ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
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決して一筋縄ではいかないバヨナ監督らしさが炸裂
『ジュラシック』シリーズは、人類の変わらぬ恐竜愛を純粋に発露させる娯楽作だと、そう思っていた。だが、本作『炎の王国』ではその奥底に隠されたダークな本性が抑えきれずに溢れ出し、ホラー、サスペンスの要素すら感じられる異色作となった。
何よりも、これまで広大なパーク、あるいはワールド内の物語だったものが、ゴシック様式のお屋敷のお話へと様変わりしてしまうところが、AJ・バヨナらしいところ。この監督は登場人物の心理とお屋敷の構造がリンクすることが多いのだが、今回もまたバヨナの『永遠の子供たち』よろしく、深層心理からジワジワと未知なるものがせり上がってくるかのように、映画は未曾有の恐怖へと飲み込まれていく。この特異な作家性を楽しめるか否かが賛否や満足度を分けるポイントとなることだろう。3部作の中間部分らしく、しっちゃかめっちゃか掻き乱す意味ではバヨナらしい変化球が存分に楽しめる一作になったかと思う。
シリーズの大きな飛躍
予告編やCMで見せていたイスラ・ヌブラルの火山騒動は見せ場に次ぐ見せ場の連続だが、映画全体においては前哨戦でしかない。後半の舞台が「古い豪邸の屋内」という展開は、正直予想だにできず驚いたが、このシリーズの「恐竜が出てくる」という前提を守って、シリーズの可能性を大きく開いて見せたと思う。ゴシックホラーを思わせる後半戦を、自分はとても新鮮で面白く観た。
そして本作で新たな広がりを見せたのはシリーズのテーマそのものであるとも言える。原作者マイケル・クライトンも提示した「科学の発展の落とし前を人間はどうつけるのか?」という問いかけは、シリーズの中でも本作で初めて大きく前進した感がある。
「どこかの島で恐竜が暴れる」というお決まりパターンを完全に無効化してしまった点については賛否もあるだろうが、まさに「ジュラシック・ワールドにようこそ」という言葉がピタリとハマるラストと今後の展開に、ワクワクせずにいられない。
ジュラシックパークから何年?ついに完結か…。
映画館。
この人元々なんだっけ?誰だっけ?
となりながら鑑賞。
ずっとハラハラ。
バーン!っていうのが少なく、
じわじわと後ろ、後ろ…!!と
恐怖感じてました。
オーウェンかっこよすぎかよ…。
噴火から逃げる恐竜たちのシーンよかった。
崖から落ちるシーンと
首長ザウルスが叫び続けるシーン、
それを見る人間のシーンよかった。
くじらザウルスが活躍してて嬉しかったです。
波から現れるのは
また別のモンスター映画のようでしたが。
楽しかった!続編あればいいな!!
18.8.5 映画館
生命は、新たな道を見つける
原題
Jurassic World: Fallen Kingdom
感想
『ジュラシック・ワールド』の続編で、映画「ジュラシック・パーク」シリーズの第5作目である。
2015年No.1を獲得した大人気シリーズ待望の最新作!
シリーズ史上最多の恐竜たちが暴れ回り、前作をはるかに超える大迫力の究極の進化を遂げたジュラシック体験!
幼少期のラプトル4姉妹可愛かったです。
火山噴火のシーンは大迫力でした!
溶岩から逃げる恐竜たち…船を見送る波止場のブラキオサウルスは切なかったです…。
スティギロモクは地味にオーウェンとクレアを脱走させるという大活躍でした!
モササウルスは序盤に暴れて、終盤に大波に影という不気味でした。
悪人成敗はティラノサウルス!
本作のハイブリッド恐竜インドラプトルはインドミナスレックスに比べたら微妙ですかね…
本作の運営者のミルズと傭兵のウィートリーはちゃんと悪人でした笑
人類と恐竜の共存は可能なのか…。
ラストはベガスの空にプテラノドンが…!
