劇場公開日 2014年11月14日

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6才のボクが、大人になるまで。のレビュー・感想・評価

全168件中、121~140件目を表示

2.5主人公の成長から自分の人生を投影する。

2015年2月23日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

まさに題名の通りの内容だなと。

実際に12年もの歳月をかけて撮っているので、キャストの年齢を重ねる様子がよりリアルに時の流れを感じさせます。

そうしたキャストの外見の変化や「何年後」というテロップがなくとも、会話の内容や環境の変化で時間の流れを掴める脚本と演出の素晴らしさが際立っていると思いました。

ひとつの家族を通して、「人生」について改めて考えるきっかけにはなるんじゃないでしょうか。
実際に、私は今までの自分を重ね、そしてこれからの自分のあり方を考えました。

多感な青春を過ごし、大人になっていく主人公の姿は、子供を持っている人と持ってない人とでは感想が変わるでしょう。

個人的な感想ではちょっと長かった…。若干眠くなってしまって、内容を吟味できなかったのは残念。

また家族を持ったときに見直したいです。

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1799

2.5人生=時間、ではないからね。。。

2015年2月20日
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鑑賞方法:映画館

12年かけて映画を撮る。同じ俳優で撮る。
6歳のかわいい少年は、ちょっとムサい大学生になる。
両親役の俳優は、痩せたり太ったり、突然シワが増えたりする。
普通はそんなことに気づかずいつの間にか変化しているものなのに、時の流れが1本の映画に凝縮されることで、劇場に座っている間にその変化を目の当たりにできるのは面白い経験だ。

だが、監督の意図がはっきりとしない感じは否めない。
おそらくは12年の間に監督の人生感も変わろうし、最終的な意図に沿う映像を、果たして撮り貯められていたのかどうか。
または、監督の意図を描くのに、12年間は本当に必要だったのかどうか。

原題は「Boyhood」なのでしょうがないのだが、まだ何も始めていない少年がでっかくなっていく(成長物語とはあえて言わない)のを見るのは大して面白いことではない。
特に、傲慢な気だるさを漂わせる高校生の時期は、本当につまんなくて、早く終わんねーかなーと思っていた。

確かに大人になっていくということは、少年時代の美しい感性を殺していくことかもしれないが、その代わりに得てきたものがつまらないものだとは決して言えないと私は思っている。
だから私は、監督のラストの描き方が好きではない。

12年間という長い年月を映画につぎ込んだ監督・俳優の労力は、評価する。
けれど、私はそれ以上の評価はしない。

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あやめBOOP!

1.0なにがいいの?

2015年2月19日
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6才から大学生になるまでの10数年、同じ役者たちで撮り続けた労力は、すごい。

・・・・・・ただそれだけの映画でしょ?

映画とTVドラマを同じ土俵で比べちゃ悪いが、日本の「北の国から」や「渡鬼」で、家族の成長記をみてきている手前、こんな場当たり的でツギハギだらけな脚本では心も揺れない。
だいたい、あのラスト、話が尻切れだし、「大人」になってないし。

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栗太郎

2.5普通~

2015年2月17日
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鑑賞方法:映画館

映画にリアリティーは求めるが、リアル過ぎてかえって普通~

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NOM

4.5人生はもっと長いと思ってた。

2015年2月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

「人生はもっと長いと思ってた。」

 母親オリヴィアが、メイソンを送り出す時に語るこの一言が、すべてなのだろう。そして、その言葉が重い意味を持つ齢に、自分もなってしまったと自覚してしまう。時に流れが緩やかで揺蕩う中で生きる時、人は幸せなのだと思う。しかし、その時代が過ぎ去り、その過去を振り返る時、ひとは人生の「短さ」に慄く。

 たかだか上映時間が165分という「短い」刹那の間に、ひとは彼らの「記録」に寄り添いながらも、自らの「記憶」をいかようにも紡ぎだそうとする。

 この映画は、現在から過去を振り返った映画ではけっしてなかった。絶え間ない現在という「瞬間」から、時を描いた映画であった。メイソンが切り取り撮す日常の風景は、私たちが生きる凡庸なる時間であり、なにも特別なものではない。しかし、その中にしか我々は生き得ることはない。12年間という絶えざる「瞬間」は、私たちにこう語りかけてくるのであろう。

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critique_0102

3.0記録映画みたい

2015年2月10日
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鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

ハリーポッターだって役者は変わっていないような?
だから、この内容で、もし、役者が途中かわっていたら?
訴えるものが少なすぎる。
途中から、外国の一家族の記録映画として観賞しようと思い、のんびり観てました。
親は高校卒業まで育てたら、ってあたり、日本より親離れ早いですね。
自力で大学行くイコール自由ってとこが日本にはない思想?

