イタリアは呼んでいる

劇場公開日:

イタリアは呼んでいる

解説

「イン・ディス・ワールド」のマイケル・ウィンターボトム監督が、グルメ取材でイタリアを訪れたイギリス人中年男性2人組の旅をユーモアたっぷりに描いたロードムービー。人生の曲がり角に差しかかっているスティーブとロブは、イタリアの5つ星ホテルや絶景レストランを取材する仕事を依頼され、ミニクーパーに乗り込んでイタリア縦断の旅に出る。2人は極上の料理や美しい景色を堪能し、旅先の恋心も楽しむが……。「あなたを抱きしめる日まで」のスティーブ・クーガンと、イギリスを代表するコメディアンのロブ・ブライドンが本人と同じ役名で主演を務めた。2人が道中で繰り広げるモノマネ合戦や絶妙な掛け合いも見どころ。

2014年製作/108分/G/イギリス
原題:The Trip to Italy
配給:クレストインターナショナル
劇場公開日:2015年5月1日

スタッフ・キャスト

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(C)Trip Films Ltd 2014

映画レビュー

4.5困った二人の 困ったイタリア珍道中

2023年12月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

オープンカー・フリークのきりんとしては
「オープンカーが出てくる映画のリスト」を、しらみつぶしに観ていた頃の鑑賞です。

オープンカーは遊び車。
乗っている俳優たちが風景をバックに綺麗に映りますから、この手の車はただの”大道具"ではなく、作品の良き脇役として活躍するのです。

・・・・・・・・・・・・・

もうすぐ年末年始の連休ですが、レビューアーの皆さんは年末のご予定は?
どこかお出かけになるのでしょうか?
僕は自慢のオープンカーで、当地長野県から遠く四国〜東北など、連休のたびに長距離ドライブをしたものです。
スティーブ・クーガンたちとは違い 僕は一人旅なのですが、出先でヒッチハイカーを拾うのが大好物でして、彼らを伴い「旅は道連れ」です。
風光明媚なワインディングを次々制覇です。
車中泊やテント泊でお金を浮かせておいて、現地では最高級のお料理を頂くのがドライブ旅行の楽しみでした。

オープンカーは、目的地への単なる移動手段ではなく、移動時間そのものが一番の旅の目玉となるんです。

でもこの映画、
せっかくのイタリア旅行なのだから、「車はイタリア車をチョイスしてもらいたかったなぁ」と残念しきりの僕きりん。
でもズレまくってるこの男たちだから、これはこれで良かったのかもしれませんね、
劇中のあのオープンカー=「ミニ・コンバーチブル」は、英国車のブランドを受け継いだドイツ資本の車です。
こんなところにもEUのごちゃごちゃ感が現れるのかもなーと思います。

クリスマス休暇には
〜スイス・サンモリッツにスキーとか、
〜夏休みにはオランダにゴッホを観に 行くとか、
地続きでドライブ遠征が出来てしまう土地柄=あれが欧州EUの羨ましいところではあります。

コメディアンのスティーブとロブ。
映画よりもTV向きのキャラなのでしょう。
劇中度々おかす「カメラ目線」が、彼らのスタジオコメディアンぶりを露呈しちゃってます。
で、まったく落ち着きのない主人公の二人。素敵なオープンカフェで、大して味わいもせずに、お皿をつつきながらあれこれと喋りまくるこのお二人さん。
周りの客もホント迷惑でしょうが、
・ちゃんと会って、
・美味いものを一緒に喰って、
・ここまで大いに喋べれる・・こういう気のおけない同性の友だちは◎
ポンペイの遺体も、ローマのしゃれこうべも、そのやかましさに耳を塞ぎたかったでしょうがね。
(笑)

・・・・・・・・・・・・・

おまけ
映画ドット・コムはレビューに写真をアップ出来ません、
きりんのオープンカーは、愛車ライフのSNSで覗いていただけますので興味のある方どうぞ。

[ みんカラ i.b.romeo ] のページです、
フォトギャラリーを開いてご覧下さい。

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きりん

2.0会話が解ればな〜〜

2023年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

寝られる

料理も景色も綺麗ですが料理の見せ方や作り方を
劇的にカッコ良く撮ってる訳でもない。
シェフの物語ではないので
最近の料理物映画、「大統領の料理人」や
「マダム・マロリーと魔法のスパイス」や
「シェフ~三ツ星フードトラック始めました~」
に比べれば調理シーンとかはほぼ無し。
あれ食べたい!みたいな渇望も薄いかな〜〜

おっさんの戯れ合いの合間に
ちょっとばっかし人生のビターな味わいがほの見えると言う感じ。
何よりも英語や映画の知識が解ってないと
この映画を本当に堪能するのは厳しいかも〜〜

と言う事で日本人でこの映画を撮り直すとしたら誰かな〜
とそんな事を考えながら観てたら後半ちょっと寝てしまいました。

DVDで観なおしたいです。

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星のナターシャnova

3.5【無茶苦茶、映画に詳しい英国コメディアン二人の数々の映画スターのモノマネに笑う、イタリアグルメロードムービー。現況が終息したら、何処へ行こうかな・・。】

2022年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

幸せ

■英国のショービジネス界で活躍するスティーヴとロブは、イタリアの美食と景勝地を巡る取材旅行を依頼された。笑いが絶えない旅に見えて、自身の過去と未来に想いを馳せて感傷的になることも。やがて彼らは、この旅で人生において何が大事かに気づいていく・・。

◆感想

 ・スティーヴとロブのリストランテで美味そうな料理を食べながらの、映画小ネタと映画スターのモノマネがオカシイ。
 - 「ダークナイト・ライジング」の、マイケル・ケインやベインを演じたトム・ハーディのモノマネにクスクス笑う。ー

 ・他にも「ゴッド・ファーザー」のアル・パチーノやマーロン・ブランドネタで盛り上がる二人。
 - 楽しそうだけれど、怒られないかい?-

 ・ヒュー・グラント、ロバート・デ・ニーロ、アンソニー・ホプキンス・・。全部分った人は凄いと思う。マダマダ居そう・・。

<風光明媚な、イタリアの海岸線をミニクーパーで、気楽にグルメを楽しみながら走る二人の中年男。
 イタリアに行きたくなったじゃないか!
 イタリアのリストランテで、隣にあの二人が来たら、ちょっと五月蠅いけれど、映画スターのモノマネには笑ってしまいそうである。
 友と旅を楽しみつつ、少しだけ自分の人生を考える・・。
 現況下が終息したら、何処へ行こうかな・・。>

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NOBU

3.5イタリアの雄大な景色においしい料理、そして楽しいおしゃべり!

2022年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

イギリスの中年コメディアン2人がイタリアを旅する、なんともゆる〜い映画。

スティーブ・クーガンは「マリーアントワネット」に出ていて見覚えがあったが、ロブ・ブライドンは、あまり認識がない。この二人は実名で、あとのキャストは、役名なのね。

2人は終始、おしゃべり、おしゃべり…。有名な俳優をモノマネしながら、仕事や家族、人生について、語り合っている。映画通でないと、このモノマネには、ついていけないかもしれないね。

旅の道中に出てくる雄大な景色、おいしいイタリア料理に心を奪われる!あぁ、私もこんな旅がしたい!

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うさぎ
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