ゴースト・ブライド

劇場公開日:

ゴースト・ブライド

解説

19世紀の帝政ロシア時代から伝えられた死者をよみがえらせる儀式が、現在に復活する恐怖を描いたロシア製ホラー。恋人のヴァンヤと婚約した女子大生のナスチャは、結婚式を挙げるためにヴァンヤの実家へと向かうが、不思議な空気と謎めいた雰囲気を醸し出すヴァンヤの家に到着してから、ナスチャは数々の幻想に襲われる。しかし、ナスチャが見た、死者をよみがえらせる惨劇の儀式の幻想は、単なる幻ではなかった。彼女はヴァンヤの曽祖母であるオルガを現世によみがえらせるための生贄として、この家に迎えられたことに気づいてしまう。監督は「ミラーズ 呪怨鏡」を手がけたスビヤトスラフ・ポドゲイエフスキー。

2016年製作/95分/ロシア
原題:Nevesta
配給:インターフィルム
劇場公開日:2017年11月25日

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(C)2017, Force Media LLC

映画レビュー

2.0途中まではなかなか良い。

2018年2月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

所詮単なるデートムービーだし、こんなもんで十分でしょ!的な作り手の投げやり感が垣間見える映画だった。特に、本当は恐怖のピークとなるべきシーンでゴーストさんが発した台詞には椅子からずり落ちそうになった。
主人公はロシアの若い女性らしくスタイルがとても良くて、顔もスキッとして美しく、姿を見ているだけで心が満たされた。しかも女子大生にしては子どもにも優しいし、充分過ぎるぐらい良い娘さんなのに。いまさら何が不満なんだよ!ババア!と思ってしまった。

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どんぐり

3.0地獄の花嫁冷土より来たる

2017年12月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

ロシア産の幽霊ホラーが珍しく劇場公開。
ネットで海外予告を漁っている時に目に留まった作品だが、
ギリギリ射程範囲内の映画館で上映してたので鑑賞。

たぶんロシア製ホラーを観るのは自分は初めてかも。
いや、ロシア映画自体、最後に観たのはいつだったか……
……『ナイトウォッチ』以来? え、もう13年前なの?
嘘ッ! うわっ、怖ッ!!(そこで怖がるな)

そんなわけで自分はロシアンホラーの特徴なんて
語れないのだが、本作に限っての印象としては、
『インシディアス』以降の欧米の心霊ゴシックホラー
(『死霊館』『ウーマン・イン・ブラック』等)
にかなり雰囲気が近い印象。というより、
本作は多分それらを意識してるのだろうと感じる。

...

写真が発明されて間も無い頃、ヨーロッパを中心に
『遺体記念写真』というものが流行したそうだが、
本作は『遺体を撮った銀板写真にはその人の魂が
保存される』という言い伝えを発端とした怪奇譚。

19世紀。若くして死んだ妻のことを
諦めきれず、とある禁忌を犯した男。
時は流れて現代。婚約者の家族に会うために、
人里離れた古い邸を訪れた女子大生ナスチャ。
言うまでもなく婚約者の家族には呪われた歴史があり、
ナスチャはその歴史にまつわる怪異に襲われる。

...

本作には良い意味での“土臭さ”がある。
アラン・ポー作品や、スティーヴン・キングの
『ペット・セマタリー』を彷彿とさせるような、
暗く閉鎖的な、古く湿った土と死の臭い。

恐怖演出も悪くない。
心霊ホラーとしての恐怖度は中の中の上といった所。
初っ端、花嫁衣装の遺体を撮影するシーンが怖い。
瞼に描かれた瞳の異様さ……
何度固定してもガクリと下を俯く頭……

残念ながら恐怖のピークはそこだったりするのだが、
中盤から登場する土気色の不気味な“怪異”の
ビジュアルはなかなかだし、過去のフラッシュバック
で登場する恐怖シーンはJホラー的要素もあって良い
(Jホラーのハリウッドリメイク流行以降の
 欧米ホラー的、と書いた方が正確かしら)。
婚約者の家族やその周囲の人々の閉鎖的な雰囲気、
それこそロシアらしさを感じる寒々とした空気も良い良い。

...

ただ最初に書いた通り、
本作は全体的に欧米のゴシックホラーに似ている。
先述の遺体撮影のシーンやあの“怪異”の風貌も
恐ろしくはあるが、演出自体には過去の欧米
ホラー作で観たようなデジャヴを覚えてしまい、
オリジナリティを感じられなかったのが残念。

クライマックスの間延び感もよろしくなく、
アイツなんでチマチマした襲撃しかしないの?とか、
あんた最後壁壊しまくってただけだったな!とか、
ナスチャさん○○をさっさと壊しなさいよ!とか
(ラストで「言わんこっちゃない!」と思った)、
肝心の終盤で結構もたついてしまった感がある。

それにあの終盤の展開だと「それができるなら例の
儀式も必要無かったんじゃ……」と思っちゃったり。
そもそもあんな恐ろしい効果のある儀式が、
あんな簡単な方法で出来ちゃうもんなのかね……。

...

という訳で、評価としてはまあまあの3.0判定。
空気感や閉鎖的な雰囲気は悪くないが、
もう少し独自性が欲しかったかな。

<2017.12.02鑑賞>
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余談:
「結婚は花嫁にとって葬儀と同じ」
という台詞が興味深い。映画で登場する
演出にもそのまま繋がってるし。
この辺りがロシア的価値観なのかしらねえ
(日本とかでも同じ考えの人はいるだろうけど)。
いやーそう考えると結婚て恐ろしいですね。
ロシアだけに、ロシアの結婚恐ろ(座布団没収)

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浮遊きびなご

2.0やっぱり…

2017年11月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

つまらんかった…。
ホラー、ってキャラクター設定がしっかりしてないとね。
汚れた女、って。いけにえ選ぶ割には詰めが甘いし、ゴーストのあらわれるタイミングも統一性がない。
呪われた家系ならとことん制裁にあわないと…。
消化不良。

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peanuts

2.5生贄

2017年11月26日
Androidアプリから投稿

興奮

怖い

結婚式の前に嫁を亡くした銀板写真家が生贄を使い死者を蘇らせる儀式を行い復活させたことにより起こった末裔の呪いの話。

オープニングはコントの様な感じで大丈夫か?と思ったけれど、現代に話が移ってからはスリリングでサスペンスフルな人間の怖さの積み重ねでハラハラドキドキ。
もちろんオカルトが根底にはあるけれど、そこに持って行く為の話が面白い。
突然の大音量もあったけど、そんな余計なものに頼る必要性なし。

最後はどうすれば良いのかわかっているのになぜか実行せず、ムダに引っ張られてモヤモヤ。

しかもエピローグも「あれ!?」って感じ…途中から思っていた、最初からここに住まなきゃ…は言いっこなしね。

最後でぐだらなかったらかなり良かったのに勿体ない。

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Bacchus
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