ジグソウ ソウ・レガシーのレビュー・感想・評価
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見事に大輪の花を咲かせました。
「ソウ」は一作目以来の鑑賞。一作目はかなり期待して当時劇場鑑賞したが期待外れだった。最後のあの落ちはさすがにないよ。真犯人はどんなに我慢強いんだよ。その後、シリーズ化されたがまったく興味がわかなかった。
本作は実はラストの顔面開花シーンをYouTubeで見てしまい、逆に気になって鑑賞してみた。
過去と現在を並列的に見せて観客を欺く手法は斬新とまではいかないけどこの手のホラー映画ではよくできてたほう。
でも悪徳警部がいきなり主人公の解剖医とその助手に嫌疑をかける流れが少々無理があるのと、やはり悪徳警部の悪辣さは説明台詞ではなく実際に観客に見せて、こいつには制裁を加えねばならないと観客に思わせないと最後のシーンにカタルシスが生まれない。実際、鑑賞中あの警部に怒りがわいてこなかったし。でも警部さん、見事な開花でした。
上映時間が短くてコンパクトだったのも良かった。配信で気軽に見るには最適。
【”ソリッド・ステイト・サヴァイバー。By YMO。"サスペンス要素を重視した、原点回帰作品。脚本も良く出来てます。】
■ご存じの通り、ソウシリーズは第三作目から、サスペンス要素よりスラッシャー要素が強くなっていった。
ソレはそれで良いのだが、初期作品の魅力であったサスペンス要素は当然徐々に薄れ、マンネリ感が出ていたのは否めない。
だが、今作はスラッシャー要素をふんだんに取り込みつつ、サスペンス要素を上手く合体させている、原点回帰作なのである。
■今作のフライヤーが手元に2種類あるのだが、そこには
”お前たちにとって命の価値は何だ?”と言う惹句が記載されている事を敢えて記載する。
一目で嫌だとなる装置
登場する装置の全てが、どの様なものなのかはわからないが、一度外形を見ただけで絶対に触れたくない異様な気質を放っている。
最後の展開は予想もしてない事で騙されたが、呆気なく終わったのは勿体ない。
ほんの少しでもストーリーが面白ければ良作。
面白い
自宅PS4にて、amazon prime videoで鑑賞しました。
個人的には、思っていたよりも面白い作品だったと思います。今作を鑑賞し終えた事で、スパイラル以外はシリーズ作品を終えたことになりますが、今作は1作目2作目に次ぐ面白さだと感じました。
ジョンが出てきた時は、どういうことだ?と思いましたが、『SAW2』のように時間差での演出だったことが終盤で判明しました。驚きましたね。(『SAW2』は作品中の登場人物をジョンが騙していたのに対し、今作は制作側が観客側を騙していたような構図でしたかね。)
SAWシリーズの中ではあまりグロくなく(あくまでSAWシリーズの中では、です)、最後のネタバラシ的な演出も、1作目2作目のSAWらしい面白さがあり、かなり好きな作品です。
目の部分をくり抜いたバケツって・・・ナポレオンズですか?
気絶させられ、バケツを被らされた5人。誰かがナポレオンズのマネをしてくれたら笑えたのですが、1分のタイマーがカウントダウンし始め、じわじわと鎖で引っ張られて、電動のこぎりのある壁に吸い寄せられるように引きずられるのでそんな余裕はありません。カセットテープの「血を流せ」というキーワードを思い出したアナは腕をちょっと切らせるとバケツが外れる。他も同じように肉体の一部から出血させると命が助かった。ただ、1人は気絶したまま引きずられて、背中をグサグサと斬られてしまった・・・さて彼は一体どうなったのか。
しかし、第2の部屋が待っていた。そこには3本の注射が置かれ、そのまま鎖は天井から吊られている様子で、このままでは首を吊ってしまうことになる。さぁ大変!といった具合にジグソウによる処刑が待っていた。“confess”と書かれたメモ。自分の犯した罪を告白するんだと、残された4人はそれぞれに告白するものの核心には至らず、ライアン(ポール・ブラウンシュタイン)が3本の注射を一人の女性に刺してしまう。強烈ななんちゃら酸が入っていたため、女性は即死。ライアンは逃げ道を探すが、床が抜けてしまい、足がワイヤーに絡みつくのだった。
こうやって次々とジグソウの罠に落ちていく5人だったが、一方ではエドガーという男が警察に囲まれ、起爆装置みたいなヤツを持っていたので、射殺されてしまうというシーン(意識不明の重傷ですんだ)。そしてジグソウの処刑に遭ったと思われる遺体が次々と発見され、司法解剖に回されるのだ。担当するのはローガン医師(マット・パスモア)と助手のエレノア(ハンナ・エミリー・アンダーソン)。遺体からはジグソウの肉声が録音されたメモリースティックが次々と見つかる。ジグソウは10年前に死んだはずでは!?
