劇場公開日 2018年7月6日

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「ビリー・ジーンの真の敵はボビーにあらず」バトル・オブ・ザ・セクシーズ regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ビリー・ジーンの真の敵はボビーにあらず

2018年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

難しい

女子テニスの地位向上を掲げるも、内に秘めたセクシャリティに戸惑うビリー・ジーン。片や男性優位主義を掲げてモハメド・アリやアンディ・カフマンばりにビリーを挑発するも、私生活では妻に愛想を尽かされ四面楚歌なボビー・リッグス。
両者ともテニス界ではそれなりの地位にいながらも、裏では苦悩する者同士共通しているという描き方が面白い。そんな両者を支える人物の名がラリーというのも、なんたる奇縁か。
そしてビリーの真の敵はボビーにあらずという…

増量して役作りに挑んだエマ・ストーンはさすがの二の腕。そしてスティーブ・カレルの冴えるノリノリ小バカ演技。
久々に見たエリザベス・シューの顔はシワが目立っていた。でもそのシワが実にいいシワをしていた。

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