傭兵奪還

総合:60点 （ ストーリー：40点｜キャスト：65点｜演出：65点｜ビジュアル：70点｜音楽：65点 ）

　L.A.の街中で何も考えることなくいきなり殴るし撃つし、それでも警察を含めて味方になってくれる人が次々に現れて都合よく進む物語は、まるで80年代のB級作品のよう。
　質感は高くないが、それなりに展開が早いので適当に流して観るにはいいくらいの水準でした。巻き添えで死んだ娘の同居人を誰も悼まないのが可哀そう。

そもそも邦題があってないし。
配給元の担当も雑な仕事してんなあ。

ストーリーは96時間のバッタもん。
リーアムほどかっこ良くないし、
アクションも脇役も脚本も今一つ。
いわゆる見所はなにもない。
久々のハズレでしたね。

傭兵で腕っぷしがめっぽう強いお父さん、サンフランシスコで娘が殺されたと聞き、慌てて帰るが死体は別人だった。
無敵のお父さんはリーアム・ニーソン並み。

娘の死を悼む様子も少なく、また娘の生存を喜ぶ様子も乏しい父親。仕事を投げ出してまで、遥々渡米して来た父親に感謝もしない娘。
途中から方向性がガラッと変わりますが、アクションも話もテンポが悪く中途半端でした。