劇場公開日 2017年4月21日

  • 予告編を見る

バーニング・オーシャンのレビュー・感想・評価

全123件中、121~123件目を表示

3.0邦題がイメージしやすい(というか原題がイメージしづらい)

2017年4月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

Filmarksで当選した、神楽座(飯田橋)での試写会に参加しました。

いや、ものすごい映画でした。
世界最大級の人災を扱った映画ということで、すごいことになるのはわかっていて観ているわけですが、それでも圧倒される迫力。
これはやっぱり大きなスクリーンで観るのがいいんじゃないかな。おうちのビデオとかスマホやタブレットでは、この迫力は伝わらない気がします。

痛々しい怪我の、あるシーンでは、血に弱い人は、ちょっと気持ち悪くなるかもしれません。
でも、最悪の状況の中で最善を尽くす人々のドラマは胸を打つものがありました。

それにしても、起こるべくして起きた人災。
責任者への起訴が取り下げられたというのが、なんだかもやもやします。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ちな姉

4.0恐ろしい

2017年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

ビジネスを優先しすぎて起こった事実としての悲惨さと暴走した兵器からの脱出というハラハラする映画的面白さが良いバランスで表現されていると思いました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
cpeg

4.0世界最大級の人災

2017年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

2010年4月20日にメキシコ湾沖80kmで作業中の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で発生した原油流出事故をリアルに再現する本作からは、「欲張りの丸損」、「大事の前の小事」、「愚者は失敗に懲りず、凡人は体験して初めて気付き学び、賢者は未萌に将来の危険を察知する」という言葉が浮かぶ。
様々な事情で工期が遅れて予算が超過した「ディープウォーター・ホライゾン」では、焦りから本来踏んでいかなければならない手続き、テストや工程毎のチェックを省略し、「多分大丈夫だろう」という過信や盲信の付けが回って大惨事を招いていく。
舞台の「ディープウォーター・ホライゾン」は、サッカー競技場程の広さのデッキと25層からなる高さを持ち、146人の居住スペースがある巨大施設。
これ程巨大ながら、自動船位保持装置を備えた半潜水式石油プラットホームで、海に浮きながら自動で位置を調節して大水深の海底から石油を掘削出来るという最先端技術施設。
しかし、どんなに優れた施設でも使うのは人であり、使い方を誤るとそれは牙を剥く。
「ローン・サバイバー」のピーター・バーグ監督と主演のマーク・ウォールバーグが再タッグを組んだ本作では、安全性を無視し、利益を最優先させて起こした大事故のパニックの中、掛け替えのない家族や恋人の元に帰ろうとする人々のサバイバルを、手に汗握るスリルと共にスケール大きく描いていく。
人にとって何が大切か、何を優先すべきかを、本作は世界最大級の人災を通して浮き彫りにする。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
玉川上水の亀