劇場公開日 2014年4月5日

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アデル、ブルーは熱い色のレビュー・感想・評価

全112件中、81~100件目を表示

4.5余韻残りまくり

2014年7月2日
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鑑賞方法:映画館

興奮

萌える

自分も実はレズビアンなんじゃないかと思わせるほど、二人の女の子が美しくて魅力的でした。
確かにストーリーは単純で何気ない会話に3時間でしたが、見応えタップリで飽きませんでした。
終始アデルの表情、髪の毛、口半開き等々引き込まれっぱなしでしたし、エマの流し目やちょっと男っぽい雰囲気も魅力的でした。
性描写もドキドキしましたが、やはり美しかったです。羨ましい…

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ホワイト

3.5うまい!でも、まあうまいけど。

2014年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

興奮

うまい!と思った。いろんなカットのカメラ割りなどすごい。画面の使い方がものすごくうまい。
そのシーンの殆どがアップのシーンだから引きのショットがものすごく活かされるし、そのアップも微妙に使い分けてて、今一番身近に置きたい人をより大きくする。だから、エマが出てくるまではアデルがほとんど一番大きく映されているが、エマ登場からは二人の大きさがほとんど同じように映されている。
人間は画面の左側にいる人間に対しては親近感を抱き、右側は離れた存在として感じるらしいが、カメラ位置を動かすことによって微妙なその辺で人間の機微を描こうとしていることに感銘を受けた。
特に終盤ででてくるシーンはとてもよかったので必見。

そしてカメラで言えることは、この映画のものすごく肉感的な印象だ。どんなシーンをどんなカットを見ても肉々しい。
演出もそうだが、カメラのせいもきっとある。
この映画はおそらくデジタル撮影なのだろう。今までデジタル撮影には否定的だった私だが、この映画のデジタルはあり!
マジでアリ!
フィルムは綺麗だが、綺麗過ぎて夢を見ているような気分になる。
デジタルなら、そこはもう少し抑えられていて、より現実味のある映像が出来上がる。

デジタルってこういう使い方があるんだと初めて感じた。

もちろんこの映画に言いたいことが無いわけではない。
カンヌが絶賛したというセックスシーンは確かにとても生々しいものであったし、色加減もなんだかとても美しかったけれども、この感じを日本人はもう既にAVで体験済みで、カンパニー松尾などはこれくらいのトーンのものを作っているように思う。
そして、その焼き直しくらいにしか思えなかった私は寝てしまった。

好き嫌いで言えばエマというキャラクターについても独善的であまり好きではない。
自分を認めてくれそうな人のことを天才と呼んでしまう辺りとかなんだかうわーってなって、女のいやなところを見た気分がした。
嫌な部分を見た感じがしたのはアデルも嫌な感じがするシーンはあった。
まあ、その辺は演出がとてもうまいのだと思う。

ただ、まあこんなもんじゃないんですか感は否めない。
風立ちぬの方が個人的にはずっと好み。

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lotis1040

5.0観ないと損ですよ

2014年5月31日
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悲しい

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oi

4.5とても美しいがあまくない

2014年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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るり

4.5出逢いと別離は、熱いブルーの色。

2014年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

さしたる疑問も挟まず、何となくありきたりで、普通の生活を営みながら、でも、「これ」じゃないんじゃないか、とぼんやり思う。
月並みを望みながら、何処かで強い変化を待っている。
安定を願いながら、時には激しく揺さぶられたい自分も居る。
平安を欲しながら、何故か自滅を選択している。
笑っていたいのに、いつも無意味に泣いている。
本当は満たされたいのに、どこまで行っても満たされない。どっちを選んでも泣いている。どっちを選んでも情緒不安定。
誰が悪い訳じゃない。誰かが間違ってる訳でもない。
これが人生。
彼女の歩んだ数年間。アデルの生きた人生の軌跡。