5人が処刑されていくシーンと刑事たちと解剖医の奮闘ぶりが交互に描かれていて、順番からいっても処刑と遺体が符号するため、ちょっとの時間差で描いている『ソウ2』のパターンだなと観客を罠に陥れる。さらに、ジグソウの死体を確認しようと墓を掘り起こした捜査陣であったが、棺桶の中にはエドガーの死体が発見されるのだ。なぜだ!順番抜かしだろ!と感じたのもつかの間、エドガーの胸に向けて銃を放ったのは誰なんだと、ローガンが胸から弾丸を取り出し、「ハロラン刑事(カラム・キース・レニー)が撃ったんだ」という結論に達する。
エレノア、ハロランがジグソウの後継者じゃないかと疑われ、しかも処刑室にはジグソウ=ジョン・クレイマー(トビン・ベル)が登場するというサプライズ。謎を突き付けられるというよりは、唖然とさせられ、観客は置いてけぼりにされる状況に陥ります。「実は犯人はボクでした~」といったソウシリーズお馴染みのラストの展開はあるものの、ビックリさせられるほどではない。しかも、後継者が確定してしまうと、また似たようなシリーズを見なければならないのかと苦痛にも感じるのです。ライアンがどうなったのかも気になるところだし、ホラー界のマルチ商法はまだまだ健在だと感じました。
【2017年11月映画館にて】
ソウシリーズで1番好きな作品
ソウは最初から誰かが囚われているシーンから始まるから、どう謎やクイズを解いていくのかそれがいつも楽しい(*>∀<*)
今回は団体戦なのかな~と思ったけど、やっぱり相手を疑心暗鬼し、罪?を告白させたジグソウ。
小さな罪でも許されないのかな(^^;
こんなことしてたら全員死しかない(..)
ソウシリーズ沢山ある中で観返したい1番作品
ソウシリーズのスピンオフ!新しさもあり!今までの良さもあり!
「スパイラル ソウ オールリセット」鑑賞前に復習のためEP1からイッキ見。
ネタバレなしで一言でこの作品を表現すると「ソウシリーズのスピンオフ!」
シリーズ全部観てるファンも、途中で挫折した人も、デスゲームが気になるエグいもの好きな人も好きも楽しめる。
ソウの持ち味のスリラーとサスペンス要素もかなり強めで良かったです。
制作秘話でも「当初のソウの良さを出したかった」という監督たちのお話に大きく頷きます。
長尺のデスゲームを観せたいだけ?と思いつつ観ましたがまんまと騙されました。あっぱれ!!
次回作の『スパイラル ソウ オールリセット』は完全なる新章ということなので、ジグソウはジョンの意思を継ぐ者の新たなゲームなのか?猟奇殺人が好きな模倣犯なのか?
とても楽しみです。期待しています!
遊星からの物体X
プライム・ビデオ鑑賞
完結から7年ぶり?となる、スピエリッグ兄弟によるシリーズ新作。
冒頭はあれ?こんな軽快なアクション映画みたいな作品だったっけ?ってなりました。
しかしながらしっかり「ソウ」でしたね。何というか監督のセンスを感じます。
常にまとわりつく不穏な空気、一作目に近いミステリアスな作りでした。色々な謎を置いておきながら、終盤の畳み掛けるような演出は見事。
随所にゴアな演出もあるものの、何だか気持ち悪さを感じないから(あくまで個人的な感想です)不思議でした。
ラストの遊星からの物体Xも「いや、これはすげーな…」と感心して観てましたね。いや本当面白かったです。
っていう作り話
第1作目では度肝を抜かれて、その後に続くシリーズで大いにがっかりさせられて…。
たしか3くらいまでは見た気がするけど、内容は全く覚えていない状態。
そんな状態で見始めた本作。
第1作目へのリスペクトは分かるんだけど「作り話」な感じが強いというか。
まぁフィクションなんだから当然なんだけど、ちょっと予定調和すぎませんかね。
ゲームの場面にしても捜査のパートにしても、
見てる側を誘導したい魂胆が見え見えというか、
肝心な作品全体としてのギミックが分かっちゃうというか。
殺し方のピタゴラスイッチというか。
まぁとにかく、あんだけ手の込んだゲームをさせるんなら
被害者の「罪」になぞらえるなりした方がよかったんじゃないかな。
最後の方のバイクだけじゃなくってさ。
なんか全体的に滑稽というか、無駄にバタバタしてる印象だったなあ。
このシリーズ大好き
ソウシリーズは全て鑑賞しているけど、今作も楽しめた。なんだろう、すごくグロいんだけど観た後の嫌な感じがない。寧ろスカッとする。
ストーリー展開も早くて飽きさせない構成も素晴らしい。まだ、続編がありそうな終わり方だったな。
ゲームをやらされてるのはまさかの○○?!
