「【作品に漂う不穏な雰囲気が凄すぎる。バリー・コーガンも怖すぎる。ヨルゴス・ランティモスワールド全開作品。】」聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【作品に漂う不穏な雰囲気が凄すぎる。バリー・コーガンも怖すぎる。ヨルゴス・ランティモスワールド全開作品。】

2019年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

 ヨルゴス・ランティモス監督ワールドを堪能し、ダンケルクでは好青年を演じていたバリー・コーガンの役者としての適性を知った衝撃的な作品。

 どうしたら、今作のような異形の脚本が書けるのか?

 ・イビゲネイアの悲劇
 ・報いの順
   1.手足の麻痺
   2.食事の拒否
   3.目から出血
   4.死

 書いているだけで不穏な映画の内容が思い出される。鑑賞したのは1年半前なのに。

 バリー・コーガン扮するマーティンが怖すぎる。無表情で、徐々にコリン・ファレル扮するスティーブン一家(妻アナ:ニコール・キッドマン この夫婦もかなり風変わり)に近づいてくる。

 何が、マーティンの行動を起こさせたのか?マーティンは何者なのか?

<不穏で不可思議で苛烈なヨルゴス・ランティモス監督ワールドに耽溺してしまった作品。>

<2018年3月29日 劇場にて鑑賞>

NOBU
レントさんのコメント
2023年10月8日

こんばんは。本作は見逃してずっと気になっていた作品なんですよね。本作を劇場で見たならその没入感は半端なかったと思います。劇場鑑賞すべき作品でした。

レント