出逢いと別れは、いつも熱いブルーの色。

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ロロ・トマシ

4.0さすがパルムドール

2014年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

というべきものでした。なんといっても主人公アデルのあの生々しい感情を生み出して、捉えてて、3時間に渡って興味を持続させてることがすごい。だって描かれてる事自体は女同士というのを除くと大したことない普通の出来事だから。

裸は確かにいっぱいでてくるけど、それよりも冒頭から終わりまで俳優(主にアデル)をメンタル的に裸になれてる、させてる演出は、やっぱり素晴らしいと思った。加えて、確かにセックスシーンというスペクタクルというか見世物はあるけど、最後のカフェでの生々しいやりとりをみれば、それは重要なモチーフだとわかる。見世物で3時間やってるわけでもない。

観ながら、やはりロメールとユスターシュの国だなということを再認識した。

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ONI

2.5はい。

2014年5月14日
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単純

この頃、世間で評判の良い「衝撃的恋愛映画」は自分にしてみると、はい。としか言い様のないことが続いてガッカリ。私が歳を取ったということなのか、10~20代(だったと思う)に見たべティブルー程の衝撃はなく…。
でも安定性職業が、奔放が、というギャップや食べるということ、女優の熱のこもった演技、効果的なブルーの使い方、など目を引く所も。人が熱烈な恋をして、その“普通な”結末が描かれている。ベッドシーンはAVのように濃厚だった。女優魂に感服。

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夢は映画館の部屋を作ること。

2.0こういうのは踏み絵だから怖いね

2014年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

寝られる

アカデミー賞と違って、パルムドールなので、
単にLGBTの過激な恋愛映画ではないんだよね。

日本の配給会社がこの映画を理解してないのか(苦笑)
「仕立て屋の恋」の時もそうだったけど、
最初、日本向けの予告編を見た後に、
本国のフランス版を見て愕然とした覚えがある。

同じ映画なのに違うとこ見てんのね。

なんでアデルがスパゲティをくちゃくちゃ
食ってるシーンがあるのか?
ご丁寧にナイフまで舐めてるし(苦笑)
凄く分かり易いと思うんだけど。

初めてフィリピンに来た時、
フィリピン人たちの衣食住などを見て、
これと大体似たような思いをしたものです。

フィリピンの場合はカネだけで知性は関係ないので、
例えば、ペッパーランチに年寄りを連れて行って、
店員に「おまえが混ぜろ」なんて平気で言いますから。

しかしね、
欧州人たちがテツガクしてる暇があるのは、
他方で炊事洗濯をする人々がいるからなのですよ。
アデルとかフィリピン人とかね。

対してつい最近までの日本人に教養に費やす暇があったのは、
炊事洗濯をするマシンを作ったからですね!

その日本も確実に格差社会に向かってる訳なので、
まぁ学生の時に「第二の性」ぐらいは読んでおくとか、
ハリウッド映画ばっかし見ないとか(苦笑)

結局(ヨーロッパでは)性差よりも身分差の方が、
より根源的だったというのが私の読みです。

LGBTについては、好きだという権利があるのなら、
嫌いだという権利も欲しいものです。
生理的にダメなものはダメってことで2点(苦笑)

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GokiPinoy

3.0あのブルーが 目に焼き付いてる

2014年5月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

○同じ女性として、演技とはいえ
ここまで晒せるのが凄い。
セックスシーンも、大号泣も。

○映画の尺が長い。
途中「このシーン、カットで良くない?」
と思うところがあった。
(私がお子ちゃまなのかしら)
(ヒロインに同調出来る方には
長くないかも知れない)

○色彩がきれい。
タイトルも手伝って、
未だあの青が目に焼き付いている。

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憶 文月

3.0上映時間約3時間

2014年5月8日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

寝られる

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sky

4.0斬新な愛情表現

2014年5月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

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しゅうちゃん

4.0誰にも見せない女子の姿

2014年5月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

セックスシーンが評価されてるのかもしれないが、まぁそれは置いといて。
女の子として共感できる部分が結構ある。
食べ物をくちゃくちゃ食べたりがつがつ食べたり
だらしなくベッドで寝たり
気になる人が近くにいれば他の事はどうでもよくなってしまったり(友達よりも恋人)
女の子っていうのそんなにキレイなもんでもなく開けっぴろげで不潔に思える姿もあるし、本当ワガママでむかつく生き物だよね。うんうん、と思った。
友達にも恋人にも会わないで1人でいるときの女子なんて結構こういう感じ。欲望を全部出せば女子ってこんな感じ。(実際はそれを出すことが難しいけども)分かるーって思ったり分かりすぎて自分を見つめ直す3時間になる映画。