それにしても、長い。
一度トイレに立つ人数名。
そこのところ、見逃してしまうではないの…
休憩欲しい。

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ふゆる

1.0人間愛バロメーター

2015年2月8日
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鑑賞方法:映画館

単純

たくさんの高評価レビューで溢れていますが、残念ながらわたしには良さがわからなかったです。

他レビューを観ていると、自分の家族と重なって泣いたというのが多かったみたい。
なるほど、家族愛を感じる場所にいる人やその記憶がある人は心捕まれる何かがあるのかもしれません。

わたしは『人間愛』をもっているかどうかを試され、欠陥者の烙印を押されたような哀しみと、この映画の良さがわからないの?と言われたような落ちこぼれ感を味わうことになってしまいました。

毎年家族写真つきの年賀状を送られて喜ぶまたは楽しめる人は、この映画の素晴らしさを判ることができる人なのかもしれないな、と思います。

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mackey

4.021世紀の叙事詩

2015年2月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

6歳から18歳、何をやってもうまくいかなかったけど、人間にとって正真正銘の高密度な黄金期。
子役の子は別人のように成長し(ほんとだったら別人が演じてもわからない??)、一方、当たり前だが、既に大人だった親世代たちは外観も性格も一貫している。
迷い道だらけだったあの黄金期を追体験させていただきました。
子どもの高校卒業を大勢の親族で屈託なく祝うアメリカ人って、ホントにあのおめでたさが普通なのだろうか。ついでに、ピックアップトラックはTOYOTA、ネイサンのデジカメはCANONでしたね。それも同じく普通なのね。
思いのほか早くやってっきた子どもの自立に、ちょっとハートがついてけない母親にいちばん感情移入してしまい、最後は泣けました。私50代のおばさんだから。
にしても、大人になった、っていうか、大学入学、日本人的にはまだまだ大人扱いされにくいモラトリアム期間が始まったわけですよね。青春!あーん、戻りたいよう~!!
スタッフと出演者の皆様の継続の力に敬服いたします。

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Kumiko21

3.0はじめの家族がいちばん・・・

2015年2月6日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

ボクの成長が、母の男の乗り換え運転を通して、変わっていく家族構成の中できれいに描かれていた。6才から12年間を追ったことで、ドラマというよりも一つのドキュメンタリーが出来上がったように思えた。ひとりの少年のロードムービーとでも言えようか。功労としての評価はものすごい高いであろう。

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sakatea

4.5続編が観たい!

2015年2月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

18年前に撮影をスタートさせた時に、どこでクランクアップする気だったんだろう?
どうせなら、とことんやって欲しい。あと15年後ぐらいに、結婚もし、父親と同じくクソ親父になるのか、反面教師で良い父親に生るのかとか、興味が湧く。それにしても、アメリカの家族って、あんな感じなんだろうか?
どうみても、母親がダメ男製造器に見えるんだけど…。

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kawauso

5.0奇跡を観にいけ!

2015年2月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

わずか2時間半ほどで、遠い国のある家族の10年を、覗き見させてもらった感じ。あー、アメリカってこうなのか、とも思うし、世界中で、人間のやってることに大差はないなとも思う。強いて違いをあげるなら、政治に対する距離感は日本よりはるかに近いのと、セックスの捉え方に妙な倫理観や後ろめたさがないところは、日本人としては羨ましかった。
作られたドラマなのに、リアルなのは、すべての役者が、自分の経てきた時間をそのままそこに焼き付けざるを得なかったから。

「この仕掛けを思い付いた時、成功が約束された」というような書き込みをみたが、それは違う。思い付いても実現出来たことは奇跡だ。その奇跡が、目の当たりにできる幸運をいま私たちは手に出来る。観に行かないなんて選択は無いはずだ!

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ゆってい

3.5あっと言う間。

2015年1月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

12年同じキャストで撮影したという、空前絶後の映画。気付いたらエンドロールで時間を忘れられる。特に大きな出来事は起こらないが、面白かった。

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okoshi_2

5.0反面教師が多いほど人は成長する?

2015年1月30日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

12年間同じキャストで撮り続けて1本の映画にするなんてフォロワーもないだろうからそれだけでスゴいんだけど,ちゃんと話になっているというか,反面教師は多い方がよいかもwとか

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ykono

4.5まさに6歳のボクが大人になるまで!!

2015年1月28日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

こんな映画はみたことない!
タイトルの通りに展開するので、映画のなかの時事話題もそのとおりになっている。
内容が面白いというか、スケールにひきこまれますね。
すごくよかったです。

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ajun

3.0取り組み自体を評価!!

