劇場公開日 2018年1月20日

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ベロニカとの記憶のレビュー・感想・評価

全31件中、1~20件目を表示

3.5偶然にも

2024年3月13日
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さっきまで読んでた本「終わりの感覚」を基にしていた映画だった。
本の内容は全く初見だったんだけど、後半の障害者たちの件の映像がなんか見たことある気がして。
検索したらこの映画だった。
本の内容も滋味深く、再読してもう一度あれこれ納得したくなってます。
もちろん映画も再鑑賞したくなってます。
本と映画両方おすすめです。

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akm31

2.5気持ちを新たに前に進む…で良いのか?

2022年3月29日
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鑑賞方法:VOD
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カメレオン

5.0London🇬🇧

2021年1月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

こんな風に格好良く歳を重ねられる、ジム・ブロードベント(ブリジット・ジョーンズのパパ役と言った方が早いか?)主演の珠玉の映画。いたる処に、
Londonの名所(Tate Modern/ Foyles 等)、公園のベンチ、パブ、地下鉄が映し出されるのが嬉しい。だって、美しいんだもん
英人俳優ファンなら、もう涙ものの、次から次へと登場する豪華英人俳優陣💓
エイドリアンの歴史への定義。ヘンリー8世。旧友達。
元妻との関係(特に、グリッシーニをつまむ彼女に、そんなもの、食べるな!と言っているシーンが好き)
家族への愛、娘への愛、ライカ。
郵便配達員への心配りにも変化が現れ
トニーの心が素直になってゆく様が観ていて、心地よい。

唯一残念なのは、若き日のトニーとベロニカの俳優が、全く
ジムとシャーロットに似ていない事。💦

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jade

4.0鈍感。

2020年9月1日
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鑑賞方法:VOD

知的

幸せ

人は普通に生きていると思っているけど。少しだけ関わっている人でも大きく関わっている事がある。自分が知らなかっただけで。
知なきゃ知らないで終わる。が。それを知った事で人生を見返してみると自分のいい様に記憶する。
記憶を修正することで。自分のダメなところ。悪いところ。鈍いところがみえてくる。

とても考えさせられました。主人公を通して自分も、もしかしたらと。

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しろくろぱんだ

3.0記憶とはいい加減

2020年8月23日
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鑑賞方法:VOD

人の昔の記憶なんて曖昧で勝手なもので、
自分の都合の良いように記憶を塗り替えて、
真実とは異なることが多い。

遺言で自分に送られた、昔の遺品。
それがきっかけで忘れていた記憶を
だんだんと思い出していく。
そして自分が送った手紙が引き金となって、友人が自殺してしまったのではと考えるが、実はさらに知らなかった真実が見え始め、、、。

母親は何で、遺言でトニーにエイドリアンの日記を渡そうとしたのだろう。
エイドリアンの日記に何が書いてあったのか。
作中の、話にも出てきた
歴史の真実は誰にも分からないという言葉がリンクする。

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みー

4.0タイトルなし

2020年6月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

人は人生を語るとき─────
過去を装飾し都合よく編集する
長生きすれば
異を唱える証人も減る
それは事実というより物語
自分を納得させるために書かれた物語
.
2011年🇬🇧ブッカー賞(Booker Rrize) 受賞
ジュリアン・バーンズ の小説を
🎥めぐり逢わせのお弁当(←好き) の監督
リテーシュ・バトラ が映画化
.
.
自分の人生に起きた出来事
その幅の狭さ
失うことも得ることもせず
傷つくのを避ける
それを自己防衛と呼ぶ
.
学生時代の友人たち
初恋の相手
秘かな恋
人生に起きた出来事
何かに気づいたときに
またあらたなスタートが始まる
.
人生哲学
よい映画でした

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lily

3.5結局は関わらなかった人生

2020年5月14日
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鑑賞方法:VOD
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longing

3.0自分を納得させるために書き換えた物語

2019年6月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

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shimo

3.5原作未読。信用

2019年6月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

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なお

4.0若気の至り

2019年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

楽しい

バツイチの偏屈な爺さん(ジム・ブロードベント)に弁護士から手紙が届く。
初恋の女ベロニカ(シャーロット・ランプリング)の母親が亡くなり、遺品として日記が送られたのだが、娘のベロニカは手放そうとしない、とのこと。
若き日の記憶を蘇らせていくが、自分の都合のいいように変えられたものだった。
昔の記憶はあてにならないことは実感している。

