シビル・ウォー キャプテン・アメリカのレビュー・感想・評価
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The Russos Practice Packing Sardines in a Can
Approaching the finale to The Avengers, which featured like twenty movies shoved into one, Civil War gave the franchise some momentum in practice throwing a bit of everybody in together like they had already been doing this since the first Avengers movie. It's a mess, but the introduction of Black Panther and a new Spider-Man are fun Marvel moments. The special effects look good six years later.
バッドエンド
世界を守る戦いで敵だけでなくアベンジャーズも民衆に被害をだして世論が反発。アベンジャーズも意見が別れる。
ウィンターソルジャーが犯人扱いされキャプテンアメリカがかばうことになる。実は犯人によって仕組まれた罠。
敵の影が薄い。ウィンターソルジャーはスタークの親を殺してる。
キャプテン失格やん
各ストーリーを紡いで、いざインフィニティウォーを自宅で観賞しようとレンタルしたらこのディスクが入ってた。側はインフィニティ〜だが中身はコレ。オイオイTSUTAYA許さんぞ!と思いながら、アベンジャーズ系映画の流れを確認したらこの映画が抜けていた事に気付いた。別に観る気は無かったんだからね?とかツンしながらとりあえず観賞したが、このストーリー要る?が素直な感想だった。アベンジャーズ解散とメンバーの仲違いだけのストーリーをここまで派手にする事無くない?引き伸ばそうとする金のニオイがプンプンしますわ。お互いが庇い合いながら戦っているのは解るが、さすがにこの映画に限ってはトニーが正しいでしょ。特にキャプテンとロマノフは裏切りが酷過ぎて吐き気がした。しかも海中の牢獄で捕まったホークアイ等のトニーへの暴言も酷過ぎだった。やっぱり、このシリーズは笑いを挟まない内容だとつまらないという事が解ったね
正直この映画の見所は、エミリーヴァンキャンプが綺麗だな位しか無かった。こんな胸くそ悪い気持ちになった映画は久しぶりでした。ちなみに、TSUTAYAへ返却の際に中身が違ってた事を伝えたら、一枚レンタル無料券を貰えた。ストーリー抜けを未然に防ぎ、無料券配布もして頂けたTSUTAYAに感謝しかないわ笑
キャップの信念⁉️
平和の代償とはいっても、一般市民の方を巻き込んでしまったアベンジャーズの戦い‼️そこでこれからは国連の下で活動してほしいという要請を受け入れるアイアンマン=トニースタークと、そんな事では自分たちの意思で戦えないと拒否するキャプテン・アメリカ‼️同じ頃、破壊テロの容疑者としてキャップの親友バッキーが指名手配され、彼を追うアイアンマン派と、バッキーの無実を信じるキャップ派が対立する・・・。この作品のアクション描写は素晴らしいと思います‼️それぞれのヒーローたちが個性を活かして繰り広げるアクション、ブラックパンサーとスパイダーマンのオリジンとしても完璧だと思うし、空港でのアイアンマン派VSキャップ派の戦いもそれまでのMCUで最高のモノでした‼️しかし私はこの作品のキャップが大嫌い‼️自分の意思や信念で戦うべき⁉️キャップの信念とはいくら親友のバッキーを助けるためとはいえ、全く関係のないホークアイやアントマンを巻き込むことなの❓その結果、二人は「インフィニティ・ウォー」で出番がなかった‼️そしてクライマックスでのキャップとアイアンマンの一対一の戦い‼️ここでの戦いで明らかにアイアンマンは手を抜いています‼️アイアンマンの機動力を全て投入すればキャップなんか瞬殺なのです‼️多分これはアイアンマンの中でキャップへの友情がまだ残ってるから‼️なのにキャップときたら、シールドでアイアンマンのアークリアクターを破壊している時の眼‼️あー恐ろしい‼️そしてラスト、刑務所からファルコンことサムだけを救出してるのもおかしい。ホークアイとアントマンも助けてやれよ‼️まぁ二人には家族がいるからということなんでしょうけど‼️とにかく私は天邪鬼のせいかもしれませんが、この作品のキャップはホント嫌いです‼️