※ようこそジュラシックワールドへ
ド忘れ
ジュラシックワールドも完結したのを知ってたので1は見たし、2をみるかと鑑賞、どうも一度見たようなのだがあまり記憶がなく二回目見てあーそういえば共存エンドだったと。
作品としては普通にしっかりしてるとは思うけどどうも印象が薄いのはなぜなのか、とりあえず完結編を見てみたい
今作ももう少しコンパクトにまとめられたんじゃないかなあと思う、途中少し飽きてしまった
恐竜と溶岩の恐怖
恐竜に襲われる中、溶岩流が迫るなどタイトル通り恐竜だけでない自然活動の要素が合わさったハラハラの連続の映画だなと思った。
前半、火山活動が活発になってきた島に取り残された恐竜という構図は史実の滅んでいった恐竜の姿を彷彿させるものがあり、ラストの逃げだした恐竜が日女生活に紛れ込みつつある状況は遺伝子操作のような生命の領域に踏み込むことに対する警鐘のようなものを感じた
ジュラシックハウス -恐怖の館
『ジュラシックハウス -恐怖の館-』
「はーいカメラさん寄って、良い子のみんな!これからコイツ噛みまーすニヤリ(声:千葉繁)」
アイツの遺伝子に絶対エルム街のフレディ入ってる!ホラーを知り尽くした見事な演技、デルトロの仕業かw
あと「1部のディオ様か!」と思った方、いいね下さいm(_ _)m
アニマトロニクス多用。CGに滅ぼされかけた技術も"道を見つけて"生き延びた。
バヨナ監督ナイス!恐竜のシーンはもろジュマンジだったけど。
・・・ちょっとまじめに考えたこと。
手放しに絶賛はできないけど面白かった。
もともとSF作品だったジュラシックパークを "恐竜モノ" のアイコンとして捉え、そのコンテンツの衰退と生存戦略を描くジュラシックワールドシリーズ。
本作で提示される解答が、まさかの着地で驚いた。
"コレクターズアイテム化" と "著作権放棄"とはね。
大手映画スタジオが保護し、観衆に供給してきた時代の終焉。fallen kingdom.
野に放たれた恐竜コンテンツ、そのまま胡散霧消するか、生き延びる道を見つけるか。
案外、在野のアマチュア研究者たちに委ねているのかも。
遺伝子組み換え食品が平然とマーケットに陳列され、
福島の放射能汚染土が農地造成に利用されようとしている。
これから何が起きるのか誰にも分らない。
堤防は決壊し、濁流が流れ出した。
最後の台詞は(ざぁとらしッ)と失笑したけど、SF作品ぽい警鐘を響かせて自作へつなぐのはワザあり!
なっちゃん、邦訳うまくなったなwww
建設的なことにではなく、捏造と隠蔽に巨額を投資する世界。 我々人類...
建設的なことにではなく、捏造と隠蔽に巨額を投資する世界。
我々人類は、いつまで真実から目を背け続けるのだろう。
他の星から来たという設定の可愛いE.T.を見るように今作の恐竜たちを見た。
架空の世界からの架空の生物と現代人の触れあいの物語。
またもや勝手な勘で、この映画が伝えたいメッセージはズバリ、「無いことを在るように思わせることは簡単なことだ。遺伝子組み換え等の研究にも加担しないように。例えば、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの被験者になることすら自滅的なことだよ」ってことかな。
前作でハイヒールだったブライス・ダラス・ハワードが再びクレア役で登場したのは嬉しい。
今作で初登場した複雑な生い立ちを持つ少女メイジーの存在に深みがある。
落ちるところまで落ちた
前作がそれなりに面白かった記憶があるから自分の評価を確認しようとレビューを探したがなかった。
と、いうのも、本作を観ているあいだ中、こんなんだったっけ?こんな脳筋系だったっけ?なんなんだコレ?と、終始頭の中をめぐったからだ。
娯楽系の作品であるから細かい辻褄や整合性や物理法則の無視などはどうでもいいが、ラストの是非は置いておくとして、相変わらずお金にしか興味のない大人の悪役を懲らしめるだけのような、80年代のチープなアクション映画のような出来の悪さだった。
思い返してみれば、ジュラシックパークの1とか、娯楽系作品ではあったけど、それっぽく見える知的さみたいなのがあったと思うよ。恐竜の迫力と人間の知恵とでもいうのかな、そういったもので作品を構成していたと思うんだよね。
それが本作ときたらただのB級モンスターパニックに成り下がってしまった。
