素敵な遺産相続

劇場公開日:

素敵な遺産相続

解説

オスカー女優のシャーリー・マクレーンとジェシカ・ラングが共演し、夫に先立たれた女性が、思いがけず手に入った高額の遺産を元手に親友とバカンスに出かけ、人生の再スタートを図ろうとする姿を描いたハートフルコメディ。元教師のエヴァは長年連れ添った最愛の夫に先立たれ、40年来の親友マディは気落ちするエヴァを明るく励ましていた。そんなある日、夫が残した生命保険5万ドルが、保険会社の手違いで500万ドルも振り込まれる。エヴァはすぐに返金しようとするが、マディの提案で、そのお金を使ってバカンスへ出かけることに。保険会社の職員ヴェスプッチは、間違えた保険金の回収のため、エヴァたちの後を追うが……。エヴァをマクレーン、マディをラングが演じ、エヴァの生真面目な娘役でデミ・ムーアが共演。

2016年製作/92分/G/アメリカ
原題:Wild Oats
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2017年6月3日

スタッフ・キャスト

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(C)2015 Faliro House & Haos Film

映画レビュー

3.0年寄りが元気になる

2018年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

主人公(シャーリー・マクレーン)の夫が亡くなり、生命保険を受け取るが、保険会社の間違いで500万ドルもの大金が振り込まれる。
ガンで余命わずかな親友(ジェシカ・ラング)とバカンスに出掛け、男遊びまでやってしまうが・・・。
80歳を超えたシャーリー・マクレーンに拍手!

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いやよセブン

3.5女は強いよ

2018年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

歳をとっても、婆さんと言われても、人目を気にせず楽しまなきゃ絶対に損ですよね。日本では「いい歳して恥ずかしい」という言葉がありますが、いい歳って何なんですかね? そういう意味で、欧米や欧州は羨ましいなあと思いました。マダム達にはもっと破茶滅茶して欲しかったですが、この作品を観ていたらなんだかふっと心が軽くなりました。

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ミカ

3.5すてき

2017年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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Takashi

3.0名女優たちの狂宴

2017年9月16日
PCから投稿

御年83歳のシャーリー・マクレーンと御年68歳のジェシカ・ラングの大ベテラン女優がダブル主演したコメディ映画である。
マクレーンの娘役でデミ・ムーアも共演している。
筆者がムーア主演の『ゴースト』を初めて観たのは、高校生の時分に当時ホームステイで厄介になっていたイギリス人家族の家でであった。しかも字幕なしで一家と共に強制的に鑑賞させられた。
正直何を話しているかは全く理解できなかったものの、ハスキーボイスで美人なデミ・ムーアは強く印象に残った。
『ゴースト』の彼女が確実に絶頂期だと思うが、その後は妊娠ヌード、坊主刈りまでしたのに主演した『G.I.ジェーン』の役でゴールデンラズベリー賞で最低主演女優賞を受賞してしまったことやブルース・ウィリスとの離婚などなんだかゴシップネタしか覚えていないハリウッド女優である。
そんな彼女を久しぶりにスクリーンで見ていささか驚いた。すっかり老けた。
一方シャーリー・マクレーンは『アパートの鍵貸します』など若い時の作品も見ているが、今おばあちゃんになってからの印象の方が強い。
年を取っても輝く人、年を取ったら輝けない人、そんなこともあるものかと勝手な感想を抱いた。

老人が主役の作品を日本と欧米で比較した時に、介護や認知症など圧倒的に日本の作品は暗くなる。
日本人のDNAには心配性の遺伝子が欧米人より多く含まれているというが、そのような作品ばかりでは気が滅入る。
日本で老人を主役としたコメディを思い出そうとすると近年だと北野武監督作品『龍三と七人の子分たち』だろうか。ちょっと本作と毛色は違うか?
いずれにしろ日本ではどうしても高視聴率を獲得しているテレビドラマ『やすらぎの里』に行き着いてしまう。
この手の王道コメディはハリウッド映画という外国のものだから受け入れられるだけであって、もし日本人が演じたなら受け入れられる下地すらないかもしれない。
ましてや老人の性まで明るく扱っている。
主演の二人はマクレーンの死んだ亭主の500万円の生命保険が何かの手違いで5億円になって手に入ったことでスペインのリゾート地で豪遊し、そこから物語が動き出しドタバタ劇へと展開していく。
筋立てはいろいろとご都合主義な感は否めないが、コメディとはそもそもそんなものだろう。
別に芸術作品を狙ってはいないのだから。

もし日本でこれを翻案して同じような作品を創ったら?
こんなのは現実的じゃない!と総ツッコミされて終わるのだろうか?
ただ日本には日本特有の感性で作られた老人コメディがもっとあってもいいと思う今日この頃である。

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曽羅密
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