RENDEL レンデル

劇場公開日:

RENDEL レンデル

解説

愛する家族を殺された男の孤独な復讐劇をクールかつエモーショナルに描いたフィンランド製ダークヒーローアクション。監督・製作・美術・衣装を手がけるジェッセ・ハーヤが自らの創作によるコミックを映像化し、悲哀と憎悪に支配された男の苦悩を描き出す。不景気にあえぐフィンランドで職を失ったラモは、世界的企業のVALAケミカルで働きはじめる。しかし同社の実態は、多くの子どもたちを人体実験に使ったワクチンで巨額の利益を得る巨大犯罪組織だった。そんな会社に不信感を抱いたラモはある機密資料を社内から持ち出すが、報復として妻と娘を殺されてしまう。復讐を誓ったラモは謎の女に導かれ、漆黒のマスクとコスチュームを身にまとった暗黒のヒーロー「レンデル」としてVALA壊滅に乗り出す。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。

2017年製作/105分/フィンランド
原題:Rendel
配給:ミッドシップ
劇場公開日:2018年2月12日

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(C)2017 Black Lion Pictures Ltd

映画レビュー

2.0謎多きヒーロー

2024年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

とは言っても、こんだけ分からんことが多いヒーローはおらんやろ。
珍しいフィンランド製ダークヒーロー?アクション

ある薬品会社の横暴で職を失った主人公ラモが、愛する妻と娘を養うためにその薬品会社に就職し、大量の文書の整理を任される。その中から謎のワクチンの情報を見つける。
一方、そのワクチンを無償で他国に輸出し、一種の人体実験的なことをしようとしている経営者。

その息子が超ドラ息子なのに、そのワクチンの輸送などなど一手に任されていたが、ある夜搬送途中に黒い仮面に黒装束の男の襲撃を受ける。その男の正体は?その目的は?

序盤はこの黒マスク男レンデルの活躍と、ラモの薬品会社で謎のファイルを見つける顛末が並行して進んでいく。そして、あるタイミングでその二つの物語が一本の線になっていく、はずなんだけど、一本になるまでの過程があれこれ端折られ過ぎていて、謎が謎のまま終わってしまう部分が多数ある。

一番顕著なのが、何故レンデルはそんなに強いんやろ?という、まさにヒーローものの根幹をなす部分がほぼ情報ゼロ。手を出した薬品もこんなに圧倒的なパワーやらスピードを生み出す属性のものではない気がするし、もともと特殊部隊にでもおったんかと思うような身のこなしやし、もうちょっと情報ちょうだいよ…。

敵もなかなかクレイジーなファザコンがヴィランの中心なんやけど、取り巻き一号の方が明らかに強いし、途中鳴り物入りで登場したラロッカ一味に至ってては…、M男くん向けに男勝りキャラ女子とおっさん向けにエロさ満点女子を登場させて、でちょっとサービスしたかったんかな。退場もあっさり。

新聞記者さん?もなんか主人公の秘密に迫るわけでも悪の組織の陰謀を暴くわけでもなく、主人公のけがの手当てをしておしまい。
ナースか!

やりようによってはもっと全然面白かったと思うのに、あまりに中途半端で終わっといて、続きあるでーみたいな予告パートは必要ないですよ。今の物語に集中してください。

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ハルクマール

0.5回りくどい復讐劇

2023年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

0.5ヘタレなヒーロー

2019年10月16日
PCから投稿

コスチュームだけで弱そうでした。
真似してる割に酷い展開でした。

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アサシンⅡ

1.0胡散臭い製薬会社と戦う胡散臭いヒーローにがっかり

2019年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

胡散臭いワクチンを開発している胡散臭い製薬会社ヴァラケミカル社のデューデリをした結果、こりゃダメだと判断して業務提携をやんわりお断りした財務部長のラモ。実はそんなデューデリは出来レースでマネージメントレベルでズブズブ、ヴァラ社のクレームでラモはあっさりクビに。福祉国家のイメージがあるフィンランドとて失業者には冷たいのか、なかなか再就職の目処も立たずボチボチバイトでもと思い詰めているところでヴァラ社からのお仕事オファー。それはやっぱり胡散臭い感じの資料整理。そこでヴァラ社の実態を知ったラモは機密資料をこっそり自宅へ持ち帰り読み込んでいると謎の男達の襲撃を受け、目前で妻子を殺されてしまう。絶望と怒りに打ち震えるラモは漆黒のコスチュームを纏う男レンデルとなり復讐を誓う。

作品トーンとしてはDC系、特にバットマンを意識してるっぽいんですがアメコミの魅力って半分はヴィランが占めているわけで、そういう切り立った敵キャラがいないのが非常に残念。ちょっとだけ個性的なのはラモに美人の相方がいて彼女が何かと助けてくれることですが、彼女が何者かという説明が一切ない。途中で何となく解ってくるんですがそこはもうちょっと劇中でコスって欲しかった。まぁ色々頑張ってはいるんですけどこのジャンルでDCなりMCUに対抗するのは無謀。中途半端なアクションで見得を切られてももうハァ?としか思えない。もっと観客の度肝を抜くアイディアがないと対抗できないです。妻子が殺されるシーンを見せるってのが新味なのかもですけどそんなにエゲツないわけでもないし。ということで一応続編を匂わしていましたけど私は観ないです、お疲れ様でした。

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よね
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