ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女

劇場公開日:

ザ・ヴァンパイア 残酷な牙を持つ少女

解説

俳優のイライジャ・ウッドが製作総指揮を務め、イランの架空の町を舞台に、孤独な吸血鬼の少女と人間の青年の運命的な出会いを、新人女性監督アナ・リリー・アマポアーがモノクロ映像の独特な世界観で撮りあげたバンパイアホラー。死と絶望に満ちたゴーストタウン、バッドシティに夜ごと現われる黒衣の美少女。バンパイアである彼女は、町で見つけた悪人やホームレスの血を吸って生き続けていた。ある夜、孤独な青年と運命的な出会いを果たした彼女は、次第に彼と心を通わせていくが……。美しくも残酷なバンパイア役に「アルゴ」のシーラ・バンド。シッチェス国際映画祭で審査員賞を受賞するなど、世界各地のインディペンデント系映画祭で高い評価を得た。

2014年製作/99分/PG12/アメリカ
原題:A Girl Walks Home Alone at Night
配給:ギャガ・プラス
劇場公開日:2015年9月19日

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映画レビュー

3.5【”幽幻なる美しきヴァンパイア譚。”悪なるモノの血を吸い孤独に生きる美しきヴァンパイアと同じく孤独な男との関係性を、スタイリッシュなモノクロ映像で描く作品。】

2023年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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NOBU

4.0イランの夜の街を徘徊するヴァンパイア

2023年12月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

イランの夜の街を徘徊するヴァンパイアのビジュアルが良すぎる。
ジャームッシュの映像よりコントラストを強くしたようなグッドルッキングと、浮遊感のある話運びと程よいチープさのあるバイオレンスがどストライクに好み。
スタイリッシュジャンルものでミニシアター系〜これは好き。

イライジャのスペクタービジョン制作の映画はやっぱり良い意味で安っぽさがあるけど、作家性もある感じ。

今年観た「聖地には蜘蛛が巣を張る」も同様にイランが舞台で娼婦が出てくる話。ジャンルもテイストも全然違うけど、今まであまり観てこなかったイラン系の映画が観れるようになったのが面白い。
聖地には〜は、実際に起こった事件を元にイランの現在の闇を描いていて、ザ ・ヴァンパイア非現実的な女性が架空の街の闇からイランを眺めていてそこに少しのロマンスがある。どちらも物語の真ん中にいるのは女性達。

モナリザ〜の公開もあるしこれからアナ・リリ・アミリプール監督のこれからが楽しみ。

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madu

5.0カルト映画に認定!?

2016年8月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

萌える

リンチの「イレイザーヘッド」にジャームッシュの雰囲気も醸し出しながら難解にもタダのお洒落映画にもならずバランスが取れている。

決まった構図に写真の様な映像に死体の山を素通りでのオープニングにはテンションが上がる。

乾いた映像にD・リンチよりはオドロオドロしく無くPOPでセリフも説明臭くならず音楽も斬新。

猫が美人さんで和めるし萌える。

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万年 東一

4.0アート寄りと娯楽の好バランス

語るに語れない一本。

評価するのは観手の感性のみ、説明なんてないし。
ただ、監督の感性は凄いなと伝わってきた。
確かにジム・ジャームッシュ風なところはあるが、不条理の中にもある筋を通しているのは小気味よかった。
音ビックリを使いすぎなのと、無駄に爆音なのは若さかもしれないけれどもね。

主演の男女が魅力的、故にかの余韻が素晴らしかった作品。

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