アデル、エマ役の演技が抜群に上手い。アップのカットで必要に二人の表情を追うシーンが多いが、好きなのか違うのかどうするのか分からない、どうしようっていう葛藤が本当に伝わってきて「ああー!分かるけど辛いこういうの!」って叫びたくなった。
エマが本当にかっこいセックスシーンが評価されてるのかもしれないが、まぁそれは置いといて。
女の子として共感できる部分が結構ある。
食べ物をくちゃくちゃ食べたり
だらしなくベッドで寝たり
気になる人が近くにいれば他の事はどうでもよくなってしまったり(友達よりも恋人)
女の子っていうのそんなにキレイなもんでもなく開けっぴろげで不潔に思える姿もあるし、本当ワガママでむかつく生き物だよね。うんうん、と思った。
友達にも恋人にも会わないで1人でいるときの女子なんてこういう感じだよね、って思える映画です。

しかし、アデル、エマの演技が抜群に上手い。アップのカットで必要に二人の表情を追うシーンが多いが、好きなのか違うのかどうするのか分からない、どうしようっていう葛藤が本当に伝わってきて、アデルも涙目で、「ああー!分かるけど辛いよねこういうの!」って叫びたくなった。
エマが本当にかっこいいので好きになってしまう気持ちが分かる。

二人のインタビューがあればぜひ読みたい。

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あやたも

3.5熱く激しい恋

2014年5月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

同性同士のセックスシーンが話題になっていたのでもっとエロティックな作品なのかと思っていたら…あるカップルの出会いから別れまでを描いたフツウの恋愛映画でした。
ただ、運命の相手が同性だったというだけ。

しかし、同性同士の恋愛についてタブー視したりことさら強調したりという描写はなく異性の恋愛と変わらない描き方をしていたのがよい。
だからこそ同性同士のセックスシーンが際立ったような気がする。

そしてどちらかというと何事にも冷めているようなアデルがエマに向ける情熱的な視線が印象的。
アデル役の女優さんの唇半開きのぽかんとした表情もかわいかった。
何年かけて撮影したのか、あどけなかった顔つきが終盤には大人っぽく美しいものに変化しており少女から大人への成長(精神的にも肉体的にも)を目の当たりにできたのも貴重に思えた。

アデルにとってのブルーは情熱の象徴。
出会ったときのエマの髪の色、愛を交わすベッドのシーツの色、そして自らがまとうドレスの色…。

3時間と長い作品だけど久々に情熱的な恋愛映画でした。

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チャイラテ

4.0激しい渇望の描写に麻薬的に填りそうになる怖~い作品

2014年5月5日
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鑑賞方法:試写会

興奮

知的

萌える

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流山の小地蔵

3.0中だるみはなかったが。。。

2014年5月1日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

3時間という長編なので、途中中だるみがありそうかと思ったけど、案外展開が早く、少しは楽しく見れた。
ただテンポがいいかというよりは、高校生だったのが突然ガッコの先生として教壇に立ったり、相手と突然同棲してたり、相手が一流の画家にまでのぼりつめてたりと、せめて何か月後とかのテロップが入ってほしかった気もする。また同僚と数回寝たという告白も、映画では描き切れていない、というか全体的に省き過ぎた、長編を3時間にまとめた感があるような、総集編のような雑な構図であったのが残念か。
最後も、え、これで終わり?と不完全燃焼な終わらせ方もどうかと。
まぁ、仕方ないかもしれないが18禁にしてるならヘアーまで完全ボカシはないだろ、と言いたくなった(笑)

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yamatakayama

3.0ラストが....

