存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48

劇場公開日:

解説

人気アイドルグループ「AKB48」のドキュメンタリー映画シリーズ第5弾。女性アイドルグループとして数々の記録を塗り替え、10周年を迎えた同グループを引っ張ってきた初代総監督・高橋みなみの卒業と、新たな総監督・横山由依の新体制への移行の裏で起きたドラマや、「HKT48」の指原莉乃、「NMB48」の山本彩らによる姉妹グループの台頭、新グループ「NGT48」の誕生、そしてライバルグループ「乃木坂46」の大躍進など、AKB48が移りゆく時代とどう戦っていくのかを描き出す。また、メインストリームを走るメンバー以外にも、同グループ出身の特異な成功者たちにもスポットを当てる。監督は、元NHKプロデューサーで、「アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48」も手がけた石原真。初期からAKB48グループを追い続けてきた石原監督だからこそカメラを回すことができた、貴重な現場の映像も盛り込む。

2016年製作/108分/G/日本
配給:東宝映像事業部
劇場公開日:2016年7月8日

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(C)2016「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会

映画レビュー

2.5AKB48はあと10年つづくのか

2018年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

高橋みなみというAKB48にとっての大きな柱がいなくなった時、AKB48はあと10年つづくのか。

アイドルだって人間。
辛く苦しい時も、泣きたくなる時もある。
キラキラと輝いていた先輩たちと比較される現実。
土台ができてるからこその壁。
それでも、彼女たちは前へ進む。
もがきながら、ボロボロになっても。

同系列の作品に比べると個人へのフォーカスが多く、賛否両論分かれそうだが、とにかく見てほしいのは、努力していない人間なんていないってこと。

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くらげ

3.5良かった

2016年7月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

良かったと思う。もう少し新総監督の話しが聞けるとテーマの存在理由に迫れたのかなとも思えました。

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さと

1.5好き嫌いが全て。100%ファン向けの感動ドキュメント。

2016年7月27日
PCから投稿

泣ける

単純

寝られる

【賛否両論チェック】
賛:急速に世代交代が進むAKBグループにあって、葛藤する新世代や、かつての人気メンバーの現在等を通して、グループのリアルな今を描いていく。感動的なエピソードが多いのも印象に残る。
否:ファンでないと興味を惹かれず、退屈すること必至。終わり方もやや唐突か。

 結成10周年を迎え、“第2章”へと世代交代が進みつつあるAKB48の昔と今を、インタビューを交えながら淡々と追っているイメージです。個人的には、父親の勧めでAKBに入ったものの、その父が亡くなってしまい、四十九日までの間に、涙をこらえてコンサートに出たというメンバーのエピソードが印象的でした。
 ただ、やはりどうしてもドキュメンタリーなので、興味がないと全く面白くなくて、退屈することは必至です。
 良くも悪くも、好きな人向けの作品といって間違いなさそうです。

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映画コーディネーター・門倉カド

2.5「AKBがAKBでありつづける」には?