こんなことならいっそ、クリス・プラットは諦めて、筋肉が売りのアクション俳優を主演に据えた方がまだ見れる。例えば恐竜と並走するジェイソン・ステイサムとか、ドゥエイン・ジョンソンとか、なんならシルベスター・スタローンの方が映えると思うよ。それで、超強い新型恐竜をパンチで伸しちゃうとかの方が面白く観れたはずだよ。
とりあえず、ジェフ・ゴールドブラムが見れたのは嬉しかったけど、ちょっと厳しめに☆一つにしようかな。エンディングに呆れたのもあるしね。
火山のもとで‼️
今作は前半は火山が大噴火するイスラヌブラル島からの恐竜の救出ミッション、後半は恐竜の売買に絡む陰謀に主人公たちが挑む‼️もちろん両方で恐竜に襲われながらですが‼️前半は恐竜に襲われながら恐竜を救出するという大変な任務に火山噴火のパニックが重なり、なかなか見ごたえがありました‼️取り残された恐竜たちの姿にウルウル・・・後半は恐竜の売買に人間のクローン問題まで絡み、最終的に全ての恐竜たちが逃げ出してしまい、これからは共生共存していこう‼️そんなバカな‼️普通に街中を歩いていると道端で人が恐竜に喰われている日常‼️そんなのヤダーッ‼️クローン問題も中途半端だし、もうホント物語的に破綻してますよね‼️前作で初登場したモササウルスもゲートが開いていざ大海原へ‼️期待を抱かせといて以降全く出番ナシ‼️前作がティラノのハイブリットだったから、今回はラプトルのハイブリットでいいだろ‼️みたいな安易な発想‼️前作はティラノがやっつけてくれたから、今回はラプトルのブルーに任せよう‼️君たちはただ逃げ回っていればイイよ‼️少しは怒れよ、クリス・プラット‼️
文句なしの面白さ!
2023年5月4日
WOWOWのシリーズ一挙放送にて。
恐竜をペットとして保有したいという金持ち向けの恐竜オークションが開かれる。
そこで戦闘能力の高い改良種が展示されていたことで騒動が大きくなる。
そもそも、恐竜はクローンとして試験管で産み出されたのだし、ロックウッド邸の地下でも恐竜の品種改良が行われていたのだとすると、わざわざ島から危険をおかして正獣を運んでくる必要はなかった気がするが、捕獲した恐竜だからこそ高く売れるのかもしれない。
いよいよ本作で「ワールド3部作」のテーマである恐竜の軍事利用計画が形を見せてきた。
そして、衝撃的なクローン少女の登場。
次作(最終章)でこれらが発展、回収されるのだが、本作ではまだ軽く触れるに止めた感じだ。
****以下、公開時のレビュー****
このシリーズは期待を裏切らない。
島の火山が活性化して避難しなければならないなか、恐竜で一儲けを企むバカ野郎が恐竜を持ち帰る。
金持ちの道楽に、ペットとして恐竜を売りつけるだけでなはい。かなりヤバイ研究をしていて、恐竜に付加価値を持たせようとしている。
シリーズ5作目だが、新三部作の2作目ということなのだろう。
「ロスト・ワールド〜ジュラシック・パーク」がそうだったように、本作も恐竜がアメリカ本土に上陸する。
だが、今回上陸するのは1頭や2頭ではない。
しかも、ロックウッド本邸のインドアで大暴れを繰り広げるという展開。
人類にとって驚異となったクローン恐竜は、自然の摂理を無視した人類の横暴の犠牲という位置付けであり、一作目からその基本路線は変わらない。
また、恐竜に追われる子供がシリーズの必須アイテムだが、今回はロックウッドの孫娘が登場。
この孫娘の秘密が極めて重いのだが、ずいぶんあっさりと受け入れられていて、映画自体はあくまで軽い。
隠れた子供に迫り来る恐竜を影で見せるようなスピルバーグの映画的文法が踏襲されていて、全体的には良質のアトラクション映画だった。
逃げた恐竜たちはいずこへ
恐竜の住む自然の壮大なスケールとアダムスファミリーに出てきそうな洋館の対比が面白いし洋館の内部に至ってはその外観から想像もできないような構造になっていて最後はそこで恐竜が大暴れする。
火山や恐竜から逃げるときのドキドキは結構なものが合ったし、火山流が吹き出ている島から脱出するときに助けてやれなかった恐竜の遠吠えは悲しく、メイジーの生い立ちはかわいいだけにさらに悲しく、怖いだけの話ではなく、うるっとくる場面も多いストーリーであった。
それにしても保護した恐竜たちをオークションにかけ次々買われていくがどこで飼うのやろ?
