枝葉のこと

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枝葉のこと

解説

「魅力の人間」で第34回ぴあフィルムフェスティバル準グランプリを受賞した新鋭・二ノ宮隆太郎が監督・脚本・主演を務め、現代の家族像と郊外に生きる若者の日常を、自身の体験をもとにつづった私小説的作品。 横浜の自動車整備工場で働く無気力な男・隆太郎。関わること全てに諦念を抱き、誰にも心の内を語らない彼は、周囲から変わり者扱いされていた。そんな隆太郎のもとに、幼なじみの裕佑から電話が入る。肝臓がんで余命数日の裕佑の母・龍子が、隆太郎に会いたがっているのだという。6歳で母親を亡くした隆太郎は、幼少期に龍子に世話になっていた。7年前に龍子の病気を知って以来一度も会いに行っていなかった隆太郎は、ついに彼女のもとを訪れることを決心する。

2017年製作/114分/日本
配給:九輪家
劇場公開日:2018年5月12日

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映画レビュー

4.0甘ったれ野郎の『けじめ』

2019年12月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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kkmx

4.0主役が実在の人物にしか見えず、凄い役者が出てきたなと思ったら監督自...

2019年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

主役が実在の人物にしか見えず、凄い役者が出てきたなと思ったら監督自身だった。こういう私小説的な映画は退屈することが多いけど、この映画は最後まで面白く見た。彼が何をしでかすか分からない、何を言い出すか分からないことが緊張感の持続に繋がっているからだと思う。

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dubsake

3.5不穏の蓄積に緊張する

2018年8月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主人公は歩き、タバコを吸う。せかせかと歩く姿が印象的だ。発散するものは乏しく、負のエネルギーが蓄積されていく様を淡々と見続けることになる。

実に不穏だ。しかし、この鬱屈とした空気を表現するのも映画としての正しい在り方だろう。

隆太郎の、そして何かを蓄積し続ける我々の爆発を予感した。一触即発だ。

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エロくそチキン

5.0すごい良かった

2018年6月15日
Androidアプリから投稿

誰かの日常をのぞき見しているような、それでいて自分の人生のような、不思議な感覚になりました。
無意味な言葉で間を埋めない隆太郎だから積もり積もったものがあるんだろうな。
主演の二ノ宮隆太郎監督のあの歩く姿が頭から離れません。

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たら印
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