さよならの朝に約束の花をかざろうのレビュー・感想・評価
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大人の観る映画
素晴らしい映画です。感動的なシーンが多く、大人が見ても泣ける映画でした。題名が長いため、友達に教えるのに自分がタイトル覚えて伝えるのが苦労でした。伝えた友達も題名が言えないのが残念です…。さよ朝の省略が定着して、全国の人に話題になれば良いなーって思ってます。
自分も子を持つ親の気持ちが解らない
「あの花〜」「ここさけ〜」のキャッチコピーで宣伝していたのでソッチ系の話だろなと予想、それは予想通りでしたが〝イオルフの民〟の成長停止設定は予備知識無し。作品タイトルやキービジュアルからも想定できず、逆に驚きと興味をひかれる結果になりました。
自分は18歳で地方田舎より上京以来ずっと独りで、今もソロ継続中。普通に結婚して子供がいれば青年エリアル位の子が居てもおかしくない歳です。作品は疑似母マキアとエリアルのフェイクな親子関係を綴ったもので、マキア自身も孤独だったため目線は自分と類似してるかと思いきやそんなことはなくキチンと子育て出来てるようにも伺え、サスガに女性は本能的にそう云うスペックを搭載してるんだろなと思いました。
とは言え一部に同調しきれない部分も無くはなく、自分が人並みの人生ならば汲み取れたかもですが、ソコは自分のせいであって作品が悪いのではありません。
お話の時経が若干不鮮明で、エリアル0歳から幼少〜少年〜青年〜成人と成長する時代の区切りと、時間経過がシッカリ把握しづらいのは気になりました。それはマキアが外見無変化な故に増々解りにくく、場面によっては一瞬「?」となる部分もありナニガシかの工夫が必要だったかと思われます。
レイリアとクリムがベタい昼ドラのネバネバ展開で一部不可解な言動もあり、女性はこの手の世知辛さを妙に好んじゃうのかなと観てて偏見じみた印象を持ってしまう部分もあり…w
美術も素晴らしくファンタジーとしての内容もマズマズで仕上がりも上々、初監督作品としては及第点です。ただ初監督作だからなのか、踏み込んだ演出も思い切った冒険もワリと控えめで、徹頭徹尾無理をしない内容でした。そのせいか内容に『ノビ』『コシ』の手応えは弱くチョッとだけ古臭い印象も受けます。
次回作はその辺の監督自身の持ち味をもっと濃く活かしていく事になるでしょう。
この世界観、、、
いい👍。育ての母親🤱としての苦悩と葛藤、そして無償の愛の姿をファンタジーで描いた秀逸な作品。日本アニメ🇯🇵の底力を改めて垣間見た気分がして嬉しくなった。
ただ、老衰の我が子を看取る(見た目は)若い母親⁉︎って何⁉️。冷静に考えちゃいけないのだけど、ラストシーンはそうあって欲しい!と、、、。時勢的に「そだねー」と思わず言いたくなる展開に思わずニンマリ。タイトルが“泣け”と言っているが、見事に「泣かされる」作品でもある。
微妙な数の公開館がこの作品の立ち位置なんだろう。だけど上映してない映画館さんは、商売が下手を宣言してるに等しい・・。
本作の結論、この冬1番の「掘出し物」です。
岡田麿里さんの作品史上、最高傑作です!
岡田麿里の作品としても最高ですし、自分の中では「君の名は。」をも超えました!
正直言ってしまうと、今までの岡田麿里作品は特別に好きと言うわけではなく、「あの花」は寧ろあまり好きではありません。
「ここさけ」と「凪のあすから」は良かったので、そこそこは感動できるかとは思ったのですが、その作品は予想を遥かに超えて感動しました。
人との繋がりや親子の絆の大切さに改めて気付かされました。
考えています。
悲しい結末を予感させる演出が多数あり、覚悟していましたが、一応ハッピーエンドでよかったです。ただ、この映画が何を伝えようとしているのか、自分の中でしっくりいっていません。
マキアの気持ちが理解できない。彼女は何故、ラングの想いを受け入れなかったのか。エリアルとの関係も親子の想いしかなかったのか。何故、長命の人種という設定を使ったのか。誰か説明してくれーと思います。
岡田麿里さんが監督との事で、映像面が大丈夫かと思っていましたが、全くの杞憂でした。大画面で見て、よかったと思います。点数は美術がよかったので、少し甘めかもしれません。でも、他の方にも見て欲しいので、この点数にします。
もう一度見に行くかも。
オッサンだが心揺さぶられた
暇な週末になんか映画みたいけど
これといったのを見尽くしてしまい
普段見慣れないタイトル長い系の
かわいい絵柄のアニメだけど
食わず嫌いはよくないから見てみるか
という感じでした
最初恋愛モノかと思ってました
設定上、当然別れが最後に来るんだろう
でも女性は強いからね恋人との別れも
いい思い出にできるよね
(ワンダーウーマンもそうだったし)
でも 親子モノですか・・・そうですか
正直設定からはラストは読めるよね
そうですよ
長老の言葉もあった
マキアも物語の序盤に既に当然気づいていた
ところどころ
エリアルが母の国を滅ぼした国の兵士に?