トニー派です
キャプテンがメインの映画とはいえ、彼のエゴが正当化されすぎた、MCUで1番スッキリしない作品だった。
まず、冒頭でペギーが亡くなって、キャプも大事な人を失ったみたいな描写があるけど、安らかに眠ることと、急に誰かに命が奪われることはあまりにも違いすぎるんだよね。だから私は、ジモの気持ちも、ティチャラの気持ちも、トニーの気持ちもわかるし、なんならキャプもバッキーをソルジャーにしたヒドラをボコボコにしてたじゃん。なのに親友に向けられた復讐心は許容できないってダブルスタンダードすぎる。ウルトロンのときのトニーの世界平和のための独断と、今回のキャプの友達を守るための独断(←他のソルジャーを止めに行くが第一目的なら大人数で対処した方が安全なのにそれをしなかったから)は、全然同列じゃないと思う。
加えて、一般市民に及んだ被害に対しての反省が見えないのもキモい。さすが第二次世界大戦を生きた人って感じ。現代人は自分の命を大義のために捧げる覚悟なんてないし、いつ死ぬかもわからない恐怖と隣り合わせでもない、ってことをまるでわかってない。戦時中で得たものさしで判断するから、現代(トニー)と合わず、すれ違いが起きたと個人的には思ってる。現実的なことに一切触れない爽快系アクションならまだしも、そういうことを取り上げるなら、もう少し失った命を重く受け止めてくれないと、なんのためのヒーロー?ってなっちゃった。
あと細かいところだと、バートンは法を犯す覚悟の上で来てるのかと思いきや捕まったことに逆ギレしてるの何故?当たり前だろ?って感じだし、ナターシャも裏切ったの自分なのに図星さされて離れてくって子供すぎるだろって思ったし、ワンダも途中まで私が外出たら傷つけるって大人しくしてたのに急に閉じ込められたことになっててどうした?って思ったし、バッキーも意識がなくても自分がやったって認めるんだと思いきや、結局向けられる怒り(トニー)から逃げて反省タイムもう終わり?って感じで、モヤモヤするところたくさんあった。
ビジョンのド正論とスパイダーマンの可愛さがこの映画の救い。
結論、誰かの死に心を痛めたり、情勢をよむ現実的なところもあったり、でもヒーローだから立ち上がっちゃう人間味のあるトニーが私は好き。
キャップの我儘ぶりにただただ引く映画
平和のために組織に属するか、正義を貫くために自由であるべきか?
冒頭に取り上げられるテーマは面白いし、考えさせられるなあとワクワクしながら観てた。
でも実態は旧友を依怙贔屓しまくるキャップの話で、その動機行動に共感は全くできない。最終的にトニーの判断が間違ってるように描いてるのも納得いかない。
先に挙げたテーマはどちらが正しいとも悪いとも言えないすごい難しい問題だから、どちらかに傾くような流れは許容しづらい…
(自分がトニー派だからなのもあるけどそれ抜きでもイライラが収まらない)
洗脳されたとはいえ友達の犯した罪は重く、彼一人を救うために自分が犠牲にしたもの(空港の物的損害も刑務所の警備員たちも)へのケリもつけず逃げて隠れるようなやつが正義のキャプテン名乗っていいのか。
トニーの両親の悲劇を黙っていたことは明らかに自分の弱さ故なのは明らかなのに最後の手紙で「かもしれない」だとか、「必ず駆けつける」だとか、お前何様だよって思いながら聞いてた。
(吹き替えで見たから原文はわからない)
最初のテーマを巡るにはあまりにキャップのエゴが強すぎて全く応援できないしヒーローじゃない。ウインターソルジャーの罪から目を逸らして二人がかりでアイアンマンをめった打ちにする姿には怒りと失望しか感じなかった。
…それ以外はとても面白かったんですけどね。出来が良いだけに怒りでイラつき頭痛マックスなのでこの勢いのままインフィニティウォー観てきます。
個人的には鬱エンド
キャプテン・アメリカ第3作。MCU第13作品目。
