明日へ

劇場公開日:

明日へ

解説

不当解雇への抗議のためパートタイマーたちが大型スーパーを長期間占拠したという、2007年に起こった実際の事件をベースに、韓国の労働者たちの過酷な現実を描く。度重なる残業や、上司からのイヤミに耐え、家族のために懸命に働いた大手スーパーのレジ係のソニは、入社5年目でようやく正社員への昇格が決まった。しかしある日、非正規雇用者全員に会社からの一方的な解雇通達により、ソニと同僚たちは職を失うこととなってしまう。途方に暮れる彼女たちは一致団結し、強大な企業権力を相手に解雇撤回を求める行動に出る。主人公ソニの息子役で、アイドルグループ「EXO」のD.O.(ディオ)が本名のド・ギョンス名義で出演し、銀幕デビューを飾っている。

2014年製作/104分/G/韓国
原題:Cart
配給:ハーク
劇場公開日:2015年11月6日

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映画レビュー

3.03.4

2021年10月12日
PCから投稿

いい映画でした。
その人達の生活感や食事、文化、雰囲気のわかる内容でした
生きている人たち、そこで働いている人たち
そういたものが表現されているように思いました。

個人的には、会社側の派遣切り替えは世の情勢的に合理的な部分があるなと思いました。
しかし、契約破棄はどう考えても合理性・正当事由が欠如しているので、そこが不当だったなと感じます。

こうした問題は今後日本でも問題になりそうです。
正直レジ人員は半分に、品出しだけは残りそうです。

人がどんどん要らなくなる。
高度人材以外、働く余地がなってくる
ベーシックインカムを含めて新しい政策が必要になってくると感じました。

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asa89

1.5ヨムジョンア

2016年8月28日
iPhoneアプリから投稿

日本にもゲットーが生まれつつあるけれど、韓国にはずっと残ってて。クラスにスマホを買えなくて修学旅行行けない子が2人いて、息子は貧乏を恥ずかしく思っていて、っていう真面目なゲットー住民の話。住んでるところを映すべきだし、食べるものを映すべきだし、映してるけどなんなら美味しそうだし、電気止まってすぐロウソクだし、大工のお父さんどうなってんのって話だし、貧乏の怖さや垢くささは描かれていないし、息子と同じく貧乏な娘の話の方が面白いし、クラスの底辺として描くか、弱者として描くかの違いだけど、貧乏を弱者と捉えるとなんの面白みもないし、ルサンチマンが生まれないから闘争にならない。

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pigeyes

3.02007年でもこんな状態だったのか

2016年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

2007年に韓国で実際に起きた労働争議を描く。
会社側の不当労働行為は卑劣極まりなく、こんなことが韓国社会で許されていたということが信じられない。
人間ドラマもはさまれるのだが、争議に対するマスコミや法曹界の対応がほとんど描かれず、イライラしながら終わり、最後のテロップも不十分だ。

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いやよセブン

2.0『明日へ』って、それはないだろう

2016年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

これもまた邦題の失敗作。
なぜ카트のままにしなかった。意訳しすぎて、面白く無くなってしまった。

せっかくの社会派ドラマだったのに。安っぽさだけが出てきてしまった。「明日へ」ってどんな意味?最後のシーンの카트こそ、意味があったのに、この題名でズタズタ・・。

*今回も기억이이 이야기의 중심이다でした。

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critique_0102