アステリックスの冒険　秘薬を守る戦い

どこまでもとぼけた映画というのが正直な感想。

古代ローマ軍とバイキングが出てくるのに戦争物というほどの迫力は無い。
古代ローマ軍に責め立てられているのに王女様の落ち着きよう。
イギリスの村なのにみんなフランス語を話す。
ローマ時代はそうだったのか？
ドンキホーテや落下の王国の雰囲気に似ていると思った。

適度なギャグと淡々と進むスト-りーで見る者にあまり喜怒哀楽を感じさせない。
それでもバイキングの教育シーンは面白かったし紅茶がなぜイギリスに根付いたのかもわかった。（あくまで映画上）
最後のアステリックスの演説がこの映画を引き締めてくれたのではないか？

それにしても女王様の治めている国、小さかったなあ

がっかり度はかなりのものです。
名優が名を連ねているものの、独特の世界観に全くついていけませんでした。

国や民族の命運をかけた戦争を、中世ヨーロッパを舞台に描いたものでしょうが、時代考証はかなり自由です。

ストーリーがゆるゆるの実写版ドラえもん的な映画ですね。

2014.5.23