県警強行殺人班 鬼哭野戦場

劇場公開日:

解説

戦後の広島、警察と一般市民を軸に、原爆により深い傷を負い、様々な運命を背負ってしまった人々が熱く生きていく様を、「仁義なき戦い」の世界とは逆の視点から描く。主演は「俺は、君のためにこそ死ににいく」の渡辺大。脚本は「仁義なき戦い 完結編」「北陸代理戦争」「鬼龍院花子の生涯」「極道の妻たち」など数々の作品を手がけるヒットメーカー、高田宏治。

2007年製作/83分/日本
配給:ジャパン・アート
劇場公開日:2007年7月21日

ストーリー

1945年、広島。戦後の混乱覚めやらぬ中、闇市のショバ代をはじめとする様々な利権を巡り、幾多の組がシノギを削る激戦区。だれもが腹を空かせ飢えをしのごうと、バイタリティに溢れ必死に生きていた。満州からの復員兵・梶原大介(渡辺大)は、母と妹の遺骨を抱き、故郷・広島へと辿り着く。闇市では、その場を仕切る村山組を無視し、ショバ代を無理矢理奪おうとする新興の青狼会と岡野組の若いチンピラたちが暴れていた。彼らとのケンカを引き起こした大介は、闇市に張り込んでいた広島署に捕まる。そこで大介は、型破りな警察官の迫田(松方弘樹)と謎の女・かすみ(宮本真希)に出会うの……。

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