バンド・コールド・デス

劇場公開日:

解説

「ラモーンズ」や「セックス・ピストルズ」よりも早くパンクサウンドを生み出した伝説の黒人3兄弟バンド「Death(デス)」を題材にしたドキュメンタリー。1970年代、モータウンサウンド全盛期のデトロイトで、反骨精神に満ちた歌詞に疾走感あふれるリズムという革新的なサウンドをつくりあげたハックニー3兄弟。レコード会社と契約直前にまでこぎつけたものの、会社からバンド名の改名を迫られデビューを断念する。その決断の裏には、彼らが幼い頃から言い聞かされてきた父の教えがあった。バンドはその後も報われない運命をたどるが、長い時を経て、思わぬ奇跡が起きる。そんな彼らの歴史をひも解いていくと共に、家族間の深い絆を描き出す。ミュージシャンのアリス・クーパー、俳優のイライジャ・ウッドら、「Death」の魅力を知る人々のインタビューも収録。サウス・バイ・サウスウエスト映画祭で観客賞を受賞した。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。

2012年製作/96分/アメリカ
原題:A Band Called Death
配給:Akari Films
劇場公開日:2016年1月16日

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映画レビュー

4.0黒人三兄弟

2016年11月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

興奮

デトロイトはやっぱりモータウンだがMC5とI・ポップが個人的にデトロイト。

黒人ならR&Bやファンク路線な年代にMC5やI・ポップに続く音楽をRamonesよりも早いPUNKをBad Brainsよりも早い黒人のバンドを。

知れて良かったDeathを。

デスの誕生秘話にデビューする為の困難な経緯に兄弟の家族の話からカリスマなデイヴの人間性と中盤以降からのデスの盛り上がりの過程がしっかりと作られていてドキュメントとしては最良。

ヘンリー・ロリンズにジェロ・ビアフラのインタビューもPUNK、ハードコア・パンク好きには堪らない。

デスは本当に格好良いバンドであるのは確実でロックンロールアルバムとしても最高。

自伝の映画化にしても良い位なドラマティックを自で行く兄弟のバンドとしての物語が儚い。

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万年 東一

3.0ファンのみならずとも興味深い。音楽一家の様々な人間模様。

2016年1月20日
PCから投稿

悲しい

知的

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:1つの音楽一家の姿を通して、様々な人間模様を感じ取ることが出来る。音楽好きにはオススメ。
否:やはりドキュメンタリーなので、全く興味がないと退屈すること必至。

 1つのバンドの盛衰を追ったドキュメンタリーではありますが、そこには家族の様々な人間模様が映し出されています。苦楽を共にしてきたにも関わらず、最後にはたもとを分かつしかなかった兄弟や、父や叔父の若かりし頃の音楽を知り、それを世間に伝えようと奔走する息子達、そしてそんな息子や孫の活躍を、温かく見守り続けた母。多彩な角度からの人と人との絆に、ファンのみならずとも興味深い作品に仕上がっています。
 ただやはり、いかんせんドキュメンタリーなので、全く興味がないと、正直厳しいものはあるかと思います。
 音楽に少しでも関心がある方は、観ておいて損はない作品です。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0暑苦しく美しいお話

2016年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ノドチンコ見えるくらい大きく口を開けて笑うところ、最高。
外国人の表情って強いなあ。ずるいなあ。一気に心を持っていかれる。

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