笑う招き猫

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笑う招き猫

解説

女漫才師の友情を描き、小説すばる新人賞を受賞した山本幸久の同名小説を清水富美加と松井玲奈の主演により映画化。結成5年目の売れない女漫才師「アカコとヒトミ」の高城ヒトミと本田アカコは、小さな劇場で常連客相手に漫才を披露する冴えない毎日を送っていた。ある日、いつも2人がネタ合わせをしている河川敷でヒトミの自転車を盗もうとする中学生を捕まえた一件から、2人にチャンスが舞い込むようになる。初めてのテレビバラエティ番組出演が決まるなど、漫才師としてようやく売れる兆しが見えてきた2人だったが、とある事件をきっかけに「アカコとヒトミ」の未来はますますわからなくなってしまう。ヒトミ役を清水、アカコ役を松井がそれぞれ演じる。監督、脚本は「荒川アンダー ザ ブリッジ」「大人ドロップ」の飯塚健。映画公開に先がけ、全4話のテレビドラマシリーズも放映。

2017年製作/127分/G/日本
配給:DLE
劇場公開日:2017年4月29日

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(C)山本幸久/集英社・「笑う招き猫」製作委員会

映画レビュー

3.5周りを巻き込み巻き込まれ歩んでいく

2021年3月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

思っていた倍はよかった。テーマ的にはありふれた笑って泣ける系ではあるが、女性お笑いものって男性グループとはまた違った空気で純粋に眺めていて面白い。やっぱり清水富美加がよい。脇を固めるのも豪華な俳優陣、なかでも東京03角田さんが優勝。ネタのなすなかにし感強めだったな

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みな

5.0良過ぎた。泣いても笑っても怒っても素敵だった。 ドラマ版4話もこれ...

2018年4月17日
PCから投稿

良過ぎた。泣いても笑っても怒っても素敵だった。
ドラマ版4話もこれから見ます。

2人とも最高に上手かった。松井玲奈がふだん(といってもアニマゲー以外では知らない)からは想像つかない役柄だったけど魅せられた。

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collectible

4.0角ちゃんが良い!

2018年4月10日
iPhoneアプリから投稿

東京03の角田さんが、
めちゃくちゃいい味出してます!
芸人の中でも、1.2位を争う演技のうまさ!

若干の中弛みはあるけれど、
心透き通る心地よい映画。

清水富美加もったいないわー(´Д`)

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KID

4.0「いくよ、アカコ!」「合点、ヒトミ!」

2018年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

萌える

正月休みに見ようとして一旦手に取ったものの、結局他の作品をレンタルした事が今となっては後悔。
正月に見てたら、“アカコとヒトミ”が笑いと爽やかな感動と福を運んで来てくれたに違いない。

売れない女漫才コンビ“アカコとヒトミ”。
ツッコミのヒトミ=清水富美加、ボケのアカコ=松井玲奈。
二人の掛け合いを見てるだけでも心地よい。

性格は真逆。
ヒトミは真面目でドライ。服装も地味。
アカコは常にハイテンションで喧嘩っ早い。服装もハデハデ個性的。
で、この二人、よう喧嘩する。
練習中や本番の舞台終了後で上手くいかないと、「解散する!」「もう辞めた!」。
勿論本気で言ってる訳ではなく(ちょっとは本気かもしれないけど)、仲がいいから喧嘩する。
それも二人にとっては漫才なのかもしれない。
コンビ愛は強い。
ヒトミが先輩芸人からセクハラされた時、アカコはブチギレ! その後マネージャーに注意されてもブチギレ!
元々OLだったヒトミ。そんなヒトミをお笑いの世界に誘う為、ヒトミの両親にまるで結婚を申し込むように説得するアカコにジ~ンと。
ある事情でマジで大喧嘩して、今度こそ本気で解散を決意。
…でも、
やっぱりヒトミと漫才がしたい。
やっぱりアカコと漫才がしたい。
女の子二人の友情物語としてもそつなく。
清水富美加と松井玲奈の演技も良かったと思う。
清水富美加はさすがに巧く、『東京喰種』のレビューでも書いたが、本当に惜しい!
松井玲奈は新たな一面を見せた。
猛練習したであろう漫才もなかなか好テンポ。
雨の中、どつき合いながら大喧嘩するシーンは真に迫るものがあった。
二人が舞台に立つ直前、掛け合う決め言葉が好き。
「いくよ、アカコ!」
「合点、ヒトミ!」

売れない二人にブレイクの兆し。が、いい事もあれば悪い事もやって来る。
挫折やコンビ愛など、お笑い芸人を題材にした作品の王道展開もあるが、彼女たちを取り巻く群像劇でもある。
ちょっと蛇足に感じるエピソードもあるが(イジメられっ子の中学生とかヒトミのバイト先の店長が刺された事件とか)、二人の大学時代の旧友のエピソードは悪くない。
今は映画の録音助手をしてる者。
年下上司に馬鹿にされながらサラリーマンになった者。
あの時は夢もあったが、今は辛くても地に足を着けて堅実に生きている。
彼らからすれば、未だに売れてないが、ずっと頑張り続けてる二人の姿はどう映っただろう。
端から見れば、滑稽。
でも、そんな二人が誇らしいほど輝かしい。

芸人の道は厳しい。ましてや売れてない。
喧嘩し、挫折しながらも、二人は漫才を続ける。
支えてくれる周りの人々。
ほんわかなヒトミの両親。
「負けんなよ!」と厳しくも優しいマネージャー。(東京03の角田が好演)

売れてないから面白くない訳じゃない。
光るものもある。
舞台で失態をした先輩芸人の窮地を救ったナイス・ピンチヒッター。
そして、意気揚々としたクライマックスの漫才。

周りの人々の悲喜こもごも。
自分たちの悲喜こもごも、夢、コンビ愛。
それらを込めて、二人は今日も舞台に立つ。

「いくよ、アカコ!」
「合点、ヒトミ!」

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近大
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