・・・そうなるの?とか
レイリアはそうしちゃうの?とか
え?そうなんだ
ってところは多少ありますが
必然的に向かうべきラストに話は進んでいきます
しかも愛情いっぱいに
ラストは ねぇ
こうなるのは解っていましたが
エリアルの手をとってあげての言葉に
走馬灯に グッとこみ上げてきましたが
なんとかこらえました オッサンなので
現実世界では老衰で逝く我が子を看取る親ってのは
そうそういないし
このように生き切った人生の最期に
親に看取られ褒めてもらえることも
まずないでしょう
この設定でしかできない表現でしたが
ひょっとしたら人生の最期というのは
自分の親を想い
よくやったと言われる人生を歩んだか
そこに人生の価値があるのかもしれません
愛するものを見送りそれでも
老いずそのままの思いを胸にまた数百年生き続けるとかは
ファンタジーでしか描けないですしね
このテーマ的にはこの設定は良かったですね
約2時間の作品に詰め込みすぎと思う方も
いるかもしれませんが数百年を生きるイオルフには
人間との交わりは駆け抜けるような時間なのかもしれませんね
親子の愛と別れという点では
八日目の蝉 に通じるところがあるかな?
また、観てみたいと思いましたが
次観ると今度こそ泣いてしまいそうで
オッサンですから映画館で観るのはどうしようかな?
とか思っています。
グッときた
予想以上にいいお話しで感度的でした。
しかし、こーいうお話は、じっくり見て主人公の心情を、もっと感じたいと思うのです。
年数を端折る感じで、時代が飛んでしまうのが、実に勿体無い。色々事情があるのだろう。
きっと編集には苦労されたのでしょうね。
「かあさんっ!」あの台詞に皆、泣かされました。
入野自由君、いいですねぇ〜
母親を意識した女性が感動するための映画
テンポも展開もまずまず。
感動させます! っていう場面もあるが、、、それにしては弱いかな。
それは私が母親でもなく、子供がいるわけでもないからか?
展開が早いので登場人物の関係性や掘り下げができてないのも要因かな
女性に見て欲しい作品です。
恋愛ファンタジーものかと思って
行ったのですが、
とんだ詐欺でした。(いい意味で)
親子の物語です。
又は、2人のお母さんの物語。
子供を育てるとき、女性も母親として
成長しているんだなぁと思いました。
勿論、男性でも楽しめると思います。
ファンタジー設定が細かいので
苦手な方はご注意を!
私には合わなかった。(´Д` )
評価も高く、何気に気になっていたので、鑑賞。
劇場では、鼻をすする音も聴こえ、泣いているのだろうなと。
感想・・・・逆にしらけた!
物凄く冷静になって観てしまった。
こう書くと「お前の感性はおかしい!」
「あれ観て感動しないなんて!」などと
ボロカス言われそうなのですが、
だってねー、最初っから最後まで泣かす演出なんですもん。お腹一杯って感じ?
映像、演出、音楽全て素晴らしいとは思いますが、この内容なら映画ではなくテレビシリーズでじっくりやった方がいいタイプかと。
冷静に観た為、??と思うところもしばしば。
まず、長老どこ行った?最初出てきて襲撃されて以降、最後まで出て来てませんよね。あの村で帝国は、一人拐っただけ?
エリアル見つけたとき、バロウは、里に行く途中とか言ってたよな?じゃあ、連れてけよ!そもそも、バロウは、全編通してタイミング良く現れすぎ(笑)
後、何故マキアは、里に帰ろうとしない?里、心配じゃないのか?
レイリア拐われてから結婚式まで、エリアルの大きさから、6、7年経ってる計算になるが、何故そんなに待ってた?何か、言ってましたっけ?
極めつけは、エリアル!ケンカ別れしたわけでもないのに、家出たら、幼馴染としれっと結婚して、子供までいやがる!普通連絡くらいするんじゃねーの!
マキアいなくなったのラング知ってたよな!何故、教えない!
エリアルの成長とストーリーの進行の時間がおかしいんですよね。
そういう疑問が頭にあって、あの過剰なお涙演出なんで「しらけた」と言う感想です。おかしいかな?
マキアなんで髪の色変わってんの?(笑)
世界観が良かった。
美しい背景に、美しい音楽に、可愛らしいキャラクター達。とは裏腹に、社会の汚い部分も見せてくる。このギャップが私のツボでした。
特に凄いと思ったのは、キャラクター達の繊細な心情描写です。一人ひとりの気持ちを大切に大切に表現している事が伝わってきました。感動系に疎い私にも痛いほどに感情が刺さってきました。
エンドロールの主題歌は余韻にどっぷり浸れるので、是非聴いて帰って欲しいです。
私は一滴も泣きませんでしたが、とても好きな話だったのでまた観に行きたいです。岡田監督の次回作に更に期待を込めての☆4.5で!
ベンジャミンバトンとはまた違う
某外国映画の「ベンジャミンバトンの数奇な人生」は主人公がお年寄りの状態で生まれ、
老人施設に住みながら徐々に若返り、様々な人間との出会いと別れを繰り返す物語であった。
だが今回の「さよはな」は
ヒロインが「不老」の一族であり、年をとらず、外の世界の人間と関わってもいずれ別れが来ると教えられていた。
しかし、最初の出来事で「外の世界」と
「外の人間(赤ちゃん)」と関わることになり、その人間の生涯を見届けていく物語。
恐らくこの出会いにより、不老の一族の
「ヨルフ」は外の世界への価値観がまた違うものになって、伝わっていくものだと思われる。
出会いと別れは勿論、人間の愚かさ、美しさ、この作品は「人間」と交わることのなかった「いにしえの生物」との「命」と「愛」
を紡ぎ、綴っていく物語である。
2つほど気になる点があった
①ヒロインが終盤でエリアルが所属している軍とは別の敵の国に攫われた経緯
②「いにしえの生物」の巨大な竜の火が吹き出す病気は治るのか…といってもエンドロールの後の描写で「ヨルフ」の国が復興していて竜も元気そうであったから病気は治せたのだと思われる。
最後に
とても面白かった。ヒロインの声優さんが今後も色々な作品に出てくる事を期待しています。
監督の次の作品を楽しみにしています。
ありがとうございました。
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