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いやよセブン

4.0主人公トニーキャラは好きになれないけれど、その心情は手に取るように理解出来る秀作

2018年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

これ程、映画観賞中に、自然とため息が数多く出てしまう映画も珍しかったと思う。

何故なら、中年期の私には本作の主人公トニーの気持ちがとても良く理解出来るからである。
この作品の主人公は中古カメラの販売店を営む、初老のバツイチ男、トニーのお話だ。

本作では、このカメラと言う存在がまた、過去を語る上で都合の良い存在へと変化する。カメラとは人生の有る瞬間をそのままもぎ取り記録するものだ。
しかし、現実には人は自己の過去を振り返る時、過去の状況をそのまま正確に思い出す事は少ないのだと思う。
結構その時々の人の心情の有り様や、感情の変化で、実際に起きていた過去の真実の出来事とは違う形へと変幻自在に過去の出来事も変化させえてしまうものだ。
決して過去は、変えられないものではないと言うのが、本作の面白い点だ。
つまる処、人は自分が観たい世界感の中で生きている生き者なのだろうか?
それだからこそ、その時々に連想される物事は何時でも同じとは限らない。
そんな人間の身勝手な感情の本質と言うか、想いの中心を隠さずに描き出している点に思わず深い共感を覚える作品だった。

主人公のトニーがかつて好きだったベロニカと親友へ送った手紙がとんでもない結果を引き起こしていた事も知らずに、トニーは生きていた。
人は、過去を振り返る時には、過去は過去のきれいな思い出として記憶の隅しまって置くべきだろう。下手に過去の出来事を掘り起こすと知らずに済ませていた方が良い事が有ると言う、ちょっと心が痛むストーリー展開だった。
本作は若い頃のトニーが、ベロニカと親友に対する嫉妬が招いた悲劇を描いた作品であると同時に人間の本質って、実は中々変化しない事も示唆しているように思う。
そして、人はご都合主義にも陥る可能性が大と言う、人の心理の本質に迫る作品で面白かった!
出演しているキャストの芝居の素晴らしさと相まって思わぬ拾い物をしたと実感出来る秀作だったと私は思う!

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ryuu topiann

4.0人は都合よく過去の思い出を作ってしまう。

2018年9月12日
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Takashi

2.5身の振り方について

2018年5月1日
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鑑賞方法:映画館

単館上映で、時間を間違えて入ってしまいました。
たまにこういうバカをしますが、そのまま受け入れて楽しみました。

ライカや車、音楽など、なかなか好みのものが出て来てよかったですが、本質的には少し説教くさく感じるところもあります。
逆に、説教臭さをうまく消しているともいえますね。
評価が低めなのは、本質をコーティングしているような作風のためです。

若かりし頃の回想と、老いた現在を交互に繰り返しますが、面白かったのは、鑑賞する自分がその中間的な位置にいることでした。
まさに身の振り方がよくわからなくなってきていると感じていたこの頃だったので、なるほどと思う部分もあり、説教くさく感じてしまった部分もあったのかもしれません。

何か教訓を得たとか、そういったことはないのですが、身の振り方や生きる態度について、もうちょっと慎重になろうという気分になりました。

それにしても、シャーロット・ランプリングでバシッと絵が締まる感じは、観ていて気持ちよかったです。

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凪

2.0老後の人生の正当化のような映画でした

2018年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ベロニカとの記憶というタイトルにしては、ベロニカに対する特別な気持ちの表現がありません。
たとえば、記憶であっても現在の生活の中で、ベロニカとだったら今の生活は違うのではないか、とかの思い入れのようなものです。
映画としての表現が間違っているのかと思い、原作「終わりの感覚」ジュリアン・バーンズの本を読んでみましたが、原作も情緒的な心理描写は希薄で、自分の人生のコンプレックスを正当化させているような、もてない男の妄想のような作品でした。
サスペンス映画を観るような気持ちになれば、組み立ては面白いのですが、人間描写がやはりもの足りません。

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5point

3.5主人公の言動

2018年3月23日
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にどうしても共感できない。
最後まで。
離婚した奥さんのところに連絡なしでやってくるなんて…
初恋の彼女ベロニカ、ベロニカの母の残した日記、親友の自殺、最初は繋がらない出来事がどんどん繋がってくる。
もう少しスッキリしたものを求めていたのだと気づいた。しかし、ある種の人生の出来事はただ起こるだけだ。思いを超えて。

