オケ老人!のレビュー・感想・評価
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見終わった後ほっこりとする良作品。
原作を読んでからの視聴です。
原作では主人公が男性教師であるところ、本作では女性教師になっています。
なので原作では女子生徒が主人公を騙すために一緒にホテルに入ろうとするとことろをわざと写真にとられるというシーンがあるのですが、
映画では女性教師の主人公が女子生徒を追ってホテルの前に行くと男性老人がいて一緒に写真に写ってしまうという何だかよく分からないシーンになっています。
また原作では主人公は実は2人いてもう一人はロシアのスパイなのですが、そちらは初めからいなかったことにされています。
…ですがこの映画は原作の良いところだけをギュッと縮めてかなりの良作になっています。
未見の方は鑑賞下さい。
タイトルが上手い(笑)
レンタルDVDで鑑賞。
原作は未読です。
タイトルに惹かれました。上手いこと言うなぁ、と…(笑)
主人公の成長物語を明るく楽しく、時に切なく描いた王道ストーリーには、抜群の安定感がありました。ベテラン俳優陣の円熟した演技も観ていて心地良かったです。
老人たちが悪戦苦闘しながらも、最後の花を咲かせるかの如く練習に打ち込む姿には、否応無しに涙腺を刺激されました。
何かに情熱を傾けるのに年齢なんて関係無い!
普通に楽しめました
いくつになっても、やりたいことはありますよね。高齢者になって余裕ができて、やっと細やかな夢を叶えられる人も多いと思います。楽器だって語学だってダンスだって、何でもいいんですよ。そんな夢を叶えたチャレンジャー達にほっこりと温かい前向きな気持ちを貰いました。
『リトル・マエストラ』との類似
エルガーの「威風堂々」がまったく酷い演奏だったというか、何の曲なのかわからないほどだった。『リトル・マエストラ』と同じ「威風堂々」だし、しばらくすると、どちらがどちらだか混同してしまいそう。こちらの方が若干コミカルだし、杏のコメディアンヌぶりも輝いている。
ライバル(?)となる梅が岡フィルハーモニーは、大沢(光石研)が中心となり、一斉に交響楽団を退団して旗揚げするという過去があり、演奏の上手くない老人ばかりが残ってしまった形だ。また、交響楽団の指揮者野々村(笹野高史)は電気修理の店を営んでいるが、近くに出来た大型電気店の社長が大沢だという因縁めいたものまである。しかも、野々村の孫和音(黒島)が大沢の息子と付き合っているというロミオとジュリエットのパターン。
どんどん上手くなっていく様子は『リトル・マエストラ』と同じだし、それほどのストーリーではない。凄いと思ったのは、千鶴が自宅に防音部屋をネットで注文して作ったり、妹の結婚式という嘘をついたために、団員から道祖神の彫り物を貰ったりする、わけのわからないコミカルさが印象に残る。
小さな巨人という異名を持つ世界的指揮者ロンバールさん(フィリップ・エマール)がフィルハーモニーよりも交響楽団の方が楽しいと言って、どんどん彼らと仲良くなったり、千鶴と同僚の先生(坂口)の恋の行方(?)とか、あまり意味のない伏線がダラダラした印象を与えているんじゃないかなぁ・・・長く感じた。
シンプルに楽しく感動する。
多くは語りません。
楽しい映画でした。
人のつながり、人情、努力、に涙がほろり。
やはり杏はこういった正統派の元気女子が似合う。
老人役の方々の味が良すぎて。
特に笹野高史はいつもいつも温かい
役をしますね。笹野高史大好き。
老人交響楽団。
年老いた人達でつくる交響楽団。
杏がこの人たちを取りまとめてコンサートを開くことに。でも。思い通りに進まない。
止めようと何度も思うが優しい老人たちなので何とかコンサートをすることに。
老人役の方々がそれぞれ個性があって可愛い。
皆さんがおもしろい役者さん達なので笑えます。
ちょっとだけ感動します。
人生、まだまだ! ひと花咲かせましょう!
