劇場公開日 2018年5月4日

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「事件を知らない方が楽しめる」アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0事件を知らない方が楽しめる

2019年8月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

萌える

当時の騒ぎ様と言えば、連日ワイドショーで取り上げるフィーバーぶり。「悲劇のヒロイン」ナンシーケリガンを持ち上げ、「ダーククイーン」トーニャハーディングを叩き捲る、スポーツ界最大のスキャンダルでした。

その当時の記憶を掘り起こすのもあり、
マーゴットロビーなら観なければならない、
という使命感。

ドキュメンタリー感だけだと退屈になりがちな所、観客に語り掛ける「第4視点」を随所に配りエンタメに仕上げてある。

何気に成り行きを知っているだけに、次に起こる事は予測できるし、それよりトーニャの旦那とか観てたら事件の必然性も感じる。

だから当時の騒ぎを知らない人の方が楽しめるのではないだろうか?
ただ、先にトーニャへ脅迫があったのは驚き。
しかもその犯人も驚き。

しかしマーゴットロビーは美しい。
そしてホントにトリプルアクセル出来たか怪しいが、スケート実演の頑張りも素晴らしい。

それよりも際立つ鬼母の存在、圧倒的。
見た目のインパクトと一刀両断の発言。
あんなウエイトレス嫌。
序盤トーニャに「ママの事好き?」と聞かれた父親の応対が全て。

この話が全てだとしたら、ナンシーとトーニャって純粋にライバルだったんだろうし、トーニャは冤罪に近い。それでも生き抜く女性の強さ、お見事です。

追記で、
あのDV夫がバッキーバーンズだとは、
全く気づかなかった自分にショックでした。

クリストフ