劇場公開日 2016年2月19日

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「ディナーのメニューは家族問題のフルコース!」クーパー家の晩餐会 Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ディナーのメニューは家族問題のフルコース!

2016年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

幸せ

この作品、昨年秋渡米した折、ハロウィーンの前だと言うのにやたらと毎日TVのスポットが流れていたので凄く印象に残っていて、帰国してからも公開を待ち望んでいた作品でした!だって、私の大好きなダイアン・キートンが御出演ですから!
今でこそ、おばあちゃん顔になってしまった彼女だが、ウディ・アレン監督の「アニーホール」や「インテリア」に出ていた頃はミスNYって感じで憧れでした!と言う訳で、私には永遠の憧れのヒロインである彼女は、幾つになってもチャーミングに思えるの?でもそれって私だけでしょうかね?
共演者も豪華で、J・グッドマンやアラン・アーキンアマンダ・セイフライドも良い芝居いつも通りに彼女の魅力全開って感じ魅せてくれるから、大人数でもキャスト的には文句無し!
そして本作の監督は「アイ・アム・サム」(私の大好物の作品の1本でもある)のJ・ネルソンだから期待値ピークになってしまった。そしてその分自分が勝手に盛り上がった為か、前半のゴタゴタぶりが、感情移入出来ずに完全に盛り下がってしまったのだ。「ラブアクチユリー」もそうだけれど、やたら登場人物の多い作品は、エピソードを沢山盛り込む必要が有るその分、纏まりが悪くなる。本作は家族全員にそれぞれ問題が有ると言う部分を描く為、更に歯切れが悪く、気分も悪くなり、ちょっと欲張り過ぎ?と言う印象が有った。
家族全員がディナーテーブルに着席する迄の時間が長すぎて残念だけれど飽きてしまう。と言うより、ハートウォーミングな家族映画って言うスタンスで観られなかったのが、残念だったのかも知れない。
そんな全員がくせ者ってちょっと???ってなります。
でも最後は何となく一件落着メデタシメデタシってお決まりのパターン

クリスマスソングが綺麗なのと、何となく華やかなホームパーティー好き!美味しそうな料理好きな人には見ていて目の保養、楽しめそうな映画だったと思うけど、可も無く不可も無い映画だった。

ryuu topiann