シリーズのファンとしては新作完成は嬉しかった! 「『~ザ・ファイナル』で終わったんじゃないの?」と思いつつも、観れるのは嬉しい(笑) まさかの10年前のゲームの話という驚きでビックリさせてくれましたが、少し物足りないこともありました。ゴードン医師も出てこないし、他の後継者の話なので、何と言えばいいか『ソウ』の世界が横に?広がっただけで、『~ザ・ファイナル』から先の話を描いてくれないのが少し残念でした。あと最後に扉を閉める時のセリフは「ゲームオーバー」じゃないとダメですよね・・僕だけかな(笑)
後継者として、あの行動は納得がいかないね。
いやーこのグロさはやっぱり「良き」としか言いようがない。ちゃんとしていないグロは嫌いだけど。このシリーズはきちんと面白さを伴ったグロさであることは確か。演出過剰気味になっている点は、一作目至上主義の方々には相容れない存在かもしれないが、どことなく艶めかしいトラップとグロが勢ぞろい。だから大好き。
まあシリーズが進むにつれて、そのグロである「説得力」は薄くなっちゃったかな。ただ、サイクル・トラップは秀逸すぎて息を呑んだ。いや凄いわ。
事前知識ゼロで見たときに、真相にたどり着いた自分を襲ったのは、一作目と同じ「シビレ」だったよ。決して安っぽくはなっていない。お高級になりすぎてもいない。だからこの安定感が好き。
でもねぇ。6でも7でもすごい疑問に思っていたのはねぇ。後継者を名乗るんだったらさぁ、あの展開はダメでしょうよ。多分見てくれた方は分かると思うけどね、あれに違和感を感じる人って結構いると思うのよ。
ジグソウがカリスマ性を持っていた原因ってさ、あくまでも一貫した目的があって、そのためにきちんと己の定めたルールを守ってきたことにもあるじゃん?それを後継者にも求めたけど、結局誰も守らなかった。んで今作もさ、これ守んなかったじゃん。つくづくジグソウは、人選のセンスがないと思うよ。そこは玉に瑕だと思うね。
ただこれに関連して、ジグソウらしいゲームを復活させた点は称賛したい。俺たちが求めているのは、助かる道のない、デスゲームを騙った単なる拷問じゃないのよ。すなわち、生きるか死ぬかのギリギリの状況で、必死で生き残ろうとするその心理描写が面白いのよ。変態ととられても仕方ないけど、この映画を好んでみるような変態の諸君には、そういったバイブルの復活としてもっと称賛されていもいいと思う。
シリーズを復活させたこの展開をさ、名作を上手に引き伸ばした良作ととらえるか、死者蘇生で無理くり復活させた腐ったゾンビととらえるかは人によると思う。勿論俺は前者だ。
これが俺の感想。みんなはどう思う?ぜひ見てほしい。よろしくね。
シリーズ化し作品価値を下げるお手本。
1作目は本当に素晴らしかった。
あのソリッドでセンセーショナルなビジュアルと脚本。
圧迫感と緊迫感、観ている側も不安に掻き立て精神的不快感を与え続けるワンシュチュエーションスリラーの開拓作。
映画界に与えた影響は良かれ悪かれ沢山あったでしょう。
当時の僕はその斬新な作りとラストに衝撃を受け、色んな人達にオススメしたもんです笑
あんな万人受けしない作品を笑。
ただそれほど1はよかった。
が、ハリウッドだろうが邦画作品だろうが、ヒットをすればシリーズ化される。
一貫したスタッフ、設定、目的があるならば良いのだが、そんなにうまくはいかない。
どんなヒットシリーズでも余計な設定や後付けのご都合脚本に誤魔化しを効かせ、シリーズ化を金に変える。
これは映画業界、いや一般的な企業で営利性を求めるのは当然の事。
むしろ普通のことなのだが、肝心な事は自分達が作った作品に愛情がない事。
その部分にガッカリしてしまう。
1作目ではダークヒーローばりのカリスマ性を見せたジグソウことジョン・クレイマー。
回を追うごとにただの猟奇殺人者に成り下がり、カルト的な一面も濃く描かれるようになってきた。
シリーズ後半ではゲームで人を殺す装置にも複雑さと無駄な大袈裟さを取り入れ、派手に死ぬ観客優先主義に走る。
エンタメ性と興業を考えると分かるが、作品自体にクレバーさが失われ、ただのB級スプラッター映画になってしまった。
本作もそう。
本シリーズの代名詞。
大ドンデン返しも二番煎じの浅はかなもの。
時間潰しに観る程度の作品です。
単体映画としてはそれなりに楽しめるかも知れません。
どちらにせよ万人にお勧めするものではありません
ジグソウっぽいけどっぽくもないような?
ジグソウって罪告白するような話だっけ?
誰かが生き残るか
自分たちで話しして決める話じゃなかった?
なんかミステリー要素が抜けた感じがした。
ジグソウがどうこうってことではなければ
映画として面白かった!
途中で寝ちゃったけど、、、(笑)
ソリッド・シチュエーション・スリラー
2019年7月28日
ジグソウソウ・レガシー 鑑賞
ソリッド・シチュエーション・スリラー
拷問ショーを見たい人が見る映画。
新生ソウシリーズの第1作目。
#ジョン・クレイマー
いいね!
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