オン・ザ・ミルキー・ロード

劇場公開日:

オン・ザ・ミルキー・ロード

解説

「アンダーグラウンド」の名匠エミール・クストリッツアが9年ぶりにメガホンをとり、「007 スペクター」のモニカ・ベルッチをヒロインに迎えて描いた人間ドラマ。クストリッツァ自らが主演を務め、戦争の混乱の中で運命に翻弄される男の波乱万丈な人生を描く。戦時中のとある村。ロバに乗って銃弾をかいくぐりながら兵士たちにミルクを届ける牛乳配達人の男は、村の美しい女性に愛されて幸せな毎日を送っていた。ところがある日、謎めいたイタリア人美女と恋に落ちたことで、男の人生は一変する。イタリア人美女の過去が原因で村が襲撃され、2人は危険な冒険の旅へと身を投じる。

2016年製作/125分/G/セルビア・イギリス・アメリカ合作
原題:On the Milky Road
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2017年9月15日

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映画レビュー

5.0こんな映画、クストリッツァにしか作れない

2017年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

宗教画のような厳粛さを持ちながら、スラップスティック・コメディが始まり、動物たちと人間が共存によるシュールな世界が展開する。戦争中の小さな村には悲壮感はなく、溢れんばかりの生のエネルギーが充満している。
舞台となる架空の村では、戦闘行為をしながら食事を準備し、銃弾の飛び交うなか雑談する。生活の中に戦争があり、戦闘行為がまるで人々の生活の一部であるかのようだ。
戦争終結をが宣言されてもヒロインの花嫁(モニカ・ベルッチ)は、終われ続け、終わったはずの戦争はずっと終わらない。遂には主人公と逃避行に出るが、どこまでも行っても戦争の影。
狂騒的な結婚式、迫力のウンザミュージック、笑いと涙と怒りが渾然一体となったクストリッツァらしい作品だ。

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杉本穂高

5.03つとは、昔戦争があった事、戦争が終わった事、蛇がミルクを飲む事

2024年1月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.0モニカ・ベルッチとラブシーンしたいから作った

2023年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

…訳ではないと思うが。
初めてのクストリッツァ。日常の中の戦争/戦争の中の日常、ということでコメディタッチなのもあってどこか某アニメ作品を連想したりしなかったり。
シリアス部分もあるけど、全編に漂う緩さを楽しめるかどうかで、本作の評価も違ってくるだろう。

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なお

4.0「3つの実話と寓話を散りばめた」とテロップが流れるものの、どこまでが実話なのかなんて結局わからなかった(汗)。

2021年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 5件)
kossy
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