神は死んだのか

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神は死んだのか

解説

アメリカの大学で実際に起こった訴訟事件を題材に、大学生と無神論者の教授が神の存在を証明できるか否かで対立する姿を描いた。全米公開時、780館の公開館数ながら、興行収入ランキングの4位に初登場し、話題を集めた。大学に入学したジョシュは、ラディソン教授が教鞭をとる哲学の授業を受講することになるが、無神論者のラディソンは初日の授業で「God is dead.(神は死んだ)」という、神の存在を否定する宣言書を提出するよう生徒に強要。単位を落としたくない生徒たちは言われた通りに提出するが、ジョシュはそれを拒否する。そんなジョシュに、ラディソンは「神の存在を全生徒の前で証明してみせろ」と迫り、ジョシュは信仰心と自分の将来のどちらをとるかで思い悩むが……。

2014年製作/114分/G/アメリカ
原題:God's Not Dead
配給:シンカ
劇場公開日:2014年12月13日

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(C)2014 God's Not Dead. LLC

映画レビュー

2.5「プロパガンダ映画」として観た時の他者への理解

2021年4月11日
iPhoneアプリから投稿

クリスチャンの学生が無神論者の教授に対して「神はいるのか」を議論をして証明していくことがこの映画の見せ所であった。しかし蓋を開けてみたら、あくまで「敬虔なクリスチャン」対「理不尽な人々」という構図が全面に現れている。この映画は純粋な論戦を楽しむ(少なくとも、映画の予告ではそのような期待を抱かせる作りである)というのではなく、「キリスト教を信じれば救われる」というメッセージが強烈に押し込まれている。そのため、無神論者の教授のキャラクターはもちろんのこと、イスラム教徒も「不寛容な人々」であるような描かれ方をしている。しかしながら、イスラム教徒も無神論者も実際は不寛容であるかは不確かである。その点はこの映画を制作した人々にも言えることで、偏見を持って描写することで、この映画でのキリスト教側もまた「不寛容な人々」であると思える。相容れない他者を理解していくという点をもっと掘り下げて欲しかった。

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琺瑯

1.0映画の皮を被った危険な宗教映画

2020年9月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:1.0
神の存在を証明する事をテーマにしているはずだが、すでにタイトルからして神がいる事が前提だ。またこういったテーマは中立な立ち位置から描かれるべきだが、完全に信仰心のある立場側から描かれている。
この映画は哲学を掘り下げる作品性が高いテーマではなく、無神論者は神を信じましょう的な危険な宗教映画だ。
映画の皮を被っている事に気付かされ、寒気が走った。

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カメ

5.0クリスチャン目線のレビュー

2019年6月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

単純

知的

「神は死んでいない」
というメッセージを信じさせるために作った映画ではなく、どちらかというとすでに信じている人を励ますための映画だなと、思いました。

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のリピ

0.5★は1つ以下。むしろゼロ。 これはクリスチャンのクリスチャンによる...

2017年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

★は1つ以下。むしろゼロ。
これはクリスチャンのクリスチャンによるクリスチャンのための映画で、それ以外の宗教は劣っている、とも受け取れる。

聖書をもってして悪は悪であると認知され、それを悔いると救われる。

結論ありきで、最後に無神論者の哲学者が事故で無理やりに改心させられるのなんて、痛々しい。

これ、大学設置失敗した某新興宗教のいたーい映画となんら変わらない。

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キッスィ
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