ユートピア

劇場公開日:

ユートピア

解説

童話「ハーメルンの笛吹き男」に着想を得て製作されたオリジナルのSFファンタジー。2006年に高校3年生で製作した「虹色★ロケット」が劇場公開され、DVD化もされた伊藤峻太監督が、同作以後、10年の歳月をかけて完成させた。ある夏の朝、まみが目を覚ますと外は雪が降っていた。さらに謎の少女ベアが現れ、電気や水などライフラインも途絶。混乱する中、まみは言葉の通じないベアになぜか懐かしさを覚え、惹かれていく。やがて、ベアが1284年にドイツのハーメルンで笛吹き男にさらわれた130人の子どものうちのひとりであることが判明。時を同じくして、東京から子どもたちの姿が少しずつ消え始め……。伊藤監督が脚本、編集、VFXなども担当し、劇中に登場するユートピア語も編み出し、世界観を作り上げた。

2018年製作/104分/日本
配給:トリウッド
劇場公開日:2018年4月28日

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映画レビュー

2.0かなり無駄、ちょっと無理

2019年8月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

例えば、独自言語にこだわる必要はあったのか?ないでしょ。
10年以上も脚本を練る必要あったのか?ないんじゃないかな。
物語や設定はどうなのか?ちょっと無理ない?
この監督の次作を観たいか?あれば観たいけど、無理じゃないかなぁ…。

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日高雄介

4.5「虹色★ロケット」の伊藤峻太監督が脚本・構想7年、制作に5年をかけ...

2018年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「虹色★ロケット」の伊藤峻太監督が脚本・構想7年、制作に5年をかけて完成した作品。
低予算ながらしっかりとした作りで非常に楽しめる一本です。
最近の邦画は有名タレントなど起用し作品内容を疎かにしている部分がありますが、
この作品は内容で勝負といった感じです。
若い監督さんで多少荒削りの部分はありますが、
脚本、編集、VFX、作詞、作曲など多彩な才能にあふれており
今後の作品に期待が持てます。
ただ少し残念なのが、
裏設定が多いため少しわかりにくい部分があるので、
HPなどで少し設定など公表していただけるといいかと思います。
下北沢のトリウッドでの上映は終了しましたが
関東や全国のミニシアター等で、今後上映してほしい作品です。

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篤憲

5.0何度観てもいいよね。ユートピア

2018年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

伊藤監督が構想から完成まで12年の歳月を掛けて創り上げたSFファンタジー作品。VFXの編集をほぼ監督ひとりで手がけたとは思えない、丹念な仕事には圧巻。ストーリーの緻密な設定、「ユートピア」という架空の世界を作る上で、言語まで単語のひとつひとつから作り込んでいったという、気の遠くなるような作業。周りの協力も勿論だが、ここまで人は信念を持ち続け、完成させることが出来るのか。それゆえに舞台挨拶で作品のどんな質問も、即答で返ってくる。既に監督の頭の中には、ユートピアという場所があって、見えているのだろう。SFでありながら、それぞれの心の葛藤も描かれている。何処にもないけど、何処かにある世界、何度も見たくなる作品です。

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ちゅう

3.0今時の低予算映画はすごい

2018年6月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

事前に低予算と聞いて、ハラハラしながら観ましたが、中々に凄いSF映画だと思いました。上映後に監督にお会いできて色々と質問。編集に四年かかったそうで、CGは無料ソフトでやったとのこと。最近の無料ソフト、凄いです。
内容に関して。設定が凄く細かい。本作に登場するユートピア人の言葉は、監督達が一から作ったと聞いて驚きました。思わず買ってしまったパンフレット、読みごたえあります。あと高木万平さんの演技に泣いた。
粗削りの部分もあったけど、何だかハマってしまい2回目観ました。ただの冒険譚じゃなく…国を守る為の正しさとは、私達の生活は何かの犠牲の上にある、とか、かなり深刻な話。仮○ライダーとかクレしん映画好きな人にオススメしたい。また観に行くかも。

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さよなら
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