情愛と友情

解説

イギリスの小説家イーブリン・ウォーの名作「回想のブライズヘッド」を原作に、厳格なカトリック家庭に育った貴族の兄妹とひとりの青年が繰り広げる愛憎を描いた文芸ドラマ。名門オックスフォード大学に入学したチャールズは、そこで出会った貴族の青年セバスチャンに気に入られ、友情以上の関係を育んでいく。ある日、セバスチャンの屋敷「ブライズヘッド」に招かれたチャールズは、セバスチャンの妹ジュリアに心を奪われてしまう。その一方で、兄妹が敬虔なカトリックである母親の呪縛に苦しめられていることに気づく。主演は「マッチポイント」のマシュー・グード、共演に「パフューム ある人殺しの物語」のベン・ウィショー、「いつか晴れた日に」のエマ・トンプソン。「キンキーブーツ」のジュリアン・ジャロルドがメガホンをとった。

2008年製作/133分/イギリス
原題:Brideshead Revisited

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映画レビュー

3.0家と宗教

2019年5月27日
Androidアプリから投稿

これは私には難しい内容だった。宗教、愛情、家柄、カントリーハウス、家族、どれも一言では、理解できないもので、見終わってもまだよく入ってこない。
壮大なカントリーハウスを所有するという感覚がわからない上に、まさに戦争前のライダーのように宗教が体にないので、神様に縛られた悲しい物語と写る。カントリーハウスがもつ、特有の空気を思い出すと、自分の人生には縁遠い世界ながらも、そのなかで暮らした人々がそれにとりつかれていた様子が少しだけ見えるような気もする。

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