ブレイキング・ゴッド

劇場公開日:

ブレイキング・ゴッド

解説

初めて麻薬の運び屋を引き受けたマヌケな男と捜査官たちの攻防を、実話を基に描いたオーストラリア製クライムサスペンス。1983年、メルボルンで暮らすテレビ修理工のレイは、旅行先のタイで悪友にそそのかされて麻薬の密輸を手伝うことに。大量の麻薬が入った袋を飲み込んで帰国するが、空港で不審な動きを怪しまれ、ホテルに勾留されてしまう。勾留期限が切れるまでの数日間、麻薬が見つからないようにひたすら便意を我慢し続けるレイだったが……。「インシディアス」シリーズの脚本家リー・ワネルと俳優アンガス・サンプソンが本作では共同脚本を手がけ、サンプソン自らが共同監督・主演を務めた。共演に「マトリックス」「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで知られるヒューゴ・ウィービング。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。

2014年製作/103分/オーストラリア
原題:The Mule
配給:ゴンゾ
劇場公開日:2016年2月2日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.0利用された純粋な心。人間の醜さが明かされるサスペンス。

2016年2月12日
PCから投稿

悲しい

怖い

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:友や家族のために犯罪に手を染め、必死で隠そうとする主人公の姿が、切なく描かれる。そんな主人公を利用しようとする周りの人々を通して感じられる、人間の醜さも印象に残る。
否:サスペンスなのに、ある部分で急にコミカルに見せたりと、若干どっちつかずの印象が否めない。かなりグロいシーンもあり。

 巻き込まれたごく普通の男が、それでも意地を見せて、友のためになんとか罪を逃れようと必死になる姿が、なんとも切なく映ります。
 そして、そんな純粋な彼を利用しようとする親友や義理の父・マフィア・警察・弁護士。それぞれの思惑が交錯し合い、人間の醜さが次第に明らかになっていく様も、また考えさせられます。
 詳しくは伏せますが、後半かなりグロいシーンがありますので、ご注意を。

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映画コーディネーター・門倉カド

3.5なかなかシリアス

2016年2月7日
フィーチャーフォンから投稿

怖い

興奮

主人公のダメ男ぶりから笑いに繋がるのかと思いきや、終始至ってマジメな話。

なにやってもダメな奴かと思ったら、なかなかどうして根性あるじゃん。
話しの殆どはホテルの一室で行われるし、展開も小規模だから途中でダレてくるけど、そこを越えると…。

早めに読めてしまうネタもあるけれど、なかなかニヤリとさせてくれる展開もあるし、その後どうなったんだろうとモヤモヤさせる終わり方も良かった。

これが実話って凄いな。

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Bacchus
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