動物園で飼えるような代物では無いと思うけれど・・・
餌代もかかりそうだし餌の確保の大変やろに、知らんけど。
メイジーがボタンを押した理由は明かされないままで想像でしか理解できないのがちょっと残念。
恐竜である必要が全くない内容 危険な兵器を回収しに行ったら奪われて...
恐竜である必要が全くない内容
危険な兵器を回収しに行ったら奪われて取り返そうとする、というよくある映画を恐竜に置き換えただけ
9割が人間の話
ジュラシックパークシリーズとして扱うな別物だこれは
2022 150本目
前作に比べると全体的にスケールも評価も下がるかなぁ。
やはり島でのハラハラドキドキがなくなり館?とスケールダウン。恐竜もスケールダウンでした。
個人的には前作の兄弟にでてほしかった。
どうしてもジュラシックパークを超えられない
このシリーズを見ていると、ジュラシックパークって初めて見た時の衝撃がすごかったんだなって気付きますね😅
恐竜が現代で生きてる感動と迫力は、グラント博士が初めて生きている恐竜を目にしたシーンに凝縮されちゃってます。すごい綺麗で雄大なシーンでした、映画史に残る名シーン🥹🥹
恐竜って馬鹿で凶暴な生物じゃなく、賢いんだっていう恐怖感も、パークの時のラプトルで十分だったので、強化版恐竜みたいなことしなくても、天然の恐竜で十分なんだけどなあ😩
ジュラシックパーク見てない人なら楽しめるのかもなあ☹️☹️
ブルーがかわいい😃
マルコム博士せっかく出てきたのに😭😭😭
最新作に期待します🥹🥹
ただのパニックムービーに止まらない
人が退去したジュラシックワールド。
恐竜たちは生き生きと暮らしていたが、火山の噴火により、絶滅に追い込まれる。
レスキューに来た船に置いていかれ、なす術もなく噴火に巻き込まれてゆっくりと倒れゆく首長竜。
見ていて辛かった。
かつてはパークで営利目的で利潤だけを追い求めたクレア、前回の事件を機に変わり、いまは恐竜を保護する側にまわっていたが、騙されて恐竜を売買する企業に利用されてしまう。
子供も楽しめるように、ユニークな恐竜や笑いを入れながらも
恐竜を金や物としか見ていない人間
世界に残酷な人間が少なからずいることも、容赦なく描き出す。
彼らが作り出した戦闘用恐竜が、獰猛な本能のままに創造主を食い荒らすシーンはスカッとする。
そして、物語のキーワードとなる、ジュラシックパークを作った巨大企業の孫娘メイジー。
彼女は実はクローンだった。
炎にまかれ、追い詰められる恐竜達ー自分と同じクローンを、ついに人が住む世界へ解き放つメイジー。
クローン、人に作られた命であっても、
私たちと同じように感情があり、生きたいと思う。
いまや、倫理は置き去りにされ、中国をはじめ、どんどん新たに遺伝子が組み替えられた生き物が作られる恐ろしさ🧬
行き過ぎた科学への警鐘。
クローンの哀しさを
生き物への尊厳を思い出してほしい。
ただのパニックムービーではない、良作。
🦕 🦖 🦕 🦖
序盤のマルコム博士の名言
「何度、証拠を見せればいいのか、何度指摘すればいいのでしょう。人は自ら滅びようとしている。多くのレッドラインを超えました。
私たち人間の築いた社会は基本的に強欲と、それに、権力欲で汚染されている。
遺伝子操作の急速な進歩は、当然のように破局をもたらします。それは恐竜を再生した時から避けられない運命でした。
日常の中での突然の変化は仕方ない、そう言われる方も多い。
例えば交通事故とか死に至る病とか、人間の力では制御しようないものも存在しているのだと、織り込み済みであるが、それがいつ起きるかは人には予測できないと。
しかし、予測可能な変化もあるのです。それがまさに今起きました。
今日、人類は、恐竜との共生を余儀なくされています。彼らは、今、そこにいます。気を付けないと滅びるのは人類かも…。
我々は想像もできなかった脅威に直面している。
新時代の始まりです。
ようこそ、ジュラシック・ワールドへ。」
毎回ドキドキ
クリスプラット扮するオーウェングレイディは、ブライスダラスハワード扮するクレアディアリングの誘いに乗ってジュラシックワールドの恐竜を救う任務についた。その中にはオーウェンが育てたティーレックスのブルーもいた。
恐竜も恐いけど火山噴火も恐ろしいね。分かっていながら毎回ドキドキするよね。
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