2016年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

ここであなたに質問。
「今のAKB48メンバーで”レコード大賞”をもう一度獲れると思いますか?」
2011~2012年連続で、AKB48は「レコード大賞」を獲っている。
あのときの勢いは本当にすごかった。
僕は第三回選抜総選挙のころ、妙にテレビがAKB,AKB,と連呼しているので、「何が起きているんだろう?」という興味からAKBをウォッチし始めた。
ミイラ取りがミイラになる、という古いことわざがあるが、まさにその通り。
このあと僕は、AKBの活動をテレビやネットで見続け「ダダハマり」することになる。ただし、ビンボー人で関西に在住していることもあり、AKB劇場には、一回だけ雰囲気を”観察しに”行ったことがあるだけだ。たまたま公演時間中に
「どんなところかいな?」
と、のこのこエスカレーターに乗って上って行った。すると、劇場前にスタッフが仁王立ちになっており、客席はおろか、AKB劇場エントランスホールすら入ることが許されなかった。
「はて”会いに行けるアイドル”とは、どこにいったのだろう?」
よく、AKB劇場は「ドンキホーテの上にある」と言われる。
間違いではない。
僕も現地に行くまではそう思っていた。しかし、東京、秋葉原のAKB劇場の建物の前に行った時、
「はぁ?!」
と思った。なんのことはない。
記憶が定かではないが、一階と地階は確かパチンコ店であった。
そのパチンコ店の上に「ドンキホーテ」があり、そのまた上にAKB劇場があるのだ。
「やっぱり現地に来ないとわからないなぁ~」とおもう。
では、なぜ
「パチンコ屋の上にAKB劇場がある」といわないのか?
たしかにパチンコは18歳未満は入場できない。プレイできない。
そういう射幸心を煽る、青少年には有害とされるギャンブルを行なうホールの上に、
「健全な青少年である少女達」が歌って踊るホールがある。
僕みたいな「変なオヂサン」には、このあたりの事情がよくわからない。
まあ、それはひとまず置いといて。
レコード大賞の件である。
僕は今のAKBメンバーでは正直、三度目のレコード大賞は
「獲れない」とおもう。
レコード大賞は、CDなどの販売数でだけ評価されるのではない。若干、テレビ局の意向や、著名な審査員たちの「主観的評価」が加味される。
2011~2012連続受賞の時は
「わかりました。もう、AKBの運営システムは認めざるをえません」と、審査員達がバンザイしてしまったように僕には思える。
なにせ、週に一度行われる握手会など、独自のシステムでファンを囲い込み、さらに、選抜総選挙という一大イベントによって、ファン心理を不安に陥れる。それにより「なおさら応援しなきゃ!!」とファンを煽って、財布を開けさせる。
何もこれは悪いことではない。
AKBの初期は、総合プロデューサーである秋元康氏とメンバー、スタッフ達、すべてが手探り状態で、試行錯誤の上、今のシステムにたどり着いたのである。
その途中、多くの初期メンバーが脱退して行った。
「それが正解だと思ってました」
と後にエースと呼ばれる、前田敦子や大島優子が語っている。
それでも彼女達は5年、6年と耐えた。
AKB初期メンバーである篠田麻里子は、発足当時、路上でAKBのチラシを配っていたのだ。食費にすら事欠き
「部屋でカイワレを育て、スープにしていました」
と語っている。同じく初期メンバーの板野友美の名台詞がある。
「つらいことなら、慣れてます」
のちに女子中高生のカリスマ、ファッションアイコンとなる彼女は、いったい「売れるまでに」どんな歩みをしてきたのか?
リーダーである総監督「高橋みなみ」を筆頭に、当初は歌もダンスもできない、どこで拾ってきたのかわからないような、普通の女の子達が、やがてJ-POPの大黒柱になろうとは、誰が予想できただろうか?
よくAKBは「高校野球」に例えられる。これは秋元氏自身も認めていることだ。
つまり、パフォーマーとして、完成された形を、AKBの場合あえて「売り」にしていないのである。
僕がいつも思うのは、テレビのバラエティにしろ、AKBの最も面白い、美味しい部分は
「バックステージ」なのである。
あえてバックステージを晒し者にして、
「こんなにこの子達頑張っているんです。だから認めてください」
そしてファンは
「はい、認めます」
という同意のもとAKBシステムは成り立っているのである。
応援しているファンにとっても
「この子は少しづつ、成長しているな、よし、じゃあ僕も頑張ろう」という、元気をもらえる。演じるものと、観客がお互い「WIN-WIN」の関係性なのだ、と僕は思っている。
さて、AKBは今、大きな転機を迎えている。
「神セブン」と呼ばれたカリスマたち、一期生、二期生がほぼ卒業。
そして、精神的支柱であった総監督「高橋みなみ」という最後のカリスマが、ついに卒業した。
これから先、AKBはどこにむかうのか?
「タカラヅカ」のように、伝統と歴史を構築していけるのか?
今の若手メンバーは、AKBが軌道に乗ったあとで入ってきた。
一から何かを作る、という作業をしていない。
しかし、一から作るその代償は大きい。多くの初期メンバーが夢半ばでAKBを去った。最後までAKBに残れた、売れるまで残り続けた初期メンバー達。その要因は何だろう?
僕は残った初期メンバーを見ていつも思う。
「彼女達はとびきり美しい雑草なのだ」
雑草は実にたくましい。
何度もなんども引き抜いても、また性懲りも無く生えてくる。
摘み取っても、摘み取っても、それでも生えてくる。
高橋みなみを始め、あの2011~2012連続レコード大賞受賞は、まさに「雑草魂の勝利」であったとおもう。
「歌も下手」「ダンスもできない」「トークもダメ」
でも頑張る。頑張り続ける。
「折れない心」を持ち続ける。
そんなたくましさが、新世代のAKBメンバーを見ていて、僕の主観として、いまひとつ感じられないところがある。
さて僕は、本作のドキュメンタリーについては、ほとんど語らなかった。
まあ、AKBファンなら、当然いろいろと、すでにネットで動画を見ているだろうし、いまさら、目新しいな、という映像はそれほどなかった。
ただ、JKTに移籍していた仲川遥香が、現地インドネシアでまさに大スターになっていることは、印象的だ。これも彼女がインドネシアで「一から石を積み上げてゆく」作業をしてきたからである。
またスーパー研究生と呼ばれた光宗薫が、今現在、AKB時代を振り返って、自分の今までのキャリアの中でも特別の意味を持つ、と肯定的に考えていることは、ちょっと意外だった。
卒業した内田眞由美も焼肉店をオープンさせ、充実した日々を送っている。その姿を見て、なぜかこちらまでホッとした感もある。
彼女たちのたくましさ、打たれ強さ。
それこそが、今後も「AKBがAKBでありつづける」必要条件であり「存在理由」ではないだろうか?

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ユキト@アマミヤ
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