グッバイ、サマー

劇場公開日:

グッバイ、サマー

解説

「エターナル・サンシャイン」「僕らのミライへ逆回転」などを手がけたミシェル・ゴンドリー監督の自伝的作品で、14歳の少年2人が夏休みに旅をするロードムービー。女の子のような容姿でクラスメイトから馬鹿にされ、多くの悩みを抱えている画家志望のダニエル。ダニエルのクラスに、目立ちたがり屋で変わり者の転校生テオがやってくる。周囲から浮いた存在同士、意気投合したダニエルとテオは、息苦しい毎日から脱出するため、ある計画を思いつく。それはスクラップを集めて、自分たちで作った「夢の車」で夏休みに旅に出ることだった。「アメリ」のオドレイ・トトゥが出演している。

2015年製作/104分/PG12/フランス
原題:Microbe et Gasoil
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2016年9月10日

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(C)Partizan Films - Studiocanal 2015

映画レビュー

4.0奇才の原点を垣間見ることができる自伝的冒険ストーリー

2017年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

世界を歓喜させる才能を持ちながら、決してメインストリームに流されることのなく、やりたい場所で、やりたい作品とだけ格闘し続ける奇才ミシェル・ゴンドリー。彼の自由なスタンスと唯一無二の創造性が一体どこから湧き出るのかいつも不思議でたまらなかったが、自伝的要素を併せ持つ本作では少なからずその源泉を探ることができる。彼が少年だった日々、親友の男の子と繰り広げる奇想天外な家出の旅。それもスクラップをかき集めて、住居にも変身できる車を作り上げてしまうのだから(ここら辺は自伝ではなく創作のようだ)、観ている側もあの夏の少年に戻ったみたいにドキドキしっぱなし。トリュフォー映画を思わせるような繊細かつ大胆な会話や、彼を見守る家族の絆も根っこの部分でグッと暖かく、何よりも輝いているのが「みんなと同じでいたくない」という切なる思いだ。その延長線上に今の作家性があるのだと考えると、ファンならずとも感慨深い想いを抱くに違いない。

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牛津厚信

3.0風俗理髪店

2023年1月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2023年1月28日
映画 #グッバイサマー (2015年)鑑賞

#ミシェル・ゴンドリー 監督の作品と言うことで期待値は高かったです。
14歳の息子のお母さん役に、#オドレイ・トトゥ って感慨深いな。

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とし

5.0さいこう

2022年5月24日
iPhoneアプリから投稿

1番好き
無邪気な子供の頃の冒険を自分も味わえた気がした。そんなシリアスなところがなく笑って見てられたからすごい楽しかった。どこで仲良くなるかなんてわかんないよねww深い関係になるかどうかに一緒にいた時間は関係ない

ダニエルがラグビー部から逃げてる時にテオが「ゲイジュツカー!」って言って再会するところとか、相棒だけどくっつきすぎずないで小馬鹿にしあったりするところとか、私はあんま体験したことないから憧れちゃう

サムライカット
ラグビーボールにどんだけがっつくねん
オシャンティーなんよ

セリフのテンポがいい、コミカルで好き。こんな感じの映画で他におすすめあったら教えてちょ!

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ikemencorrector

3.5【”自作のオンボロ家の形の車で旅に出よう!”性と恋愛と親との関係に閉塞感を抱く少年二人の少しの成長を描く。】

2022年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 夏休みの映画と言えば、少年達のロードムービーだよね・・。-

・クラスメイトから小柄で女の子みたいな容姿をからかわれる日々を送る14歳の少年・ダニエル。過干渉な母親(ダニエル・トトゥ)にも、うんざり・・。

・ある日彼は、変わり者で機械好きの転校生・テオと出会い意気投合。
2人は息苦しい毎日から脱出するため、スクラップを集めて「動くログハウス」を作り、夏休みに旅に出ることにする。

<監督の思い出が元になったという自伝的物語は、思春期ならでは好きな女の子への気持ちや性や、親との関係性で悩みが沢山。
 そんな思いに駆られた二人の男の子の、少しだけのほろ苦い成長物語。>

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NOBU
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