ブラッド・ファーザー

劇場公開日:

ブラッド・ファーザー

解説

メル・ギブソンが元犯罪者のアウトローを演じるサバイバルアクション。かつて犯罪の世界に身を置き、現在はアルコール中毒のリハビリをしながら、トレーラーハウスで細々と暮らすジョン・リンク。彼のもとに数年前から行方不明となっていた一人娘のリディアがやってきた。ギャングと起こしたトラブルにより、警察、殺し屋から追われているリディアを守ることを決意したジョンは、かつて身に着けたサバイバル術を駆使し、敵を迎え撃つ。ギブソンが主人公ジョン役を演じるほか、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のディエゴ・ルナ、「ファーゴ」のウィリアム・H・メイシーが脇を固める。監督は「アサルト13 要塞警察」のジャン=フランソワ・リシェ。

2016年製作/88分/PG12/フランス
原題:Blood Father
配給:ポニーキャニオン
劇場公開日:2017年6月3日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

特集

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0テーマはメル・ギブソンその人か。

2017年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

監督や映画スターとしての存在感と同じくらい、私生活のお騒がせエピソードで知られるようになってしまったメルギブだが、本作の主人公の贖罪はまるでメルギブ本人のようだ。

アルコールに溺れ、家族は崩壊し、かつては暴力の世界にいた差別主義者。それが生き別れの娘と再会し、彼女を守るために命を賭ける。過去作へのオマージュ的な描写が多いというだけでなく、メルギブのためにあつらえたような作品。そもそもはスタローンの企画だったそうで、スタローンも好きだがこの役はメルギブに回ってきてよかった。

娘が失踪した理由や再会までどうしていたか、という背景をクドクド描くことなくスパッと切り捨てて、あくまでも父と娘が先を見据えようとする話になっているのもよい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
村山章

2.0魅力の無い親子の絆

2023年9月27日
Androidアプリから投稿

メル・ギブソンの無駄遣い。
ストーリーも主人公ジョンの
人となりが分からないので、
頼りになるのかならないのか
モヤモヤしながら進みます。
長年捜していた娘が自分を
頼ってくれたので一生懸命
頑張ります。
後半は自分の身を犠牲にしてまで
仲間を守ったのに、裏切られた
ことを機に無双が始まります。
一番頼りになるのが刑務所で
仲良くなった裏組織の人間とは
皮肉なものです。

結局、こんなどうしようもない
娘でも最後まであきらめず、
命を賭けて助けてくれた。
父の愛に感謝し前を向いて
生きていきますエンド。
死んだら親孝行できないやん。

ジョンの身元引受人の人が
一番まともだった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
to

3.0どこかで見たことのあるような一本

2023年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

やっぱりメル・ギブソンには、破滅型人生の集大成のような生き方が似合う。新作なのに既視感ありありの内容で、想像の範囲を1ミリも飛び出してないけど、ファンとしては満足の出来。

チープな予算で、撮り上げただろう一本は、これと言った見せ場のない、ガン&ドラマで、どこかで見たことのあるようなストーリーです。その分、俳優たちの演技を存分に楽しめます。

娘役のエリン・モリアーティは、まるで本当の親子のように振舞って感情の発露がうまい。メルの演技が相手を光らせるのでしょう。

ディエゴ・ルナも、相変わらず屈折した男の役がハマっている。
意外に良かったのが、ウイリアム・メイシーの落ち着いた演技。
とにかく、往時のメルを見てきたファンにとっては、満足の内容ですが、残念ながら、何一つ目新しさのない映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
うそつきカモメ

3.0俳優陣は今観るとかなり豪華

2023年5月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

仮釈放中のジョンは行方不明となっていた娘がギャングのトラブルに巻き込まれたことを知り…。

メル・ギブソン主演作ギャングとの抗争よりも断酒の方が辛そうなお父さんの奮闘劇。地味目な内容だが精一杯正しくあろうとした主人公がブチ切れる終盤は良い。

絶妙に小物な敵役はキャシアン・アンドーのディエゴ・ルナだし、主人公の娘役は『ザ・ボーイズ』のスターライト役のエリン・モリアーティなので今観ると俳優陣はかなり豪華で、そう言った点では魅力的な作品ではありました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
shotgun
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る