私が期待したようにヒーローVSヒーローという構図で、この対立が有耶無耶になることなく最後まで続き、ジモ大佐の動機も理解ができたし、面白かった。
個人的にはトニー側(秩序側、ソコヴィア協定賛成派)の方に正しさを感じており、アベンジャーズとしての活動の誇りとも、バッキーへの未練とも言えるキャプテン・アメリカ側にはあまり共感できなかった。映画内では終始、トニーが「エゴだ」と言われる場面が多かった。これはウルトロンの一件を踏まえて責められている構図だが、スティーブにも同じような「エゴ」を感じていたので複雑な感情だった。
アイアンマンははじめの奨学金発表後のシーンで、ソコヴィアで亡くなった若き青年に対して心を痛めており、その責任感を感じていることがわかった。バナーもその責任感を感じていることがウルトロンで強く描かれており、ある意味でこの分かれも当たり前だと思えた。学者側はその研究の責任を全うしようとしていたとも言える。
○チーム分配で納得できないところがあった
知識不足かもしれないが、ホークアイがスティーブ・ロジャース側についた理由がよくわからないかった。見逃しかな?アントマンは単作『アントマン』で、ファルコンと関わっているとはいえ、スティーブ側なのはよくわからなかった。アウトローという意味ではそっち側かもしれないが、誠実な一面が強調されていたことを考えると、アベンジャーズとしての職務もやっていないのになぜそちら側?とは思う。
トニーのラストの境遇についても心を痛めた。復讐心を持ち続けたトニー、復讐をやめたティチャラ、復讐を終えたジモ、の3人の対比となっていて、相対的にトニーの株が下がる結果となってしまった。
と個人的にはどのヒーローもかっこいいと思えない、エンドだった。ローディ将軍、ヴィジョン、ティチャラあたりは好きになった。
以前見た映画を見返した形ではあるが、思い出せて楽しかった。
ウルトロンの正当なる続編
キャプテン・アメリカに焦点が当てられているような気は全然しない。ソーとハルク不在のアベンジャーズ。バトルシーンの興奮度はこれまでのMCU作品イチだった。ここまでしっかり見てくれて、ありがとうと制作陣からお礼を言われているような、ファン歓喜の作品でした。
前半はなぁ、なんか面白くない。
原因はシンプルに、キャプテン・アメリカというキャラクターにあると思う。シリーズ1作品目はヒーローを志す青年、シリーズ2作品目は平和のため、仲間のために自身の身体を投げ出すヒーローと、すごく熱い男として活躍していたのだけど、今回はなんか違う。すっごい嫌なキャラになってしまった。正直に言うと、ダサい。カッコイイ!愛らしい!と思える要素が減ってしまったのが、残念でなりません。同じ理由でアイアンマンもそう。単独作品では凄くかっこいいのに、アベンジャーズと絡むとどうも安っぽく見えてしまうトニー。今回はより際立っていた。
だけど、それ以外のキャラクターが過去作一盛り上がりを見せています。キャプテン・アメリカvsアイアンマンというよりも、キャプテン側のアベンジャーズvsアイアンマン側のアベンジャーズって感じで、2人よりも他のキャラクターが最高にカッコイイ。ブラックパンサー、スパイダーマンの登場シーンは激アツだったし、アントマンの活躍も思った以上で、一気に好きになった。ワンダ&ヴィジョンもウルトロンから更に磨きがかかっていたし、何よりウィンターソルジャーことバッキーがめちゃくちゃ良かった。
後半の面白さは異常で、興奮しっぱなし。
ウルトロンもそうだったが、もうただのヒーロー映画ではないんだぞ!としっかり観客に訴えかける作品だったと思う。シリアスでドラマチック。悪い奴がいる!倒す!みたいなシンプルな作りではなく、ヒーローだって人間だものというある意味シンプルだけど、奥深いテーマでグッとくるものがありました。今後の展開に、更に更に期待が高まります。
シビルウォーがMARVEL映画でトップクラス!という話を聞いていたがために、ちょっとばかり期待はずれなところはあったけど、満足度はかなり高かった。アクションのハチャメチャ感がたまらなく楽しかったし、アントマン、スパイダーマンへの愛は相当深まった。やっぱり、真面目ちゃんよりユーモアのあるキャラの方が面白い!
