わたしは、幸福(フェリシテ)

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わたしは、幸福(フェリシテ)

解説

2017年・第67回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ(銀熊賞)受賞作で、フェリシテ=幸福という名前を持ちながら、幸福の意味を知らずに生きてきたひとりの女性を通し、アフリカの現実と愛を描く人間ドラマ。コンゴの首都キンシャサのバーで歌いながら、ひとり息子を育てているシングルマザーのフェリシテ。最愛の息子が交通事故に遭ったことで、その絶望からフェリシテは歌さえ歌えなくなってしまう。失意の中にあった彼女があるものと出会い……。監督はセネガル系フランス人のアラン・ゴミス。

2017年製作/129分/G/フランス・ベルギー・セネガル・ドイツ・レバノン合作
原題:Felicite
配給:ムヴィオラ
劇場公開日:2017年12月16日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第67回 ベルリン国際映画祭(2017年)

受賞

審査員グランプリ(銀熊賞) アラン・ゴミス
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(C)ANDOLFI - GRANIT FILMS - CINEKAP - NEED PRODUCTIONS - KATUH STUDIO - SCHORTCUT FILMS / 2017

映画レビュー

4.0リアリズムとスピリチュアルが混在する慈愛の物語

2017年12月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

幸せ

経済状況も治安も最悪の街、コンゴのキンシャサで、バーのシンガーとして日々マイクに向かうヒロイン、フェリシテの、まず、一見疲れているようで,実は現実を受け容れていこうとする強い目線に釘付けになる。アフリカン・ミュージックがなぜ人々の心をかくも揺さぶるのか?そこには限りなく乾いた大地と、そんな自然との語らい、そして、人々のおおらかさが凝縮されていることを、この物語から読み取ることが出来る。厳しい日常と対峙しながら、夜になると精霊に導かれるようにして森や湖に分け入り、その都度生まれ変わったかのように再生されていくフェリシテ。リアリズムとスピリチュアルが混在する物語からは、神から命を与えられたすべての人々への慈愛がこぼれ落ちて、見終わると何とも幸せな気分になれるのだ。

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清藤秀人

3.5フェリシテ!

2020年4月24日
iPhoneアプリから投稿

音の心地よさ、母の強さ。

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うみぶどう

3.0タイトルなし

2019年5月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

コンゴの首都キンシャサ
この地で生きる
バーで歌う歌手で母でもあるフェリシテ
事故で重症を負った息子の手術の為
奔走する
彼女は幸福には見えない
笑顔はなく
心の叫びのように聞こえる歌
その聞き慣れない音楽に苦しくもなる
.
インフラも整備されていない混沌とした街
困窮した生活を送る人々
コンゴの現実が見えてきます
.
街中 バーでの喧騒と
深夜の森の静寂の対比
言葉は少ないけど
内面を音楽で表現
.
汗や臭いまでが伝わってくるような
そんな映画でした

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lily

3.0私の名前は幸福

2019年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

コンゴのキンシャサ、バーで歌手として生計を立てている女性が主人公、母子家庭で一人息子がいたが、交通事故に遭い、片足になってしまう。
降りかかる災難で歌も歌えなくなった主人公だったが・・・。
私の名前は幸福なんて意味深。

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いやよセブン
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