劇場公開日 2015年12月12日

「届け、想い。」orange オレンジ くらげさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0届け、想い。

2019年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

萌える

手紙が過去から未来へタイムスリップ。
パラレルワールドの自分が後悔をしないために。

最初は『ドラえもん』の世界かと思いもしたが、
この作品で最も良かったと思う点は、”パラレルワールドの自分と仲間を救うため”に立ち上がったこと。

過去を変えるとなると、おいおいとなってくるが、
現在の実状から逃げる訳ではなく、この現実を受け止めてもがいて、苦しみを抱えたまま、パラレルワールドの自分を救う。ただの”逃げ”ではなかった。

半分ハッピーエンドとなりつつ鑑賞者側を満足させた上で、現実との対比をさせたのがとても良かった。

手紙の想いは、果たして過去の自分に届くのか、
パラレルワールドの未来で、「私」は後悔することなく幸せになれるだろうか。
過去を忘れないまま、現在の自分を仲間を、大切にできているだろうか。届け、想い。

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くらげ