画だけでなくゲームや小説などでも擦られまくっている。なので、何かしら差別化を入れ込まないと新鮮味のない既視感たっぷりの作品になってしまう。
で、本作はどうかというとブルースウイリスが主演ということと主人公が死神という相性で話題になるぐらいしか特徴がない。何の特徴もないと言っても過言ではないだろう。
アクションが素晴らしいわけでもなく、なんらかのカタルシスがあるわけでもなく、ただただそつなく話がすすむだけで終わってしまった。

これもレビューし忘れていました。

元である“狼よ、さらば”も観た事はあるのですが、もう随分以前の事でうろ覚えなので比較出来ませんが、きちんと時代に合うようにリメイクされていましたね。

ここ何年もの間、端役に近いような役柄が多かったブルース・ウィルスさんですが、やっぱりこういったアクション系の主人公が似合いますよね。

派手なアクションがなくても構わないので、ブルース・ウィルスにはやっぱりこういった作品にこの先も出演して欲しかったのですが、引退されてしまったのは本当に残念です。

初めて銃を使った外科医が銃を普段から使っている悪党に果たして勝てるものなのか…と冷静に考えてしまった。多くのアクション映画に出てきたブルース・ウィルスだからこそ、"この役で""このシナリオで"通用すると思う。

外科医が病院から抜け出し暴れ回っても院内誰も気付かない。そんなことってある？海外だから？とツッコむもう一人の自分を抑え込み、色々考えず物語だけを楽しむ。この作品はそう観たほうが楽しい。