劇場公開日 2017年2月11日

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「助演男(?)優賞はクアッチ(アカハナグマ)。」世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5助演男(?)優賞はクアッチ(アカハナグマ)。

2018年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

単純

フツーを美徳とする村をおかしくする銀河団が現れた。大好きなおじいちゃんとおばあちゃんを救い出す為に6人の4歳児が立ち上がる。

子どもはみんな問題児。にしてもハナグマ・ギャングは悪びれることを知らない。笑
オープニングから愛らしさ爆発の6人の発想力はまるで絵本そのままで「おとな」の思う「フツー」なんてなんにも面白くないんです。それはおじいちゃんとおばあちゃんの影響もあって。きっとその間の世代は「世間」に紛れることを覚えちゃったんですよね。それも仕方ない。(ただ、ここの大人なかなかフツーではないです笑)

子供たちの表情は本当に豊かで、他の子がセリフを言っている間にあくびしたり鼻くそほじったり本当にナチュラルなんです。言わされてる感もまた愛嬌。
「動物実験はもう、時代遅れ」なんて尖ったフレーズも飛び出してくるので「フツー」に溺れる「おとな」に向けたメッセージも多々読みとれますが、日常から抜け出すためにひとしきり子供たちの歌とかわいらしさにほのぼのと過ごすのもいいのではないでしょうか。

yuki