マイ・リトル・ガーデン

劇場公開日:

解説

戦時下のポーランドで数ヵ月間、たったひとりでナチスの目を逃れ、奇跡的に生き残ったユダヤ人少年の姿を描いた感動ドラマ。国際アンデルセン賞受賞作家ウリ・オルレブの半自伝的作品『壁のむこうの街』を映画化。監督は「ミフネ」のソーレン・クラウ・ヤコブセン。

1997年製作/107分/デンマーク・ドイツ・イギリス合作
原題:The Island on Bird Street
配給:インタラクティブシネマ=クエスト
劇場公開日:2000年3月18日

ストーリー

第二次世界大戦下のポーランド。少年アレックスは、屋根裏で『ロビンソン・クルーソー』を読んで厳しい生活に耐えていた。ついにユダヤ人居住地区の一掃が始まるが、アレックスは叔父の助けで逃げ出すことに成功。廃墟でねずみのスノーと孤独な生活を始める。逞しく生きる術を学んでいたある日、表で遊ぶ少女に心を奪われ…。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ネズミはともだち

2020年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 秘密基地が幼心を思い起こしてくれる。『ロビンソン・クルーソー』が愛読書であったおかげでサバイバル精神が身に付いていたアレックスは、瓦礫の中、廃屋の階上に縄梯子をかけて生活空間を作り、ネズミと仲良くなって暮らし始める。

 しかし、戦争の悲惨さ、ナチスの非道さを訴えているかと思って見ると、そうではなく、ほのぼのとした少年時代のアレックスを叙情的に描いた物語であった。ラストは拍子抜けしてしまった。

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kossy