勧善懲悪を期待してはいけない
本作は、迫力ある質の高いアクションシーン満載であるが、それだけが売りではない。従来の勧善懲悪型の痛快なヒーロー・アクション映画とは一線を画す意欲作である。
世界の悪に立ち向かうために、アベンジャーズとして団結した正義の味方達だったが、悪との戦いは熾烈を極め、勝利はするものの、犠牲を伴うため、世界中から批判に晒されることになる。結果として、アベンジャーズの自由意志での縦横無尽な戦いを抑制するために、国連の管理下に置くという処置に、彼らの意見は分かれ分裂の危機が訪れる。
今まで、正義の味方は、限りなく強く完全無欠であり、地球の平和を守るため、寸暇を惜しまず、悪と戦って倒してきた。その人間性を描くことはタブー視されてきた。しかし、スパイダーマン・第1シリーズあたりから、その深層心理をしっかり描いた、葛藤し苦悩する人間臭い正義の味方が登場するようになってきた。
本作は、更に踏み込んで、正義を貫くという志は同じ者たちの、本音の激論、そして内紛まで描いてしまう。まさに彼らの人間としての本性を剥き出しにさせてくれる。それが良い。奏功している。正義の味方を神聖化/特別視せず人間臭く描くことで、彼らの存在が凄く身近に感じられる。
最後に、彼らは、内紛の危機を脱して再び強い絆で結ばれ悪を倒す。血の通った、生身の、悩み多き、彼らの次なる活躍に期待したい。
ほぼアベンジャーズ
キャプテンアメリカの映画というより、ほぼアベンジャーズの映画。映像もアクションもど派手で楽しめる!そしてキャプテン・アメリカのアナログ感!未だに生身にコスプレ、武器は盾という(笑)そのギャップがいい!
高低差
オープニングのアクションいい!
ルッソ兄弟は高低差の使い方がうまいんだなあと思った。
シビルウォー(=内戦)ってそういうことか〜。
ウィリアムハートとかチャドウィックポーズマンとかいなくなっちゃった人たちが永遠に元気でいいな。
ワンダはこの頃もかわいそう…
どちらが正しいのか⁉︎
途中の中弛みは感じたものの、どちらも平和を望むキャプテンとスタークを対立させる脚本、悲しくも引き込まれる良く練られた内容だと感じた。
新しいヒーローの投入で今後のMCU作品の幅を広げる、興行的にも優れた作品だったと思う。
そしてブラックパンサーの活躍はやはりカッコよく、チャドウィック・ボーズマン存在感を強く感じられる分、早すぎる死が残念でならない。
個人的に一つ興醒めだったなのは、あの場面で大きくなっちゃダメでしょ⁉︎
アベンジャーズ未見の人は無理かも
初日のレイトショー。IMAX3Dで鑑賞。
初日ということもあってか、劇場は超満員で、隣の人の飲食の音が気になったりもした。そのくらい賑わっていました。
やはり、3Dは、瞬速の格闘シーンなどに限界があり、もう一度、自宅でゆったりとして見てみたいと思った。
ストーリーの大きな軸が、キャプテン対アイアンマン(トニー・スターク)ということで、むしろ「アベンジャーズ」の完結編的な意味合いが強い作品だった。見たことのない人が、いきなりこの映画から入るのはちょっと難しいと思う。
ただし、ソー。ハルク。ニック・フューリーなどが所在不明ということらしく、メンバーが揃わない以上、アベンジャーズの看板は掲げられないということなのだろうか。(劇中では美人秘書のペッパー・ポッツとも距離を置いていると語られている。彼女がどうなったのか非常に気になるところではある。)あくまでも、今回キャプテン・アメリカの作品内に、超豪華マーベル超人たちが集結という図式になった。
公開の時期的にも重なり、どうしても「バットマンVSスーパーマン」と言うよりは、ジャスティス・リーグと比較してしまうが、圧倒的にマーベル・シネマティック・ユニバースに軍配が上がるだろう。
単純に映画の内容だけで見ても、ストーリーの良さ、キャラクターの魅力、アクションの迫力、どれをとってもマーベルの勝ちだと私的には思う。何よりも、積み重ねてきた歴代のマーベル作品のそれぞれの成功が大きいのだ。それを対決させるのだから、絶対的ファン数も最大に膨れ上がるだろう。
かたや、バットマンは「ダークナイト」で語られてきたブルース・ウェインの葛藤など、優れた作品を持ちながら、そのキャラクターをチャラにせざるを得なかったという、お粗末さ。
もしも、スーパーマンの前作「マン・オブ・スティール」の世界にバットマンがいたら…という切り口でしか語られないために、ファンの絶対数に限りがあるうえに、無理やりにワンダーウーマンなんかを登場させたものだから、親和性が破綻していた。
今作に話を戻すと、各キャラクターが本当に生き生きと活躍していたと思う。個人的には、ジャイアントマンをやってしまったので、もう「アントマン」続編は無さそうだったり、どうも、「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」もこれで打ち止めのような気がしたことがちょっと残念。
それよりもスパイダーマンが意外に魅力的だったのが拾いもので、ピーター少年のトム・ホランドがどことなく「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J.フォックスを彷彿とする雰囲気を醸し出していて、それが実にいい味を出している。やっぱり、スパイダーマンは苦悩する少年のキャラクターが似合う。彼は今回大活躍する。3度目のリブートが楽しみである。
今後も、「デッドプール」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー続編」「X-MENアポカリプス」など、期待できる新作が控えているマーベル作品群から目が離せない。
2016.5.3
スパイダーマン&ブラックパンサー、初登場!
