劇場公開日 2018年9月14日

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「肝心なものが描かれていない」響 HIBIKI シンドラーの手帳さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0肝心なものが描かれていない

2019年6月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作には全く興味はないが、映画化するのだとしたら、少なくとも映画になっていなければならないと思うのだが。
主演のアイドルらしき娘さんの演技がどうとか、北川景子のワキ役ぶりがどうとか、小説界、もしくは日本の文壇がどうとかいう問題ではない。
つまりは、この映画の本質と言うべき主人公、すなわち「お伽の庭」が全く描かれていないのだ。片鱗さえである。
これには映画ファンとしてびっくりしたと同時に、バカにされた気になった。
主人公のぶっ飛んだ行動の根拠が描かれないと、ただのバカにしか見えない。

シンドラーの手帳