劇場公開日 2018年4月14日

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「二度目の決断がとても悲しかった」女は二度決断する アサシンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0二度目の決断がとても悲しかった

2018年11月24日
PCから投稿

前提としてドイツ人の汚さには目に余るものを感じています。
ユダヤ人虐殺をナチスだけのせいにして。
裁判もイスラムに対する偏見が判決に影響しているのです。

二度目の決断は犯人の女が海を見る目とクルーガーが海を見る目がシンクロしたので、その予感がしました。

もし、復讐して、生き延びれば、ネオナチと同じ存在になる。
ネオナチ夫婦の父が人格者であるだけに、そんな自分が許せない。
しかし、許して、生きていくことも出来ない。
二度目の決断はとても哀しみに満ちています。
これが、実話なら、やりきれない思いです。

家族を皆殺しにされて復讐を誓う人は自分の心まで殺されているのかもしれません。

テロはイスラムばかりが目立ちますが、アメリカのKkkなどどの国もあるのです。

このような負の連鎖がなくなるよう祈るばかりです。

アサシン