バーニング・オーシャンのレビュー・感想・評価
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脱出劇に終わってしまったのはちょっと残念
ストーリーのような事故が昔あったことは微かに覚えていたのですが、漏れ出した原油による海洋汚染のニュースがクローズアップされるばかりで、掘削船上であのようなことが起こっていたとは知りませんでした。映像は迫力満点で本当にスリリングで良かったのですが、事故の背景にある社会的な背景・問題を抉るところまで行かなかったのはちょっと残念。
最後まで集中して見ることができた作品です。
あっという間に終わった印象です。
洋上の大トラブルということでなのか、私は『タイタニック』と重なって見てしまいました。
今日は頭を使わず、わかり易い映画を見たいなと思って、この作品を選びました。
その通りで良かったです。
でもこの映画は、実話を基にしてつくられているんですよね。
映画を楽しみに見に行こうとか思っちゃったことが不謹慎だったかな、とエンドロールを見て少し反省しました。
原因をつくったあの偉そうな人物が生き残ったというのも、実話ならではだと思いました。
実際にアメリカで起きた海上油田での大爆発事故。制作主演がマークウォ...
実際にアメリカで起きた海上油田での大爆発事故。制作主演がマークウォーバーグ君。
会社が巨大になりすぎると、どこかで歪みが生じるのか。成果を重視するあまり、大事な事がおろそかにされていく。
ルールに従いしっかりやってきたが故の長年の無事故を盲信し、利益を優先する人間が安全をぶち壊す。JRの脱線事故や原発事故を思い起こす。
この事件に関わった人々のその後について、お約束のエンドロールで説明がでてきたが、事故の原因となった人間はきっちり裁かれたようだ。
しかし世の中にはもみ消されたり、下の人間に罪を着せたり、裁かれない人間も多い事だろう。
この映画を見て心当たりのある人はぜひ反省して欲しいところだ。
もみ消してしまう組織はまた同じ過ちを繰り返していくのだから。
実話を元にした映画だけあり、見ごたえがあり、大爆発映像も迫力満点。
そんなニュースあったかな?レベルの認識しかなかったが、やはり実話ベースの映画は勉強になる。
内容:星2、映像:星4
冒頭、真実のみ話すことを誓うか云々の裁判シーンの音声が挿入。これから描かれる内容がより真実に近いんだなと思わせる。その誓いゆえか、(多分)真実のみを追いかけたストーリーになっているので、中盤までは大きな起伏、演出がなく退屈感は否めない。登場人物の描きも主人公以外は弱くインパクトがない。もっとドラマチックな脚色があっても良いのじゃないかなと。
しかし後半の映像は迫力満点で目を離せないシーンの連続。この部分だけでポイントを稼いでいるような。ここのレビューでも評価の星がそれほどではないけど、全体的に「凄かった」的な感想が多いのも頷けます。
惜しむらくは事故の責任の所在があやふやで、ここはもっと深く掘り下げてほしかった。最後の「息子はどこだ」と食ってかかる人を登場させたことで、主人公の家族の再会シーンを素直に喜べなくなってしまったことも後味の悪さを感じてしまいます。喜んではいけないのかもしれないけど・・・。
爆発の恐怖感
胸が苦しくて苦しくて痛かった…
罪のない人が無くなるのは悲しいな…
帰るべき場所に帰れた人はまだいいけど、亡くなってしまって家族と抱き合うことができなかったひともいると考えると涙が止まりませんでした。
いかに残酷な事件だったかということがわかりました。
この映画でこの最悪な事件が世間から忘れられないといいなあ、そんな映画だった
凄い映画だった!