2015年1月25日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

大きなことは起こらない、家族の12年間を描く3時間は、けっこう長く感じた。
でも12年間同じキャストをコツコツと撮り続けた監督の気合いというか、アイディアというのはやっぱりすごい。
どこかのシーンに感動とかあるセリフにジーンとかそういうことじゃなくて、見終わったあと感じるのは監督への畏敬の念かな。

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えりんこ

5.0親であれば2倍面白い映画!

2015年1月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

6才の男の子が大人になるまでの成長を、実際に12年間かけて撮り続けた映画。もう、この企画だけで100点なんだけど、作品の内容もかなりGOOD!子供の成長のみならず、親の成長話にもなっており、とても見応えがあった。心に刺さる絶品映画です!!

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サケビオース

5.0素晴らしい映画です‼️

2015年1月20日
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楽しい

幸せ

長尺なので、ダラダラするかなと思っていましたが、鑑賞した後は、とても感慨深かったです。私にも小さな娘がいます。色んな事があるだろうけど、家族で乗り越えていこう、そして、私を育ててくれた親に感謝しよう、この映画を観終わったあとで、そんな気分になる事ができました。
久々に素晴らしい映画と出会う事ができました。観ようかと迷っている方はぜひ、オススメです。
女性も楽しめる事だと思いますが、30〜40歳くらいの男性だと、主人公の気持ちにグッと近づけるような気がします‼️とくに思春期の男子は本当にバカしますから・・

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yacky

3.5気分はすっかり身内

2015年1月18日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

子供のリアルな成長を、物語の中で実感できるのは、恐らく「北の国から」と、この映画くらい。

12年という長い期間を経て撮られたからこそ得られる、不思議な感動があった。
それはつまり、子供の成長を見守る身内のような気分になること。
子供だと思ってたのに、いつの間にかこんなに大人になっちゃって、、、と、何度も感慨深い気持ちになった。

ただ、あまり派手な展開はないので、積極的に鑑賞しないと退屈する。(途中で少し眠くなってしまった、、、)
それでも、エンディング前の母親の言葉にはズシーンと来た。

なんにせよ、主人公の男の子がイイ!
この映画の一番のキモはそこだと思うので、この子役を見つけた時点で大成功。
役者としての今後の活動が楽しみ!

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ほにゃらら

4.5日常の面白さ

2015年1月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

とても面白かった。

実際の年月をかけて撮っているという手法も驚異的で、本当に1人の人間が成長するので、感情移入してしまう。
大きな事件は起きない日常の愛おしさ、奇跡を感じた。
家族の愛とか。青春のきらめきとか。

私もそうやって何とか今までサバイブしてきたんだなぁと改めて感慨深かったです。

にしても、アメリカの家族というのは、あんな風にくっついたり離れたり、元夫婦のそれぞれの家族との交流とか、普通なのか?
日本もそうゆうことになるのか?
あれがアメリカの家族の姿なのかという点でも、興味深かったです。

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しろ

3.5時間を共に過ごす大切さを感じる作品。

2015年1月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

非常に良かった。

特筆すべきは撮影手法。
少年メイソンの6歳から18歳までの成長、そして家族の軌跡を。
実際に12年かけて同じ俳優で撮影。
その撮影手法を完遂しただけでも驚きますが。
この手法が少年/家族の成長物語を描く上で十二分に機能していた点にも驚きました。

可愛かったメイソン少年が。
あっという間に背が伸び、顔立ちが大人び、声が低くなる。
話が進むにつれて登場人物達に感情移入していき。
自身も彼等の遠い親戚のような気持ち、「見守る」気持ちに。
鑑賞後も彼等に想いを馳せる気持ちが続いたのは新鮮でした。

また時間経過の演出も良かった。
文字情報で時間経過を知らせず、場面の切替と共にヌルッと時間が経過している。
分かり易い身体上の変化、直ぐには察知できない環境の変化。
視覚的な情報で時間の経過を知り、彼等の会話で環境の変化を知る。
情報量の多い画面から、自身で変化を見つける喜びがありました。

時間を共に過ごす大切さを感じる本作。

普通の家族の物語で、派手で突飛な出来事は起きませんが。
鑑賞後、心に残る印象的な場面が多数。
特に印象的だったのは終盤の母オリヴィア の一言。
上映時間165分と比較的長尺な作品ですが体感はあっという間。
終盤の雰囲気を何となく感じる自身もオリヴィアと同じ気持ちになり、彼女の言葉に胸を打たれました。

他に類を見ない撮影手法を体験するだけでも鑑賞の価値があると思います。
オススメです。

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Opportunity Cost