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Momoko

4.0人間って

2018年3月6日
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人間って、残酷な事しちゃうんだよなー。
感情にふりまわされると。。。
それが、若さでもあるけど、自分の都合よく記憶に留めてしまう。人生で関わった人のその後を無性に知りたくなる年頃もあるけれど、たいがいは振り返らない方がいいと思う。今、自分の周りの人を大切にすることが自分を大切にすることじゃないかな。

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よっこ

3.5年を取るってこういうこと

2018年3月5日
PCから投稿

知的

70歳前後の主人公が、別れた前妻など周囲の人達への説明という形で若い日の記憶をたどり、徐々に真実が明かされる。初恋の相手ベロニカに対して、今更けっこう執念深いなと思ったが、だからこそ知らなかった事実にたどり着く。
読んだレビューがあまり良くなかったので期待していなかったが、観て良かった。年寄り向けなのかも。
また、シングルマザーとして出産する36歳の娘、旧友たち、愛想のいい郵便配達員など登場人物の設定がリアルで良い。Foylesなどロンドンの街もたっぷり描かれていて、再訪したくなった。

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ミーノ

3.0相変わらず

2018年2月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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ふわり

3.0まあまあの映画

2018年2月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公トニーの若き日の行動はとても共感出来るものではないが、それよりも、彼の謝罪の言葉で、周囲の人間関係が丸く収まってしまったような終わり方は、なんか納得行かない…と言うか、あれ!?そんなもんなの!?という感じであった。この映画では、そうした過去に何があったのか?が、詳しく語られない…確かに、過去における出来事や歴史は、当事者にしか分からないのかも知れないけど…映画としては、面白いとは言えない。

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stoneage

4.0追憶の美しさ

2018年2月17日
iPhoneアプリから投稿

記憶はフィルター越しに美化される。
歴史は勝者によって編まれるストーリー。
当事者によってしか真実は語られ得ない、というテーマが漠然と中心に据えられつつ、ひとりの年老いた男性が、初恋の「行き着く先」を追いかける…

回想と現実とが入り組んで交錯しながらストーリーが進行していく。
その曖昧で断片的な構成が、不確かに揺らぐ記憶の性質を象徴しているようにも思える。
それとは対照的に、現在のシーンでは「目覚める→朝食→郵便物の受け取り」といった平凡な日常のサイクルを何度も描写している。この繰り返しは、見る人に「老後の平穏な日々」「かわりばえのしない毎日」といった印象を与え、激情に生きた若かりし頃との対比を感じさせる。

複雑な物語である故に、途中は「どうなっているの!?」と混乱するところも多かったが、最後には、娘への告白という形で真実をかなりわかりやすく説明してくれたので、後味はスッキリ。
内容の面でも、愛と未来を連想させる前向きなラストシーンだった。

若い頃の激情、というのは厄介なもので、長い時を経ても一生心を揺すぶり続ける。
…とはいえ、トニーの行き過ぎた言動は正直 見るに堪えない。
最後まで彼を愛せない鑑賞者もいるようだが、ジム・ブロードベントの「かわいらしいおじいさん」のような風貌が何より魅力的で、それだけでも肩を持ってしまいそうになる。

もともとポエマー気質のあるトニーは、
娘が出産という人生のターニングポイントを迎える最中にいるにも関わらず、現実から逃避して過去の記憶を彷徨う傾向がある。その上 恐ろしく鈍感で、元妻の気持ちも娘の気持ちもベロニカの気持ちも察することができずに失言ばかりしてしまう。

対して女性陣は、それぞれがとても魅力的で寛大な愛ある存在として印象づけられる。女優さんの表情も、凛として美しい。
トニーが自分を見つめ直して、マーガレットからの赦し・娘からの赦し・ベロニカからの赦しを得ていくシーンは涙を誘う。

トニーがベロニカと親友エンドリアンに送った忌まわしい手紙、タイプライターで1文字ずつ刻まれるシーンが忘れられない。
誰しもが取り返しのつかない罪を犯すだろう、彼の罪はdeleteできないのだ。

音楽も、作品特有の懐かしさ・せつなさ・浮遊感を醸し出していて素晴らしかった。
まるで音から香りがするようだった。
追憶に下手なメロディーはいらない、あのなんとも言えぬ奇妙な感覚に似た響きだけで充分だと身にしみてわかる。

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Hitomi