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観てから、スパイダーマンやマーベルの事ばかり考えていて、
スパイダーマン初登場を観たくなり再観賞。
スパイダーマンは少ししか出てないですけどね(笑)
ブラックパンサーも今作が初登場です。
初めて観た時より、キャラそれぞれのバックボーンに詳しくなり、キャラそれぞれに愛着が増えたからか、前より面白かった。
マーベルを観ない方で、
今から後追いで追いかけるのが大変だから…
と言われる方が、いらっしゃいますが、
僕も後追いで追いかけ、今はリアルタイムで映画館へ足を運ぶようになりました。
これからも、このシリーズは続くと思うので今からでも追いかけては、どうでしょう。
ひとまず、アベンジャーズに繋がる『アイアンマン』からのMCUシリーズだけでも。
マーベルは面白いです。
この作品も、よく出来てます。
キャプテン・アメリカとアイアンマンが考えの違いからチームを二分し激突します。
リベンジャーズ
単純明快で子供も楽しめるアベンジャーシリーズが好きですが、本作品は、登場人物の憎悪や仲間割れが絡み合い、正直疲れます。
個人的には、派手なアクションとハイテク機器を駆使したお気楽な娯楽作品を期待します。
洗脳の恐怖
アベンジャーズの仲間割れ!一番の見どころがその仲間割れの戦いぶり。新人アントマン初参戦、スパイダーマンも研修旅行として参加させられる。さらに犠牲となったワカンダ国王の王子ティ・チャラがブラックパンサーとして初お目見え。その対立の原因となるソコヴィア協定にサインするかどうかというもの。各地でアベンジャーズの戦いによって大勢の市民が犠牲者となったことを受け、SHIELDが崩壊した今、国連が彼らを傘下に置くというもの。従って、ヒーローたちの勝手な行動が制限されることになるのだ。
またウィンターソルジャー=バッキー・バーンズがキャプテンの親友だったことで、ウィーンでのテロリストとされていたのも実はソコヴィアの軍人(ダニエル・ブリュール)のアベンジャーズを内部分裂させるという策略だったことがわかる。
ちなみに分断されたメンバー構成は協定署名派(バッキー討伐)・・・アイアンマン、ブラックウィドウ、ウォーマシン、ブラックパンサー、ビジョン、スパイダーマン。
協定反対派(バッキー擁護)・・・キャプテンアメリカ、ファルコン、アントマン、ホークアイ、ワンダ、そしてウィンターソルジャー当人。
トニーとキャプテンは元々仲が悪いけど、ナターシャとクリントが別々となったり、ワンダとビジョンも対立するところが面白い。ハルクもソーもいなかったところが破滅的な戦いにならず、単なるアベンジャーズの訓練だと思えばそんなものだったか・・・ただし、ローディは重傷。
ヒドラの洗脳によりバッキーはスタークの両親を殺したという過去が明らかになり、彼らの対立はますます深まる。ラストのアイアンマンとキャプテンの壮絶な戦いは重苦しさで耐えられないくらいだった。父の作った盾を置いてけと言われて、素直に置いていったキャプテン・アメリカ・・・これからどうやって戦うんだろう。そしてバッキーは洗脳の恐怖に耐えられずに冬眠。バラバラになった彼らはどうなるのだろう?
戦いによる一般人の犠牲者。復讐の連鎖。重くのしかかる内容だったけど、アントマンやスパイダーマンが和ませてくれた。
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