疑惑のチャンピオン

劇場公開日:

疑惑のチャンピオン

解説

長年にわたるドーピングにより、自転車競技界から永久追放を受けているロードレース選手ランス・アームストロングの栄光と転落の人生を映画化。イギリスのサンデー・タイムズ紙記者によるノンフィクションをベースに、「クィーン」のスティーブン・フリアーズ監督が描いた。25歳で発症したガンを克服後、「ツール・ド・フランス」で7年連続総合優勝の偉業を達成したランス・アームストロング。ガンで苦しむ多くの人々に勇気を与え、競技外ではガン患者を支援する慈善活動に尽力するアームストロングは、人々から賞賛を集める、まさにスーパーヒーローだった。しかし、1人のジャーナリストの追及により、アームストロングの衝撃の事実が次々と明らかとなる。アームストロング役に「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」「ザ・ブリザード」のベン・フォスター。

2015年製作/103分/G/イギリス・フランス合作
原題:The Program
配給:ロングライド
劇場公開日:2016年7月2日

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PHOTO BY LARRY HORRICKS (C)2015 STUDIOCANAL S.A. ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

3.0勝利に取りつかれた男

2023年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

興奮

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こまめぞう

3.5スポーツビジネスとマスメディアの闇

2019年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

人は、信じられるものを探し求めるあまり、事実らしいものを偽造してしまう傾向があるのかもしれない。マスメディアは、この傾向を極端に強める道具になっている。マスコミが作った熱狂を、マスコミの内部で真実の追求の名の下に突き崩そうという抗争があるのは、自己矛盾だと思った。人間誰しもが持っている優しさや正義は、偽善や功名心と渾然一体となっている。それがメディアを通じて色んな人の利害を巻き込んでいくと、物凄く歪んだ極端な虚構が出来上がる、という構図をとてもよく表す具体例だと思った。

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a0064

3.0勝てば官軍

2018年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

勝つためなら何をしてもOK。
そんな狂気を淡々と描いた、実話ベースのドラマ。

別に薬物使用を肯定するつもりはないけど、
純粋にもっと強く、もっと速く、と追求したとき
そこにドーピングが含まれることは
ある意味で自然なのかも、と思ってしまった。
もちろんルールで禁止されてるし、倫理的にNGというのはあるんだけど。

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mar

3.5ここまでとは…

2018年7月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

僕がツールドフランスを見てたのが丁度ランスアームストロングが6連覇7連覇する頃で、ツールと言えばランスであった。
それからツールを見なくなり、久しぶりに触れたツールドフランスはランスアームストロングがドーピングで7連覇剥奪のニュースだった。

僕も何処かで癌を克服したヒーローがそんな事するわけない。と思って恐々観てみたら、
思ってた以上に汚れたダークヒーローだった。

まず、自己中心的で高圧的な性格に幻滅し、
禁止薬物に溺れて行く様に悲しくなった。

癌になる前薬物に溺れて、癌以降薬物から遠ざかるなら分かるのだけど、それ以降さらに摂取して体を痛めてまで薬物に手を出す、その心理はなんなのだろう。
死を身近に感じて、何としてでもなにかを成し遂げようと思ったのだろうか?

ある格闘家が相手がドーピングしてても構わない、
勝てば良いだけ。と言っていたのを思い出し、
ドーピングしてでも勝ちたい。と言う気持ちはアスリートとしてはやり方は絶対悪だけど、
正しいような気もしている。
それにしてもツールと言う世界自体が汚れすぎてて、
今はクリーンなのかとても気になりました。

自分だけ陽性になり、全部喋り始める本チームメイトも、ラストにツールには絶対的な勝者が必要なと言うランスアームストロングも、みんな狂ってた。

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奥嶋ひろまさ
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