劇場公開日 2018年5月12日

  • 予告編を見る

「これぞ映画。」孤狼の血 mg599さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これぞ映画。

2018年5月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

深作欣二監督の諸作を思い起こさずにはいられない映画であった。
深作欣二ほどではないにしろ、たまにカメラが斜めになったり、ナレーションのありようはそっくりだし、なんといっても広島が舞台だし。

「仁義なき戦い」と違うのは、警察が深く関わっているところで、大上(役所広司)のスタンスははっきりしていた。

柚月裕子の原作がしっかりしていて、ほとんどの事柄に裏付けがあって、大上がわけもなく暴れていたわけではなく、他の連中も皆自分のポリシーあってのことである。

白石和彌にとっては、プレッシャーのかかる仕事だったとは思うが、役所広司、松坂桃李をはじめとした役者陣に助けられたのではないか。また白石和彌の演出も良かった。

原作と変えているところは、ことのほかうまくいっていたと思う。
惜しかったのは、竹野内豊の出番がすくなかったことで、あの役なら仕方のないところだが、実はいちばんはまっていたかもしれない。

コメントする
mg599