実話を基にしたフィクションは脚色に限界があるのでつまらないものが多く、全然期待しないで見た。とにかく眠くなって眠ってしまわないことを祈って見た。そしたら、序盤から引き込まれて主人公に感情移入して映画の中に入り込んで、事故現場にいるような感覚に陥った。一番前の席で見たからものすごく迫力があった。3Dや4DXで見たらド迫力で気絶したかも!吹替はヤダけどね!これは2Dでも映画館で見るべし!音も非常に迫力があって良かった!映画を見てこんなに興奮したのは久しぶりで、不謹慎かもしれないが楽しかった。この映画でこの事故のことを初めて知ることができたことはとても大きい。二度とこんな事故が起きないよう再発防止に努めてほしい。
悲しき人災
親会社との確執有り、作業員の人間模様有り、ど派手な災害シーン有りと見所満載。
キャストも役柄に合っていた。
マルコビッチの嫌な奴振りは凄い。
とは言え、立場上仕事を進めているだけで、成功していたら讃えられていたのだろうから難しい所な気がした。
親会社と下請け
実際に、メキシコ沖で発生した油田炎上事故 期日が遅れていて安全試験をするなと言う親会社 しかし危険な作業のため 譲らない現場のリーダー しかし事故は、起きるべき起こってしまうのだ!そそくさと逃げる幹部 現場に残って最後まで頑張る作業員たち。なんか腹立ちが湧き上がる作品だ。マークウォルバーグ カートラッセル 奥さん役のケイトハドソンが、素敵
ドキュメンタリー好きには堪らないかも
こんなに大変な事故をほとんど覚えていませんでした。
結論としてはとても良かったです。
映画がどれくらい真実を表しているのかわかりませんが観ていてシラケるところがなかったのはとても好印象!
エンターテイメント性もゼロではなく、炎上爆発シーンは不謹慎ながら迫力に圧倒されました。
残念ながら犠牲者も出ているため手放しで喜ぶことは難しい。けれども主人公の姿はやはりヒーローでしたね。
配役もとても良かったのではないでしょうか。
ジョンマルコヴィッチは本当にお見事。
あの憎たらしさといったら!(笑)
テレビなどで15分ほどの再現映像にまとめられることもある大事故モノ。
ちゃんと映画化されるとこんなにも心に沁みる作品として成り立つというお手本のような映画だったと思います。
終盤の怒涛の展開
原作を元にしたという作品の性質上、途中までは静かな波のない展開であまり惹きつけられませんでしたが、
噴出してからの瞬きできないくらいハラハラドキドキの展開でとても満足できました。
二度とこのような事故を起こしてはいけないという教訓が伝わってきた作品でした。
じわじわどっかん
この手のを作らせたらハリウッドはやはり凄いねぇ。しかも最近の流れなのか、変にヒーローしてない、事実に沿った感じが好感触。と、ともに怯える程の臨場感。ただしフラッシュシーンが多いのでクラっと来ちゃう人がいるかも…。
技術屋なら観るべし
上が小賢しいとこうなると言う、見本か?
あまり観たい映画ではなかったが、安全性で妥協してはいけないと感じた。
光の明滅が激しいので苦手な人は注意。
ストーリーとしてはやや眠く感ずるところもあるが、飲み物を飲むのも忘れて観入ってしまうのも事実。
突如襲った絶望。生き延びるためのそれぞれの奔走。
【賛否両論チェック】
賛:実際に起こった火災現場の緊迫感がひしひしと伝わってきて、その中で必死に生き延びようともがく人々の戦う姿に、胸を打つものがある。
否:ホラー映画のように、急に驚かせるシーンがかなりあるので、苦手な人には向かないかも。
やはり実際に起きた事故だけあって、その描写はかなり淡々としていて、なおかつリアルです。逆に言うと、何の前触れもなく急にトラブルが起きるので、まるでホラー映画のように急に驚かされる部分も多く、苦手な人には向かないかも知れません。
突如として絶望的な状況下に追い込まれ、パニックになる作業員達。その中で、主人公・マイクや主任のジミーも含め、なんとか生き延びようと奔走する姿が、非常に痛々しく映るのが印象的です。
ハラハラするというには不謹慎なほど、息詰まる事故の様相を、是非ご覧になってみて下さい。
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