劇場公開日 2016年6月4日

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「ツッコミどころはあるけれど・・・、不屈のヒロインの壮絶な戦い。」その女諜報員 アレックス 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ツッコミどころはあるけれど・・・、不屈のヒロインの壮絶な戦い。

2016年6月14日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:次から次へと展開される怒涛のアクションが圧巻で、思わず息を飲む。強敵の刺客を前にして、主人公がいかに反撃に転じていくのかに、ハラハラさせられる。
否:謎が残る伏線が多いので、納得出来るかは観る人次第。設定にツッコミどころも多く、グロシーンもかなりある。

 アクションはかなり迫力があります。息もつかせぬ壮絶なアクションが、次から次へと繰り広げられ、圧倒されます。不測の事態に巻き込まれた伝説の元諜報員が、迫る追っ手を巧みに交わしながら反撃に転じていく様子は、観ていて痛快で手に汗握ること請け合いです。
 ただ一方で、設定やストーリーにはやや無理があるように感じてしまうほか、最後まで説明されない伏線も多く、
「あれ?これは・・・こういうことだったの?」
と自分で想像するしかないので、少し消化不良感も残ります。
 あまり深く詮索するよりも、純粋に圧巻のアクションを堪能した方が良い、そんな作品といえそうです。

映画コーディネーター・門倉カド