2019年12月28日
#オケ老人 鑑賞
年寄りばかりのオーケストラに間違って入団してしまって、すぐに辞めようと思うもズルズル在籍するうちに、オーケストラとともに成長していくハートウォーミングなお話。
#杏 のために書かれたようなお話ですね。
#杏#笹野高史
純粋に楽しむということ
斬新さとか意外な展開とかはありませんが、日本のコメディー映画のセオリーはしっかり入っているような感じ。
私は今就活真っ只中です。
自分の本当にやりたいことや好きなことについて毎日考えています。
「音楽をやめさせようとするやり方は絶対に間違っている」というロンバールさんのセリフはとても胸に響きました。
好きでやっていたことなのに、周りの人たちと比較して、自分なんかと悲観し、やめようと思ったことはたくさんあります。
しかし、そんなこと考える必要なんてなくて、純粋に楽しめばいいんだなぁと思いました。
淡々と
主役は何故教師だったんだろうか?
教師が趣味のオーケストラに没頭し、教室で居眠りをする。
そんなの笑えるか?
ずるずると入団し、在籍し続ける様もだらしなくて嫌になる。
最後の合奏シーンはよかった。
暗闇の中で光る指揮棒。
幻想的だろうな。
やっぱりオーケストラも大好き!
やっぱりオーケストラも大好き!
まぁありきたりの設定ながらチョイ過剰な演出と演技が好み。しっかり伏線回収も出来ていて観終わって心地良さが残る。特に杏さんのチョイ過剰な演技は狙いなのか?また指揮振りのたどたどしさも含めて嫌味がなくて観ていてどんどん好きになっていった。オケものはのだめも含めて色々好き。生オケは小学生の頃に一度体験しただけだからまたあの興奮を味わってみたいなぁ。
この作品以降、海外も含めてダメダメなオーケストラが奮戦する映画が数多く作られるようになった
今は亡き半田コロナシネマワールド(実に残念である、再開はないのか?)の500円均一作品として初演から2年越しで観た作品。
杏さん、映画初主演という触れ込みで掛かった作品。
日本がアマチュア・オーケストラの数が世界一である事、ただ、多くのオーケストラに押し寄せる高年齢化の波 という現実を上手く映像化している。
その老人たちを演じる 左とん平、小松政夫、石倉三郎、藤田弓子たちの演奏する姿も可笑しみがあるが、矢張り、フィリップ・エマール本人が登場するシーンは嬉しいサプライズであった。
街の小さな電気屋さんが職人スキルを見せつける場面などを含めて、面白き中に色々と考えさせられる問題も描かれているが、この作品は小難しい事を考えずに、気軽に観るのが宜しいかと思います。
<2018年11月22日 映画館で鑑賞>
真っ直ぐさが素敵な作品。脇を固める老人達の演技がすごい。もちろん、...
真っ直ぐさが素敵な作品。脇を固める老人達の演技がすごい。もちろん、主演の杏や黒島結菜にも拍手。心の中を爽快感が吹き抜けました。同じような作品ってあるんだけどさ、それ以上に音楽を通して自分の心を動かしてきたよ。あっぱれ。
ほのぼのコメディ
全体的にテンポも良く、気軽に楽しめる作品です。
一見、ありがちで短絡的な展開なのかもしれませんが、個性豊かな登場人物とほのぼのした雰囲気がストーリーを際立てており、飽きさせません。主演の杏さんをはじめ出演者のみなさんが多彩な表情を見せており、作品にさらに磨きをかけています。
のんびり映画をみたい!深く考えずにコメディを楽しみたい!という方におすすめです。
コメディエンヌ杏の本領発揮
老人ばかりのど下手なオーケストラと、名前を間違えて入団してしまった女性の成長物語。
展開はありがちだし、ビックリするような結末も待っていない。ありがちなコメディ映画だ。でも楽しかったし感動もした。
ゆるい映画だけど気楽に観るにはいいかもしれない。
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