2014年4月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

萌える

かわいい女の子とキレイな女性が恋をする。
これがキタナイわけがない!(*^^*)

ばっちい男が入り込む余地のない世界...

だが、映像は肉欲の裏側までも曝け出そうとする。
繰り返し執拗に、でも美しく表情の一つ一つを丁寧にじっくりと表現しているおかげで、感情の複雑な移り変わりが手に取るよう。

そんなわけで、ニヤけてみたり胸が痛かったりたっぷり感情移入できた。
ちなみに隣の席の女性は、超前のめり。
女性のほうがインパクトが強いかも。

だけどラストがね.....
えっ!?そんな普通な感じですか?
なんかヌルッとした終わり方。

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ともきち

4.5せつない。。。

2014年4月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

萌える

普通の民家から、これまた普通の女の子が出てきてやってきたバスに乗り込もうとする。
そんな何気ないシーンから始まる本作。

高校生アデル(アデル・エグザルコプロス)のそれこそほんとに何気ない日常が、淡々と語られる。
学校で特に問題児というわけでもなく、親と折り合いが悪いわけでもない。
ただ、淡々と過ぎ行く日常に少し物足りなさを感じていたのかもしれない。
そんなとき、エマ(レア・セドゥー)と出会う。

アブデラティフ・ケシシュ監督は、アデルとエマのセックスをかなりしつこく描写する。それもおざなりの美しいだけのシーンではなく、なにをどうしてるのかわかるようなシーンになっている。
本気とはこういうことをいう、とでも言いたげに。

だが、このシーンがあるから、のちのアデルの失意が観る者の身に迫ってくる。
エマに罵倒され、いっしょに住んでいた部屋から追いだされ、なきじゃくりながら街を行くアデルの姿には、本気で人を好きになったせつなさが伝わってくる。

男と女の話だったらここまで身に迫っただろうか。性差には幾ばくかの打算がつきもので、それでも世の人々は打算を打ち消しながら愛を語っている。

女同士の恋愛をここまで描いた功績は、やはり大きい。

アデル・エグザルコプロスは長尺の本作で出ずっぱりで、様々な表情を見せてくれる。高校生から教師まで、彼女が役柄といっしょに成長したかのようであった。

カンヌ映画祭と久々に相性が合った。

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mg599

3.5リアルな恋愛体験

2014年4月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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だいず

3.5本能

2014年4月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

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むた

4.0愛は性の垣根を超える

2014年4月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

「愛は性の垣根を越える」とはアデルがクラブで話しかけられたゲイのおっさんの言葉だが、この映画はゲイカップルという関係の特殊性、或いは社会的な迫害や差別の対象としての同性愛ではなく(同性愛者のデモ運動の描写はあるにせよ)、相手を求め相手からも求められることの幸福や快楽という、極めてプリミティブで普遍的な愛についての物語だった。
同性愛という要素はむしろ、2人の関係性のイノセンスを際立たせている。
周囲や世間一般の不理解というのは往々にして、当人たちの感情を特別化させる要因となる。
古いフランス映画『シベールの日曜日』における男性と少女の親子とも恋人とも形容しがたい関係性のように、当人たちだけが理解し合える世界というのは、秘匿的だからこそ輝いて見え、そして、切ない。

お互いを貪るような長尺のセックスシーンはプリミティブな衝動の表象であり、また、ややもすれば不幸な未来を予兆する刹那的な危うさを感じさせる。
この映画における愛は肉欲でしかない、といった批判の存在を想像するのは容易い。
しかし「それの何が悪いのだろうか」という気持ちにもさせる豊かなリリシズムが、この映画には感じられた。
主演2人の表情の演技はとても印象的だったし、セリフの掛け合いも小気味良い。
アデルとエマの関係性、殊に嗜好が食い違おうとも互いを受け入れ認め合えるような精神性は、自分にとって愛のひとつの理想像だ。

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ホーリー