正しく生きる

劇場公開日:

正しく生きる

解説

京都造形芸術大学の学生とプロの映画スタッフ、キャストがタッグを組んで映画を製作する「北白川派映画」の第5弾作品。とある大きな災害をきっかけに、人々がそれぞれの事情を抱えながら、愛を求めて奔走し、その姿を通して漠然とした不安な時代の中でも「正しく生きる」とは何かを問いかける。放射性物質を組み込んだオブジェを制作展示することで無差別テロを画策する主人公の美術家・柳田を、岸部一徳が演じた。

2013年製作/108分/日本
配給:マジックアワー
劇場公開日:2015年3月7日

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(C)2015 北白川派

映画レビュー

3.0役者目当てで観るのはよい

2023年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

岸部一徳目当てで観に行った。
母親の娘への虐待と性的依存、恋人からDVモラハラを受けていた女性、作品を教授に破壊された友達のいない学生、これらは別に震災が原因というより、震災によって問題が露わになっただけだろう。
BGMもなく露悪的なものばかり見せつけられるが、学生の自主映画らしくやりたいことの情熱だけは伝わってくる。
柄本明は相変わらず常軌を逸している役柄が似合う。
エンタメにはならないが役者目当てで観るのはよいだろう。

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Jax

1.0ひたすら不快な映画です。時間の無駄かも。

2018年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

レンタル店でふと目に止まった。岸部一徳は好きだし、あらすじを読むと70年代の「太陽を盗んだ男」のような作品かと思い期待を込めてレンタルした。

非常に不快な暴力的場面が連続する。不快な場面ばかりで構成されている。繰り返される児童虐待の場面にはたまらず目を覆った。演技も撮影も素人っぽさを強調しているのか?そのため映画の暴力シーンとして見ることが難しく、生々しさがただただ不愉快だった。

東日本大震災から受けた衝撃、混乱や虚無感などが制作の原動力なのだろう。登場人物各人の断片的な物語を並べ、少しずつ接点をもたせ、最後に何か大きなうねりを生み出そうとしたのかもしれないが、「・・・で?」。漠然とした不安や不信を描くのは難易度が高い。まったく伝わってこなかった。
柄本明の役柄がなかったら、なんの話かも分からないだろう。

雑です。
女の子が突然嘔吐して傍にミカンが…の場面には失笑しそうになった。

「今こそ日本人に問う」みたいなことをやりたがってるのは分かるけど、それほどのレベルの映画ではないなと思う。人には勧めません。

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Bell_ray

3.0期待したほどでは

2015年4月13日
iPhoneアプリから投稿

ストーリーは面白いんだけど、イマイチ映画館で観る意味が。
鬼気迫る場面はあったが、確かに学生映画の域を超えてない感はありました。
園子温ぽい?
俳優が学生さんだったならすごい。あと着信音の音楽ベリーグッド

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てっちゃん

5.0原子力による無差別テロを謀る芸術家

2015年3月24日
iPhoneアプリから投稿

とても切実で、恐ろしい。
悲しくて、ちょっとおかしい。
今までの歴史とか災害とか、原発とか格差とか差別とか、色んな事を考えれば考える程、この世界はどうしようもなく虚しい。しかしそこには人々の、どうしようもなく虚しい、切実な生活がある。
観終わった後のずっしりと重い感覚が、今も抜けない。

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むむむ
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