Mr.Long ミスター・ロン

劇場公開日:

Mr.Long ミスター・ロン

解説

「天の茶助」のSABU監督が、「レッドクリフ」「グランドスター」などで知られる台湾の人気実力派俳優チャン・チェンを主演に迎え、日本で逃亡生活を送ることになってしまった台湾マフィアの青年が、逃げ延びた町の人々との交流を通して徐々に人間らしさを取り戻していく姿を描いた。ナイフの達人で殺し屋を生業としているロンは、東京・六本木にいる台湾マフィアを殺す仕事を請け負うが失敗し、北関東のとある田舎町へと逃れてくる。日本語がまったくわからない中、心を閉ざした少年ジュンやジュンの母で台湾人のリリーと出会ったロンは、世話好きな住民たちの人情に触れ、やがて牛肉麺(ニュウロウミェン)の屋台で働くことに。屋台は思いがけず繁盛するが、そこにヤクザの手が迫ってくる。

2017年製作/129分/PG12/日本・香港・台湾・ドイツ合作
原題:Mr. Long
配給:HIGH BROW CINEMA
劇場公開日:2017年12月16日

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(C)2017 LIVE MAX FILM / HIGH BROW CINEMA

映画レビュー

3.5これぞ正しくメイド・イン・アジア!!

2017年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

怖い

台湾の高雄でナイフ使いの達人と恐れられる殺し屋が、東京・六本木でのミッションに失敗し、逃れた先は北関東・栃木の平屋住宅。今はめっきり少なくなったトタン貼りの家屋が建ち並ぶ風景は、主人公から見ればどこかの異国。また、土地の住人から見ると男はどこかのアジア人。言語を排し、互いの気持ちで対話を始める人々の物語は、どちら側にも組みしない、真の意味でのコスモポリタンな視点で終始綴られる。それは、監督のSABUも、主演のチャン・チェンも、映画人としてボーダレスな動きをして来た者同士だからだろう。強いて言うなら、これぞ正しく"メイド・イン・アジア"。同じ地域に住まう彼らの気概が画面からほとばしる映画に立ち会う至福を、是非体感してみて欲しい。

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清藤秀人

2.0殺し屋と少年

2021年2月11日
Androidアプリから投稿

ミッションに失敗し、命からがら逃げ延びた殺し屋と、殺し屋を助けた少年。それと温かく、馴れ馴れしく、図々しい住人達の物語。

バンバン人を殺すアクション映画を想像してたが、殺し屋と少年をはじめとした町の住人達のふれ合いを描いた作品。
少年とその母親が少しずつ前に歩き出したまではいいんだけど、その後の展開が暗いし悲しい。
ラストで祖国に帰ってからの展開はちょっと無理がある感じがしてあんまり好きじゃない。

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カミムラ

4.5PG12 台湾から六本木と忙しい割りに凄腕かどうかわからん殺し屋

2019年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

SABU作品当たりや!
初っ端から物騒な会話、ちらっと日本のパスポート
地味いなナイフ使い、効果音がないせいか。
ストリップクラブ
あっさり捕まっちゃった。ナイフだけやと心もとないで
なんか別のチンピラが劇団EXILEや、ツクモさん。どさくさに紛れてミスターロン逃げた
つくもさんもう死んだ?
廃墟、薬物中毒の家
日本のゴーストタウンみたいな街
コミュニケーションのとれないと思ったらオカンが台湾人の少年
オカンの為にシャブ取りに
拾った鍋で煮炊き
虫が鳴く、夏か
今度はおっさんに呼ばれて家で飯つくる
近所の連中のノリで屋台やる羽目に
すっぽん村
リアカーって
おかんやっとおかゆ食べた
古き良き時代の日本てか。おすそわけ
中華包丁に麺打ち棒まで
勝手にオープン日まで決められた
猫のクッションイケアのやつやん!
船が出るまで3にちしかないやん
牛肉麺作ってるし
パフュームのTシャツ
あ、つくもさんココで繋がるのか
高雄出身。つくもさんバカだ
すっぽん村に逃げてきて自分で産んで
売り始めてこの辺で半分
客にシャブ打たれた、男になった
捨てられた、シャブ切れた。ガリガリでほんまにそうみえてこわい
ジュンはまだ小さい。家出された
母子のくだりここまで。

ヨン様ならぬロン様
強盗するはずが労働して小銭稼いでる
バレた!の夢か
日光来たよ、横浜と反対方向やけど
お土産まで買うて帰って来てしもた
続けるんかい
「自分で入れてくださいって頼め
疑似家族
前の男が現れた!
横断歩道で離れていくシーン
むごい、絶望感
子供をだしにする酷い男
首吊った
集まっちゃった
ナイフ一本で強い。ここは効果音あるんかい
あれ知らん間にターゲットも殺した?
皆の前で披露しちゃった
出てってくれて言われちゃった
台湾高雄に
また元通りの生活に戻ったのね
ってすっぽん村の人らが!!
ジュンがしがみつくので泣きそう
これは泣く
ジュンは戸籍の無い子の筈、どうやって台湾へ?
余韻のあるエンドロールええな

足利市
バーレスクTOKYO
高雄市全面協力じゃね

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消されるので公開しない

3.5料理が上手い殺し屋

2019年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

 まるで東映ヤクザ映画のような展開。台湾にて、ナイフ一本で数人のヤクザを殺しまくる様はアドレナリン上昇。そんなクールな殺し屋が日本にやってくるが暗殺に失敗。ヤクザたちから追われ、辛くも逃げ切ったロンは北関東の田舎町で住民たちと交流するようになる。

 ナイフの達人と包丁を扱う料理人。なんとなく共通項があるようなないような、結構無理のある展開。廃屋が立ち並ぶ町で空き家に住み込み、たまたま通りがかりの住人が彼の料理の腕を知るといった展開。さらにシャブ中の女と息子ジュンと心を通わせ、シャブを断ち切らせるのだが、やがてヤクザが女を見つけてしまう。

 台湾人女性がどうやってシャブ漬けになり、堕落の道を歩んだのかも中盤のショートストーリーでわかるのだが、このエピソードの挿入がなかなか良かった。神社の敷地内で屋台を出すのも面白いけど、ストーリーは読めてしまう。こんな無理のあるストーリーだが、爽快感があった。

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kossy
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